エピローグ
浦和へ来て14年と云う時間が流れ、そして今、終止符が打たれました。自分の中で又一つの時代が終わってしまいました。
沢山の人と出会い沢山の人が去っていきました。今度はどうやら自分が去る時が来てしまったようです。
とてもわがままな店でした。それでも素晴らしい人に沢山出会うことができました。本当にありがとうございました。
この地を去る時間が刻々と迫ってきます。色々な事が止めどなく想い出されて困ります。もちろん心残りがないと言ったら嘘になります。またまた大嫌いな別離が。でも新たな出発と云う事で自分に理由付けして前に進む事に。
店の最終日は感動的な夜でした。殆どの人に時間が無く連絡ができなかったのに沢山の人が来てくれました。驚きました。
涙で惜別の言葉をぶっつけてくれた常連さん達。又、飲みたいお酒をぐっと控えての朝までお手伝いの諏訪様等、本当にありがとうございました。只々絶句。
また閉店の際、ゴミの多さに閉口していたところを自発的に助けに来てくれたナガハマ氏等、結局、最後まで世話をかけてしまい、頭が上がりません。本当に助かりました。
最後になって人の気持や心をも再確認させられた未熟な店主でした。海へは少しばかり離れた北の地へと移店?しますが、狭い日本です。元気でいればいつでも会えるはずです。取りあえずホームページで連絡先・近況をご報告できればと思いますが、落ち着くまで少しお待ち下さい。
皆々様、永い間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
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