Kraftwerk

 一つの時代を築いたと言っても良いバンドです。70年代の後半は本当に輝いていました。他にこんなバンドはなかった。彼らの無機質な音楽はその後のテクノの基礎となりました。この頃の音楽や歌詞を味わってみると、物質から人間に向けられた批判というのを感じます。物質は自身では行動できず、それを悪しき方向に使うのは人間ではないかと。1998年6月に久々の来日を果たしました。東京で3回だけの公演でしたが、遠くはオーストラリアから駆けつけた人もいました。公式HPはこちらです。

[News]
・ようやくCD版のRM発売が開始となりました。Autobahn以降の8作品がJacketも新装で発売される事になりました。UK:10/5,US:10/6,JP:11/4となります。

0.Tone Float -Organisation- (1970) Boot CD
 正規のCDは存在しません。イギリスでOrganisation名義でリリースされたそうです。LPをお持ちであればかなりの価値があると思います。実験音楽というと判りやすいと思います。打楽器が多く、民族音楽にも通じるものがあるでしょう。このCDには、Bonus Trackとして、Beat Clubでの演奏が収められています。

1.Kraftwerk (1971) UK LP
 記念すべき1stです。やはり実験音楽で、難解です。Kraftwerkというよりは、Neu!の方が近いでしょう。正規盤のCD化はされていません。


UK LP: 6499 268-9 Matrix: 6449268 1V//4▽420 05 1 2/6449268 2V//4▽420 05/6449269 1V//3▽420 05 1 1/6449269 2V//3▽420 05 1 (Vertigo)

2.Kraftwerk 2 (1972) UK LP
 2ndも同じく実験音楽ですが、その後の彼らを予感させる曲もあります。リズムボックスが使われているからでしょうか。私が持っているのは、1.と2.が合体したUK盤です。正規盤のCD化はされていません。

3.Ralf and Floarian (1973)
UK LP: 6360 616 Matrix: 6360616 1V//1 420 04 1 1 15/6360616 2V//1 420 04 1 1 18 (Vertigo)
 二人がNeu!を結成して脱退し、残された二人だけで作ったアルバムです。模索していた時代かと思いますが、その後の方向性がかなり見えてきています。非常に好きなアルバムです。やはり正規盤ではCD化されていません。持っているUK盤は、プリント板のジャケットのもので、少し珍しいかと思います。

4.Autobahn (1974) JP CD,Ger CD,RM UK CD
 新たに二人をメンバーに迎え、ドイツの有名な高速道路であるアウトバーンをイメージして作られたコンセプトアルバムで、世界的にヒットしました。A面を締めるタイトル曲は、高速道路を走りながら聴くと気持ちよいそうです。音質的には、歪みが目立ちます。彼らのその後の方向性を決定づけた重要なアルバムです。80年代に新たに録音し直した音源が存在するようです。やはりUK版はジャケット違いのLPだったのですが、これは非常に高価でとても買えませんでした。
 後で買ったGer盤ですが、音質の印象が異なります。再録音の音源のものかもしれません。

5.Radioactivity (1975 放射能) UK LP & US CD
UK LP: E-ST 11457 Matrix: E ST1 11457 1/E ST21 11457-1 (cAPITAL)
 あまりヒットしなかったようですが、隠れた名盤と言えるでしょう。タイトル曲などは、今でも演奏されていますし、BestやMixにも収められています。このアルバムから、世界の市場を意識したようで英語の歌詞が含まれるようになりました。同じ歌詞を、英語と独語で歌っています。ラジオ・無線をイメージしたコンセプトアルバムです。

Ger,6.Trans Europe Express (1977 ヨーロッパ特急) Ger CD&JP CD,RM UK CD
UK EP: 12KKM5206 Matrix: KKM5206A/KKM5206B (TEE DJ EP)
 電車をイメージしたコンセプトアルバムです。彼らのアルバムの中では、一番好きな作品です。本国では独語で、それ以外の国では英語で歌われています。比較してみると、英語の方が曲にマッチしているように感じられます。多分、英語で作られたのでしょう。意外にも歌詞に意味のある曲があります。風刺的な意味合いを感じます。ジャケット写真はGer盤が違っているようです。このジャケットは、日本盤などでは内袋に使われていた写真だと思います。

7.The Man Machine (1978 人間解体) Ger & US CD,Ger LP
 ロボットをイメージしたコンセプトアルバムです。こちらも独語・英語で発売されています。これもかなり風刺が効いています。The Robotの中でロシア語で入るナレーションは、'I'm your Slave,I'm Your Worker'と言っているそうです。6.には及びませんが、良い出来でありました。当時は、ディスコでも良くかかっていました。Ger盤のThe Modelの歌で途中で妙に強調されている部分があります。とても彼ららしくないのでとても印象に残ります。CD,LP共同じです。

8.Computer World (1981 ) US CD
 待ちに待ったアルバムだったわけですが、内容は少しがっかりの出来でした。これまでは、時代を少し進んでいたコンセプトであったわけですが、コンピュータがコンセプトであるこの作品にはさほど先進性は感じられなくなっていました。しかし、当時人気のYMOが彼らから影響を受けたと発言したこと、Pocket Calclatorが各国語でシングルカットされたことなどでヒットはしたようです。(日本では'電卓')現在のファンはこのアルバムから入った人が多いようですね。
 来日('81)時のインタビューによると、彼らは楽器等も自作しているそうです。この作業にかなりの労力が使われたようで、創作活動に専念できなかった(しなかった)ことが、時代の先取りができなくなった原因ではないかと思います。

9.Tour de France (1983) UK CD
UK EP: 12EMI 5413 Matrix: 12 EMI 5413 A-1-1-1-1-22/12 EMI 5413 B-1-1-1-1-1
 これは、発売を予定していた'Techno Pop'というアルバムの先行シングルとして発売されたそうです。しかしそのアルバムは発売されず、10.まで延期されました。タイトルからして時代から遅れていたのは否定できないでしょう。30cmシングルで、様々なバージョンが収められています。有名な自転車レースをモチーフにした曲です。それなりに面白い曲ではありますが。現在ではコンサートで定番の曲です。
 '99年にドイツとUKで3曲入りのCD Singleが発売されました。収録VersionはEPのものとは必ずしも一致しません。CD-EnhancedでVideo Clip(昔の方のもの)も収録されています。ジャケット写真を比較すると、前から二番目の人が、前を向いている(EP)のと、下を向いている(CD)という違いがあります。上のジャケット写真はCDのもの、クリックするとLP(初版)の写真が表示されます。

10.Electric Cafe (1986)
US LP: 1-25525 Matrix: 1-25525-A-SH1/1-25525-B-SH2
 'Techno Pop'のアナウンスから、遅れに遅れて発売されたのは、1986年。既に時代に取り残されたという感は拭えません。録音はドイツで行われましたが、Mixはアメリカで行われました。その意味では、少し感じが変わっています。Masteringは、Bob Ludwig。アメリカ感覚を導入しようとしたのでしょうが、これは逆効果だったかも知れません。これ以降、長い沈黙が訪れます。

11.The Mix (1991) US CD
 長い沈黙を破って発売されたこのアルバムは、旧作の焼き直しでありました。音質面の改善はあるのですが、音楽的には、あまり新しくはなっていませんでした。アレンジは多少変わっているのですが、いわゆるテクノといった感じです。私はKWはテクノではないと思っているので悲しいです。

12.The Best of Kraftwerk (1993?)
 公式ベスト盤です。もう少し入れてほしかった曲もありますが、長い曲もあるので仕方ない部分もあるかも知れません。再発の際にジャケットが替わったので、2種類のジャケットが存在します。

13.The Model (1992) US
 Capital傘下のCleopatraからリリースされた1975-1978までの編集盤です。シングルバージョンが多く収められています。Les Mannequins(Showroom Dummies)はフランス語で歌われていて貴重です。よくよく観ると、ジャケットは複数存在するようですね。両方を掲載しておきます。

14.Autobahn Tour (Concert Classics) JP CD
UK LP: RANCH 4 Matrix: RANCH 4-A/RANCH 4-B
 彼らの初の公式Liveアルバムとなります。75-76年の音源のようです。Autobahn以外の曲はこれ以前のアルバムの曲のようです。
 ライナーによりますと、どさくさ紛れに契約してしまったもののようで、質はBootleg並です。Autobahnではイントロが始まると拍手が起こりますからAutobahn発売以降のLiveであることは間違いありません。オリジナルでは曲目が誤っていますが、日本盤では訂正されています。(MCでちゃんと曲紹介をしているのに)左からは機器からと思われるブレスする盛大なノイズが、右側からはハムノイズが盛大に聞こえます。音質はましなBootレベルです。演奏の方は、即興の部分もかなりありますし、機材に頼らず実際に演奏していますので、人間臭さを感じます。右から聞こえる鉄琴(?)の音はなかなかです。また、曲目も好きな曲が多くてGoodです。最後のTanzmusikがフェイドアウトで終わっているのは残念。日本では日本クラウンからの発売になっています。録音時期を考えると貴重な音源です。海外では、'Concert Classics'で発売。UK LPを聴くと音質的な印象が異なります。LPの方がかなり良い印象です。ノイズ量も減っているように聴こえます。上のジャケット写真は初回限定のCDジャケットで、これをクリックすると、海外版LPのジャケットが表示されます。

15.Expo 2000 Ger CD
1. EXPO2000 (RADIO MIX)
2. EXPO2000 (KLING KLANG MIX 2000)
3. EXPO2000 (KLING KLANG MIX 2002)
4. EXPO2000 (KLING KLANG MIX 2001)
 CD Single扱いの新作です。ジングルはWEBからDLできました。4曲入りですね。日本盤は2/2Kに発売ですが、輸入盤が既に入ってきています。見る角度で模様が動く特殊ジャケットです。音楽的にはこれといって感じるものはありませんでした。彼らが新曲を発表したということに意味があるのでしょう。

16.Expo 2000 Remix EU CD
1. EXPO2000 (Orbital Mix)
2. EXPO2000 (Francois K + Rob Rives MIX)
3. EXPO2000 (DJ Rolando MIX)
4. EXPO2000 (Underground Resistance MIX)
5. EXPO2000 (UR Infiltrated MIX)
6. EXPO2000 (UR Thought 3 MIX)
 CD Single扱いの続編です。いわゆるRemixものです。音楽的には特に取り立てて言うことはありません。早く新作が聴きたい。

17.Expo Remix US CD
1. EXPO2000 (RADIO MIX)
2. EXPO2000 (KLING KLANG MIX 2002)
3. EXPO2000 (KLING KLANG MIX 2000)
4. EXPO2000 (Orbital Mix)
5. EXPO2000 (KLING KLANG MIX 2001)
6. EXPO2000 (Francois K + Rob Rives MIX)
7. EXPO2000 (DJ Rolando MIX)
8. EXPO2000 (Underground Resistance MIX)
9. EXPO2000 (UR Infiltrated MIX)
10. EXPO2000 (UR Thought 3 MIX)
 2001にはExpo Remixesというアルバムが発売されました。10曲入りです。上の2枚を1枚にまとめただけでした。

18.Tour de France -Soundtrack-(03) EU CD
 自転車レースの老舗Tour de France100回記念なのかSound Trackで発売されました。EU盤は残念ながらCCCDになっています。

 04の初頭に世界的(?)なツアーがありました。(私は知らなかった...)日本でも小さな会場で公演がありました。詳細が分かりましたらお知らせいたします。

19.Aerodynamik -Single-(3/15/04) EU CD
1.Kling Klang Radio Mix/2.Kling Klang Dynamix/3.Alex Gopher/Etienne De Crecy Dynamik Mix/4.Francois K Aero Mix
 Mix違いの4曲入りSingleです。Liveでも演奏されている曲ですね。

20.Minimum Maximum(6/7/05) UK Notebook

Disc 1
The Man Machine(Warszawa:Sala Kongresowa)
Planet Of Visions(Ljubljana:Krizanke Monastery)
Tour De France Etape 1(Riga:Skonto Hall)
Chrono(Riga:Skonto Hall)
Tour De France Etape 2(Riga:Skonto Hall)
Vitamin(Moscow:Lushniki Sports Palace)
Tour De France(Paris:Grand Rex)
Autobahn(Berlin:Tempodrom)
The Model(London:Brixton Academy)*(Berlin Tempodrom)
Neon Lights(London:Royal Festival Hall)
Disc 2
Radioactivity(Warszawa:Sala Kongresowa)*(Tallinn Exhibition Hall)
Trans Europe Express(Budapest:Sportarena)*(Riga Olimpiska Halle)
Metal On Metal(Budapest:Sportarena)*(Riga Olimpiska Halle)
Numbers(San Francisco:Warfield Theatre)
**Abzug(Riga Olimpiska Halle)
Computer World(Moscow:Lushniki Sports Palace)*(Riga Olimpiska Halle)
Home Computer(Warszawa:Sala Kongresowa)
Pocket Calculator(Moscow:Lushniki Sports Palace)*(Berlin Tempodrom)
Dentaku (Tokyo:Shibuya Ax)
The Robots(Moscow:Lushniki Sports Palace)
Elektro Kardiogramm(Tallinn:C-Hall)
Aerodynamik(Riga:Skonto Hall)
Music Non Stop(Mosvow:Lushniki Sports Palace)
 04TourのLive音源です。各地のLiveからBest Takeが選ばれているようです。Ger版のみ他と若干の違いがあるVer.に加えてドイツ語で歌っているという相違があります。ファンは両方買わねばならない?事前に収録曲と会場が紹介されているので記載しておきました。*は会場がドイツでGer.版、**はGer.版のみのBonus Trackです。JP版もなにかBonus Trackを付けそうですね。06年にはSACD版も発売されました。若干収録曲が異なるようです。(詳細不明)

Elektric Music/Esperanto (1994) Ger CD
 元KraftWerkのKarl Bartosのバンドです。ライナーには曲目程度の情報しかありません。Andy McCluskey - Vocals,Emil Schult - Art Direction,Karl Bartos - Producer,Stefan Ingmann - Mixingとなっていて、他にManteuffelという人が作曲に登場しています。The Manmachineの頃のKraftWerkっぽいと言えなくも無いですが、どうも安直なテクノという気がしてなりません。もうひとひねりしてほしいと感じました。Digi-Packの限定版が存在します。

[Video]
彼らの映像はさほど多くありません。あってもVideo Clip程度のものです。

*Beat Club -Progressive Rock- (1971?) LD
 ドイツのTV番組からの映像です。この時、Ralfが参加していません。どちらかというと、Neu!といった方がよいかも知れませんね。やはり、実験音楽的な演奏です。

*Trans Europe Express (1977 Video Clip) Beta
 このClipは'81年のコンサートでも上映されていました。セピアっぽい映像で模型の電車が走っています。歌詞に同期して、BowieとIggyの写真が登場します。98の来日公演では新しいClipが上映されました。

*The Robots (1978 Video Clip)
 記憶が頼りですが、人形と本人たちが入れ替わり立ち替わりロボットのように動くClipだったと思います。赤いシャツに黒いスーツ(ネクタイも黒)というジャケットと同じ出で立ちだったと思います。この服装にあこがれて真似をしたことがあったような...。

*Tour de France (1983 Video Clip) Beta
 持っていないと思っていたのですが、Air Checkされていました。白黒の古いTour de Franceの映像が中心です。映像と音楽とがあまりマッチしていない様に感じます。持っているテープはMONOでした。尚、98の来日公演では新しいClipが上映されました。

Minimum Maximum (2005) UK DVD(Notebook)
 初の公式Live映像です。'98の時よりも更に機材がコンパクトになっています。全体の構成はこの時とさほど変わっていません。Backで流れる映像が一部昔のもの('81来日時)に戻っている様にも感じます。画質はさほど悪くありませんが、ややRateが低めに抑えられているように感じます。音声は2ch(Default)と5.1chが収録されていて音質は問題ありません。UKでは12/5/05発売で同時にCDとBookletが封入された'Notebook'という限定版Boxも発売されています。UK版を購入しました。PALでR0でした。US版は1/10/06発売予定ですがR0かどうかは不明です。

[Bootleg]

*Koln Live '71 (1971) Ger
 オリジナルは、プロモーション用の限定プレス(シリアルNo入り)であるようです。実験音楽の頃ですから、辛い部分もありますが、好きな曲も演奏されています。LPからのコピーのようで、盤質が悪いLPであったようで、音質はかなり酷いです。A面の冒頭から引きずったゴミは、最後まで続きました。

*Live in Japan (1981) Air Check CDR
 1981年9月7日の日本武道館のライブは録音され、FMで放送されました。この音源からかなりのBootlegがリリースされています。音源としては当然良好です。残念ながら全曲は放送されませんでした。シングルでヒットした、Pocket Calclator(電卓)は何故か放送されませんでした。大阪公演と多少曲順が違ったようです。1曲目のNumbersはナレーションとかぶっていました。Song List

('98/11/24)

 こちらの方を訂正するのを忘れておりました。録音場所は、中野サンプラザが正しいです。日本武道館となった原因は、Bootlegも含めて放送時のアナウンスがそのように言っていたからです。また、この音源は再放送されたようで、そのときは正しく中野サンプラザとアナウンスされたそうです。録音日に関しても、9/7か9/8か今となってはよくわかりません。

*Live at Osaka (1981) CDR
 これは、こっそり録音しました。モノラルのポータブルカセットで録音して、ディレイマシンとイコライザーで疑似ステレオ化と補正を行いました。長い間、カセットで保有していましたが、最近CDRにコピーをしました。音質は良くありませんが、デジタルノイズリダクションでかなり聞き易くなりました。お店には売っていない貴重盤です。^^;)ジャケット写真はブラジルの知人が作ってくれました。Set List

('98/11/24)大阪のCompleteなBootlegが存在するようです。ちょっとショックです。
('99/ 1/13)大阪のCompleteなBootlegはどうやら私の録音したものと観客の反応など違っているそうです。Bootではよくあるいい加減な表記だったのでしょうか。

*Live at Chicago (1975.4.19) CDR
 Tradeで入手しました。81年のLiveも一緒に入っているCD-RのBootでした。75年頃はやはり即興演奏がかなりの部分を占めていたことがよくわかります。音が悪くてAutobahn Tourと好い勝負です。81年の方は日本公演によく似ています。BootのCD-Rを見たのはこれが初めてでした。

*Live at Paris (1976.2.28) CDR
 これもtradeで入手した音源で、元はカセットです。76年ということでAutobahn Tourとは少し違うかなと思ったのですがそうでもありませんでした。MCが入っているのですが、メンバー以外の人のようで、フランス語で何かしゃべっています。

*Live in Germany Vrendenberg (1981/10/12) CDR
 日本公演と大差ありませんでした。やはり英語ではなくてドイツ語で歌っています。Song List

*Live in Germany (5/27/93) BETA
 これはVideoです。同じくTradeで入手しました。どういうわけか、KWでTradeを希望される方が圧倒的に多いです。Colorの映像ですが、2階席から撮影しているようです。Bootだけど、引いたりUpに寄ったりと結構カメラワークがあったりします。音はカメラのマイクの録音なのか、MONOですし、音の状態が頻繁に変わります。93年のLiveですが98の赤坂での来日公演にかなり近い構成でした。アレンジも同様です。後ろのスクリーンは3面でした。ロボットは登場しません。ドイツでのLiveなのでやはりドイツ語で歌っています。(当たり前か)

*Live at Akasaka Blitz (1998.6.3) CDR
 これもTradeです。日本公演はどの日もあったのですが、やはり観に行った6/3のものにしました。冒頭のアクシデントまで入った完全版です。

*Live in Buenos Aires (1998.10.12) CDR
 収録はAir Wave以降最後までです。途中で'Numbers'のイントロが誤って流れてしまうというアクシデントがありました。赤坂のコンサートとはほぼ同じ内容ですが、観客の歓声はとてもサッカー的です。観客は超満員といった印象です。Song List

*Live in Rio de Janeiro (1998.10.16) MD->CDR
 Brazilの知人がBonus Track付きで送ってくれました。Song Listは赤坂Blitz等と同じです。観客はやはり超満員といった印象です。恒例(?)のアクシデントは次の通りです。

*Autobahnが途中(5分ほど)で急に終わってしまい、次のThe Modelが始まってしまいます。
*Selafieldが途中で音が無くなります。続きが再開されてRadioactivityへ。
*T.T.E.のメドレーが途中(Metal on Metal)で急に音が小さくなり中断。その後再開。

*Live in Sao Paulo (1998.10.17) MD->CDR
 リオと同じ人が録音しました。彼は三回の南米公演全てを観に行き、録音しました。Bootlegも含めて全ての音源を集めようとしているそうですし、あの熱意には頭が下がります。こちらの公演ではアクシデントと呼べるようなものはほとんど無いようです。Tour de Franceでの掛け声がほとんど無かったのが不思議です。3公演の中ではこの時の観客のノリが一番良くなかったように思います。

*Die Klassik Werks Vol.1 & 2 CDR
 レアトラック集で、主にレコードから起こされた音源です。CDではまず聴くことのできない珍しい音源が目白押しです。製盤技術に問題があるのか一部音が途切れます。Brazilの知人所有のCDでは別のところで音が途切れるそうです。

*Live at Leverkusen (1974.4.22) MD->CDR
 1974年のLiveというと知る限りではこれしかありません。Autobahnが40分も続きます。全部で130分ほどあり、コンサートの全てを録音しているものかと思います。とにかく音質は悲惨なものです。かろうじて曲がわかる程度といったものです。Autobahnからほぼ全曲を演奏しており、あとはそれ以前の曲(当然だ)で、曲によってはイントロで拍手が起きています。Autobahnの曲はまだなじみがないのか観客の反応はあまりありません。

*Live at The Roundhouse (1976.10.10) CDR
 1976年のLiveでEurope EndlessやTEEなど新作のプロトタイプの演奏が行われている珍しい音源です。音質はイマイチですが、内容は気に入っています。