Enya
不思議な感性を持った女性だと思います。この世界は彼女にしか作れません。Healingに分類する人もいますし、Progreに分類する人もいます。かなり時間のかかる作業を行っているそうですね。一度聴くと病み付きになる不思議な魅力があります。Officialサイトはこちらです。
[Artist News]
・The Very Best of Enya(エンヤ、オールタイム・ベスト)がUKでは11/23(US:11/24)、JPは12/2発売予定になりました。選曲にはEnya自身も参加しているそうです。1CDのものとCD+DVDの2種類発売されます。曲数や曲順も違うようです。DVDにはVideo Clip他が収録されるそうです。曲数も多いのでCD+DVD版がお勧めですね。
+.Frog Prince Soundtrack (1985) UK CD
The Train to Paris/The First Day/Jazz Club - Mack the Knife/Jazz Club - Let It Be Me/With Jean- Phillipe/Jenny/Reflections/The Frog Prince/Dreams/The Kiss/Jazz Club - Sweet Georgia Brown/A Kiss by the Fountain/Jenny & Roz/Les Flon - Flons du Bal/Epilogue
イギリスで発売されたSound Track作品です。ほぼ全曲に参加しているようです。この作品は、あのEnya Soundが確立される以前の作品です。ClannadというBandに参加していた頃の作品です。ごく普通のSoundです。Jazz ClubというのはClubでのシーンで演奏されているのでしょうか?Jazzの形態です。それ以外の曲は、Fusion系あり、Pops系ありというSound Trackらしい曲です。タイトル曲とその次の曲だけ彼女が歌っていますが、普通の女の子(当時18歳)が歌っているという感じです。それなりにうまいですけど。昔の彼女を知ることができるという意味で非常に貴重です。
Clannadでは2枚のAlbumが出ているそうなので探してみる価値はあるでしょう。
1.Celtz (1986) US
Celts/Aldebaran/I Want Tomorrow/March of the Celts/Deireadh an Tuath/The Sun in the Stream/To Go Beyond, Pt. 1/Fairytale/Epona/Triad: St. Patrick-C・Chulainn-Oisin/Portrait (Out of the Blue)/Boadicea/Bard Dance/Dan y DWR/To Go Beyond, Pt. 2
母国(アイルランド)のドキュメンタリ番組の音楽として作られたアルバムです。最初は、国内のみのリリースでした。まだ完成されていないという印象は拭えません。オリジナリティは感じられますが、未完成な部分が多いです。後に国外でも発表されました。最初は'Enya'というタイトルで発売されたようです。ジャケット違いですが、中身は同じです。1999年にGold CDが発売されたようです。
2.Watermark (1988) US CD,Ger LP
Watermark/Cursum Perficio/On Your Shore/Storms in Africa/Exile/Miss Clare Remembers/Orinoco Flow/Evening Falls.../River/The Longships/Na Laetha Gael M'モige/Storms in Africa, Pt. 2
世界デビューを飾ったこのアルバムで、一躍世界の仲間入りをしました。彼女のベスト作品と言っても良いでしょう。音質も優秀です。チェックディスクとしても使えます。
先頃、Ger盤LPを買いました。聴いて判りましたが、元々CDがメインで制作されていますから、LPはおまけという印象です。ただ、LPにしただけという音(どんな音?)がします。EnyaはCDの方をお勧めしておきます。
3. Shephard Moon (1991) UK?
Shepherd Moons/Caribbean Blue/How Can I Keep from Singing?/Ebudae/Angeles/No Holly for Miss Quinn/Book of Days/Evacuee/Lothlrien/Marble Halls/After Ventus/Smaointe
続編(?)となるセカンドアルバムです。これも悪くありませんが、2.を越えたとは言えないでしょう。試聴会でも使用されました。
'The Book of Days'(1992)だけ聴きましたが、ほとんどが、既発表の曲でした。クリスマス用に発表された曲はなかなか良いですね。
4.Memory of Trees (1995) Ger CD
The Memory of Trees/Anywhere Is/Pax Deorum/Athair AR Nearmh/From Where I Am/China Roses/Hope Has a Place/Tea-House Moon/Once You Had Gold/La Soadora/On My Way Home
フルアルバムとしては久々でしたが、内容はマンネリ気味なのが気になります。聴き返してみるとそれなりではあります。しかし、1st(Watermark)が最高傑作であることは間違いないでしょう。
5.The Best of Enya -Paint The Sky with Stars- (1997) UK
Orinoco Flow/Carribbean Blue/Book of Days/Anywhere Is/Only If..../The Celts/China Roses/Shepherd Moons/Ebudae/Storms in Africa/Watermark/Paint the Sky With Stars/Marble Halls/On My Way Home/The Memory of Trees/Boadicea
サブタイトルは気に入っています。盤はサブタイトル通りのデザインです。EPのみの曲も含まれていて、あっさりEnyaファンはこれ1枚で事足りると思います。Remasterされていて、音質は最高です。聴く機会は多いです。
(1999.1/26)この作品は、日本盤にはBonus Track(Silent Night)が含まれています。加えて、Gold仕様のCD(日本盤)も存在します。
6.BOX of Dream旧作の3枚組だったと思います。限定発売でした。中身は、1.Celtz,2.Watermark,3.Shephard Moonの3CDです。
(1999.1/26)このアルバムには3曲の新曲が含まれています。全部で46曲収録されています。
7.A Day without Rain (UK CD,JP CD)
A Day Without Rain/Wild Child/Only Time/Tempus Vernum/Deora AR Mo Chroi/Flora's Secret/Fallen Embers/Silver Inches/Pilgrim/One by One/The First of Autumn/Lazy Days
ついに新作がお目見えするとのこと。新作は'Memory of Trees'以来ですから、5年ぶりの新作ですね。傷ついた心を癒してもらいましょう。日本先行発売で、日本盤のみBonus Track付きとなっています。期待を裏切らない内容です。嫌いな曲はありませんが、かといってお気に入りの曲があるかというとそうでもありません。
+.For Lovers -冷静と情熱のあいだ-テーマ曲集
Wild Child/Caribbean Blue/Book of Days/After Ventus/Watermark/Orinoco Flow/Celtz/Once Yo Had Gold/Triad: St. Patrick-C・Chulainn-Oisin/Anywhere Is/Fairytale/Evening Falls//Song of The Sandman/The Promise
既発表の曲ばかりのようです。購入予定はありません。
+.The Lord of The Rings -OST- (11/20/01) US CD
One Ring To Rule Them All - The Prophecy/Concerning Hobbits/The Shadow Of The Past/The Treason Isengard/The Black Rider/At The Sign Of The Prancing Pony/A Knife In The Dark/Flight To The Ford/Many Meetings/The Council Of Elrond -Enya/The Rings Goes South/A Journey In The Dark/The Bridge Of Khazad Dum/Lothlorien/The Great River/Amon Hen/The Breaking Of The Fellowship/May It Be -Enya
彼女はたっての希望で音楽を担当することになりました。限定版も同時に発売されるようですが、こちらはかなり高価です。映画は同名の小説の映画化(これまで何度か映画化はされています)で、三部作に分かれた第一部になります。映画は既に三部とも撮影済みとのこと。プレミアショーでは絶賛され、既にハリーポッターを抜いたとの評価もあります。
歌っているのは太字の2曲です。オケをバックに多重録音ではなく見事なVocalを聴かせてくれます。Album自体音質は非常に優秀です。このアルバムを聴くと映画の方も期待してしまうほどの出来です。
映画の方はDVDを購入しましたが、正直言って長すぎで、だれてしまいます。背景の説明から始まって旅に出るまでの長いこと。この頃既に飽きてきます。最後も何も解決しないまま'つづく'で終わっているので、観た後の満足感もありません。それから、DVDもしばらくしてから特別版が出たりと踏んだり蹴ったりの目に合いました。続編は無理して買わないと思います。
などと書きながら、Extend EditionはPAL盤で揃えてしまいました。何度か繰り返して観る必要があるようです。画質・音質共にリファレンスとして使えると思います。(特にExtend Edition)Enyaが歌っているのは、最初のThe Fellowship of the Ringだけです。
8.Amarantine (11/22/05) US CD
Less Than A Pearl/Amarantine/It's In The Rain/If I Could Be Where You Are/The River Sings/Long Long Journey/Sumiregusa/Somebody Said Goodbye/A Moment Lost/Drifting/Amid The Falling Snow/Water Shows The Hidden Heart
久々の新作になります。Amazon.comはかなり戦略的な価格でした。既にTVなどで流れている曲も収録されています。第一印象はこれまでとの相違を感じません。同じような感じの曲もあります。何度か繰り返して聴く必要があるでしょう。前作も最初の印象はいまいちでしたが、何度か聴くうちに評価は上がりました。
9.And Winter Came (11/10/08) EU CD
And Winter Came/Journey Of The Angels/White Is In The Winter Night/O Come O Come Emmanuel/Trains And Winter Rains/Dreams Are More Precious/Last Time By Moonlight/One Toy Soldier/Stars And Midnight Blue/Spirit Of Christmas Past/My My Time Flies/Oiche Chiuin
やはり久々の新作になります。TV主題歌への採用も決まり、再度日本でも注目されています。昔のStyleに戻ったような感じで、すんなりと彼女に世界に入っていくことができます。
10.The Very Best of Enya(エンヤ、オールタイム・ベスト) (UK:11/23/09)
二度目のBest盤になります。選曲にはEnya自身も参加しているそうです。1CDのものとCD+DVDの2種類発売されます。曲数や曲順も違うようです。DVDにはVideo Clip他が収録されるそうです。曲数も多いのでCD+DVD版がお勧めですね。
[秘蔵版]
彼女の海賊版は見かけませんね。リリースされていないものは、「ニュースステーション」に出演したときの演奏(口パク?)と「日本歌謡祭(?)」に主演したときの演奏です。それから、World Music Award 2001でも演奏(?)しています。どちらもVHSで録画しました。彼女の場合は、本当の意味でのコンサートというのは難しいのでしょう。