松尾清憲ソロ・ライブ
『The Very Best of Matsuo Kiyonori Vol.1』

in 渋谷CLUB eggsite

2002.02.16(sat)


松尾清憲ソロ・ライブ(2002.02.16)

reported by JUNmama  
photo by MATSUOchannel&Bridges  

       <セットリスト>


1.愚かな女
2.グッバイガール
3.月のような少女
4.瞳の中のラビリンス
5.Time Limit Love
6.君にメランコリーブルース

〜アコースティック・コーナー〜
7.エスケープドライブ
  〜Love So Deep (松尾Piano)
8.抱きしめたい
9.ふたつの片想い

10.これは一月に満たぬ愛
11.彼女はそれを我慢できない
〜メンバー紹介〜
12.Good Times Bad Times
13.5月のSuicide
14.僕らのハックルベリーフィン
15.穴の中で僕たち
16.愛しのロージー(松尾Piano)

アンコール1 クルエルワールド
アンコール2 サニーシャイニーモーニング




松尾ちゃま







紅ジャケの松尾ちゃま







松尾さ〜ん






菊池琢己さん







小室さん







オヤジさんが見えない・・残念
2002年初の松尾清憲ソロ・ライブ。記念すべき日がとうとうやってきました!
2001年は、1月のストレンジ・デイズ・イベントでちらりとソロ・ライブを披露してくださったものの、ワンマンのソロ・ライブは2000年7月以来。1年半ぶり!待ちましたよう。場所は渋谷CLUB egg-site。
今回は『GOMES THE HITMAN』がオープニングアクトとして登場。松尾ファンの心を「ぎゅっ♪」ととらえるパワフルな演奏を聞かせてくれました。
イバラード・ライブなどで松尾さんのサポートとして参加してくれた高橋結子さんも「GOMES THE HITMAN」のメンバーです。パワフルなドラムを聞かせてくれました。

短い休憩のあと、いよいよメンバーの登場です!!

オープニングはウィングス”JET”の雰囲気のギターから。
何の曲が始まるのか、ドキドキしながらステージを見ていると・・・きゃーーっ!『愚かな女(Stupid Girl)』が!!
♪Hey! Stupid Girl〜♪での照明&”Velvet Tea Sets”風のアレンジがかっこいい!

続いて『グッバイガール』のイントロが!
さてさて、私達前方に位置していたオーディエンス数人が、立ちたいのだけど・・・後ろの人に悪いし・・・という気持ちからフェイントしてしまいました。結局立てませんでした(苦笑)。

ここで「(ん)松尾清憲ですっ!」といつものご挨拶!

そして『月のような少女』。MOONつながりで『瞳の中のラビリンス』と「Passion Glory」からの曲が続きます。アルバムとはまた違ったアレンジがVelvet Tea Sets風でこれまたすばらしい。圧倒的な存在感で演奏が続きます。

<MC>
「松尾清憲は今レコーディング中です。知ってました?ストレンジ・デイズ・レーベルから三枚目になるんですが。二枚目のあたくしが。二枚舌のあたくしが、もう〜。(笑)」
今はボーカルを入れ始めたところとのことです。

ライブでやったことのないという『Time Limit Love』。Velvet Tea Sets風で。(「できるか!?」と松尾さん)松尾さんが最後のほうで笑っちゃったのは、ドラムの某君のささやき(?)を思い出したからとか・・・(笑)

『君にメランコリーブルース』演奏といいコーラスといい、胸に迫ってくるものがありました。やっぱりライブっていいですね〜(はあと)。琢己さんのギターが泣く泣く。

ほう〜っというタメイキの中、E.ピアノがセッティングされます。その間に松尾さんのMCが。レコーディングのこと、参加メンバーのこと、「タイトルはほぼ決まっているのですが、『◎×△●※%◆』なんですけどね〜(笑)」
メンバーのみなさんは引っ込んでいかれて、松尾さんおひとりでピアノの前に。恒例のアコースティック・コーナーです。
1曲目、ピアノの弾き語りによる『エスケープ・ドライブ』。松尾さんのボーカルがジャジーなピアノにのって響きわたります。ニクイアレンジで、オーディエンスの心をわし掴み。こ曲の新たな魅力を発見しました。松尾さんの弾き語りは、力強くて繊細でセクシー(うっとり)。この声に私達は魅せられるのでしょうね。

<MC>選曲会議のこと。「自分の入れたい曲がはいらなかったりするんですよ。厳しいでしょ?(笑)」テルミンの口真似まで登場しました。(笑)
「詞もついていて、あとはレコーディングを待ってる曲があって。これもレコードに入れたいと思ってる曲です」
『LOVE SO DEEP』
ピカデリーサーカスのライブなどでも演奏されてきたこの曲。ライブでは久しぶりに聞きました。いつも思うことですが名曲です!(杉真理さん作詞・松尾さん作曲)
松尾さん曰く”ミッシェル・ポルナルフ”風衣装のおやじさん(私はエルトン・ジョン風かと思いました。笑)のシンセサイザーが加わって深みのある演奏に美しい調べ。松尾さんの歌声。崇高なHeavenlyな景色が目の前に広がってきます。(感涙)

メンバー全員が揃いアコースティック・コーナーは続きます。
鈴木雅之さん(マーティン)に提供した曲はたくさんありますが(大ヒットした「恋人」も松尾さん作曲)、この曲はご自分用に作った曲だったのですが、マーティンのディレクターに気にいられて発売になったというエピソードを話してくださいました。作詞は直枝政太郎さん。『抱きしめたい』をVelvet Tea Sets風に。コーラスが素敵〜。松尾清憲バージョン、素晴らしいです。さすが!
『ふたつの片想い』で締められちゃった日には、もうメロメロです。松尾さんのボーカル&コーラスにうっとり。とろけちゃった人、多数出現!(笑)

そしていよいよ後半戦に突入です!
『これは一月に満たぬ愛』このサイケさ、たまりませんっ。
慶一さんの作詞つながり(?)で『彼女はそれを我慢できない』オヤジさんの間奏シンセが、菊池さんのギターがウネリをあげます。うう〜ん!

<メンバー紹介>
バンマス・小室さんのMCで(他のメンバーのかたのMCもあるといいかも〜)、「今回の選曲会議も名曲ぞろいで。一番人気のあった曲が次にまわっちゃったり・・。だから今年中に、もう一枚アルバムを作ってもらいたい」発言が!
きゃ〜っ!松尾さん、期待していまーーす!!しかし、松尾さんの才能は留まるところを知りませんね。

『Good Times Bad Times』
たたみかけるように、『5月のSuicide』 
客席は待ってました!とばかりにSTAND UP!!DANCE,DANCE,DANCE!♪フーチャイフーチャイ♪
そして『僕らのハックルベリーフィン』のイントロが!♪僕らはいつもハックルベリーフィン♪全員で大合唱。
あのグィターの音。「キャーッ!」という声援。『穴の中で僕たち』で盛り上がりは(有)頂点へ!松尾ライブではもう常連の曲といえるでしょう(笑)
「次の曲で最後なんですが、ピアノを弾きたいので」と、ここでE.ピアノが搬入されます。
『愛しのロージー』何度聴いても名曲です。こうしてライブでこの曲を聴くことができる幸せ。Velvet Tea Setsの演奏も最高です!
松尾「どうもありがとう!」


アンコールの拍手の中、メンバー登場〜〜!
鹿島さんのキーボードから始まるあの曲!『クルエルワールド』最高〜〜!!Velvet Tea Sets風のアレンジがカッコイイ!!

再度アンコールの拍手。さあ、次は何を演って下さるのか?
松尾「お言葉に甘えてもう1曲。あと1曲しかないのよ。テルミンのことは長くなるからまたそのうち(笑)。アルバムが出たら、できれば新しいアルバムを引っさげて!みたいなライブをやりたいと思っているんですけどね。今日はありがとうございました!!」
『サニーシャイニーモーニング』
明るい照明の中、一緒に歌う人、踊る人、みんなの笑顔。松尾さんの笑顔。大好きな曲。

松尾さん、Velvet Tea Setsのみなさん
ステキなライブをありがとうございました!!
次は「ニューアルバム発売記念ライブ」でお会いできますように!








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