マルロ  (Vo)

 

                 マルロ fan site ( daum cafe)  http://cafe.daum.net/bluemusica

 

  

   3集 「ポッコッ チダ (桜散る)」 (2003.3) 

      マルロ (vo)

      イム ミジョン (p)

      チョン ソンシク (b)

      クリスバーガー (ds)

  韓国の歌謡を新しく美しく歌うクロスオーバーミュージック。 

  

      
   

  2集  「Time for Truth」 

                              

 
  

  1集  「Shade of blue」 (1998)

  

    

 

ハスキーで力強い歌声、軽やかなスキャット。存在感のある女性ジャズシンガーのマルロ。(以前はチョンマルロの名前で活動)

ソウルのジャズクラブでのライヴに出演。多くの韓国のミュージシャンと共演している。

 

1993  第5回 ユジェハ 音楽コンクール 銀賞受賞

1995     バークリー 音楽大学入学

1996       5月 帰国、クラブ活動開始。

1998  SBSドラマ 「タンタンハン ノム」 音楽ディレクター及び出演

1999  cool、パクソギョン、チェセジン、ユジンパク&シンガンウン 公演参加

 

 

歌手になる考えはなかったが、自ら音楽的才能を生まれつき持っていると信じていた。

5歳からピアノをはじめ、中学2年の時、ギターコードを一人で会得し、ボーイソプラノの声でプサンの重唱団を引っ張

った。歌曲、アリアはもちろん、パンソリにヘビーメタルまでこなし、大学時代には、近隣のカフェでギター歌手として

名をはせた。音楽に関して自信満々だった彼女の鼻っ柱をことごとくつぶしたのがジャズだ。あっという間にジャズに

はまってしまった。4拍子の独特なリズム感。耳で覚えることだけは満足できなかった。キョンギ大物理学科に入学したが、

宇宙の世界よりジャズの世界がずっと神秘的に見えた。

卒業した年、バークリー音大に入学。世界各国からの選りすぐりの者たちが集まるときいて、すっかりおじけづくが、

彼女に当たった教授はあなたは生き残れる。心配しないで。といわれる。初めの学期は試練の連続だった。

アフリカ音楽にクラシックとブルース等、すべてのジャンルの音楽を複雑にひとつになって、誕生したジャズ。眠る時

間をのぞいては、大部分練習室に閉じこもっていた。ピアノの下で体をかがめて寝る彼女を見て、友達が作業室を貸して

くれた。ジャズのレコ−ドで一杯の部屋。そこで、マイルスデイビスのコレクションを聴いた。

少しずつレパートリーを増やしていった。声も太く、力のあるハスキーボイスに成熟していった。特に即興ソロ演奏に卓越した

技量を発揮する。指導教授だったパブストルフは「私の学生たちがマルロの中くらいにでも行けばいい」と賞賛した。

テハンノのチョンニョンドンアンドがデビューステージ。曲解釈力も優れていたが、歌の中間で即興的につづられるスキャット

はジャズミュージシャンたちの口をぽっかりとあけさせた。クラブを舞台に活動を始めた。ユボクソン、シンガンウンのバンドと呼吸

を合わせる。彼女はどんな曲でもスタンダードで歌わない。新しいリズム、新しいコード、新しいスタイルに変えて歌うのだ。