イ ジョンシク  (ts)

 

                     イジョンシク daum cafe    http://cafe.daum.net/jasslee

 

   

   「Wonderful Peace」 2003.7

       パイプオルガン奏者 Jorgen Lauritsen との

    Jaegersborgk教会での録音。

    バッハ「主よ人の望みよ喜びよ」で始まり、

        Duke Ellington, Billie Holiday などのジャズを

    パイプオルガンとサックスという珍しいDuoで聴かせる。

    CDには、ポストカードも付いている。

    久しぶりに発表された、イジョンシクのアルバム。全18曲。

 

 
  「イジョンシクの0時のジャズ Smooth Jazz」 2002.7

   スムースジャズを集めたアルバム。

   全24曲

  
  「イジョンシクの0時のジャズ by Request」  2002.1  

   ラジオプログラム「0時のジャズ」での

   リクエスト曲を集めた2枚組          

              

   
   「ファド (話頭)」 2001

  

  ジャズが入り半世紀の韓国ジャズの実体性を探すために、

  今世代の最高のジャズ奏者イジョンシクが 

  Korean Jazz Standerd を初めて試み、

  1930年代〜70年代以降の韓国歌謡をもとに編曲した

  アルバム。

  

  イジョンシク(ts、vs)

  チャンサイク、チャウンジュ (vo)

  イジュハン (tp, fp)

  クァクユンチャン (p、kb)

  チョンソンシク、キムヨンヒョン (b)

  バクチヒョク (g)

  キムヒヨン (ds)

  ムンヤンスク (カヤグム)

  「My Life 」 1998

 

 
 
 「イ ジョンシク in NY」  1997

 

 「Collaboration」 1996

 

 
 「Passion」 1995

 

 
 「夜へ走る汽車」 1993

 

 

 

サックス奏者、イジョンシクは、CBS放送のラジオ番組「0時のジャズ」や、

ソウル市内のジャズクラブでの活動を通して、人気を集め、知名度も高い。

日本人ミュージシャンとの共演も多く、

中堅世代の代表として、現在韓国のジャズ界を引っ張っていく存在である。

                         

                 

1961年生まれ  ウエストミンスター神学大学 宗教音楽・作曲科卒業

1986〜87 1年間 マロニエ野外舞台(大学路)公演

1986〜87 1年間 芸音ホール公演

1988     オリンピック記念 漢江フェスティバル出演

1991     韓日文化交流ジャズトレーニング 出演 (大阪サンケイホール)

1992     韓日文化交流ジャズトレーニング 出演 (大阪ブルーノート)

1992     アジアジャズフェスティバル 韓国代表として参加(福岡)

1994     ソウルジャズカルテット結成

1994     日野元彦バンドと共演(東京)

         日野元彦バンドと、ソウル、チョンジュ、プサン公演

1995     現代CATV イメージアッププログラムのジャズアップチームで参加。

         ソウルフィルハーモニックオーケストラ 協演

         Fuji jazz festival in japan 参加

         Asia all stars の一員としてアメリカ、カナダ、中国ツアー参加

1997     レコーディングで、東原力哉、荒巻茂生と共演。

1999     芸能情報 新聞社 選定  今年最高の演奏者賞 受賞

1999〜00  ジャズマガジン トゥーバップ 選定 今年最高のサキソフォニスト 2年連続受賞

      現  ソウルジャズオーケストラ 常任指揮者

          水原市 文化観光部 公演企画理事

          水原女子大 大衆音楽科 主任教授

          CBS FM 0時のジャズ 司会進行

          韓国芸能協会 演奏分科 理事

              

                  

 

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国内ジャズ演奏家の系譜は、上に、キルオギュン、イパングンから、チョンソンジョ、シンガンウンの代にきて、

とぎれたようだった。

その理由は、最近の若い音楽家はジャズをやれば、寒く、腹がすき凍え死ぬのにちょうどいいとしながら避けてきたためだ。

しかし先輩ジャズミュージシャンはジャズをするという意地やこだわり、そして、商人精神で団結してきて、

今まで耐えて来ているのが事実だ。

そんななかで、次の世代のイジョンシクが、先輩達の代を引き継いでいきているということは、並大抵の嬉しさでない。

彼のサックスの演奏の実力はすでに多くの歌手達のレコードに、欠かすことができなくなっているほどに、定評がある。

イジョンシクのサックス演奏は、確かにケニーGのフュージョンやニューエイジの方向よりはむしろ、

ジョンコルトレーンやチャーリーパーカーのメインストリームを追う傾向があり、

韓国よりも、ジャズの水準が一段上の日本で名前がもっと知られており、韓国日本ジャズフェスティバルの正規メンバーでもある。

1988年 ジャズクラブ ソウルジャズカルテットをつくり、国際漢江ジャズフェスティバル、アジアジャズフェスティバルなど、

国内国外を行き来しながらジャズフェスティバルに参加して、93年KBS第2テレビプログラムのタイトル曲、

「夜に向かう汽車」などが収録されたジャズアルバムを発表もした彼は、今もジャズ人口の底辺拡大のために

夜にはイテヲンなどの場所のジャズバーで渾身の努力を傾けている。

                                               ソンソグォン ジャジーなジャズ話 より