NIKKAN TR-134

其の壱


「楽プラとっつぁん提供」

本体のシルバーは残っていても、これほどチューニング管・各抜差管の美しいニッカン134を、
私は見たことがありません!
「楽プラとっつぁん」画像提供ありがとうございました!
参考:TR-134はニッケルシルバー仕上げ(当時\15,000)、同型でラッカー仕上げのTR-133(当
時\14,000)もあり、当時学校の備品と言えばこれらであった。

ベル側全景。

主管側全景。

ニッケルシルバー仕上。3番管ウォーターキー無し。

主管・各抜差管、トップ&ボトムキャップはLQ。

可動式3番フックは標準外小支柱は現ヤマハ的。

2ピースバルブケース?! 

延べ座は現行ヤマハの上級モデルっぽい

ベル彫刻。

このケースは外観秀逸。ロゴがいい!

ケース内側は想像の範囲。

何と、プラモデルになっている!

プラモの中身。

何故か「城みちる」バージョンもある。

現物とプラモデルが並ぶなんて!!

其の弐

「ぶーちゃん@長崎」提供

BBSの常連、ぶーちゃんから画像と私見をいただきました。上のTR-134と比べてみてください。

Nikkan のベル刻印がない(HPでは刻印ありのものが紹
介されていたので、もしかしてレアモノか?後期型?な
のかと考えております。


ウォーターキー:インペリアルでは、前期型と後期型を
区別する重要なポイントですね(HP)。134では、前期
型と同じように貼り付けているようです。2点の違いが
観察できました。
前期型との違いは、貼り付けられているパーツがイン
ペリアルよりもやや細く、楕円型をしている点。唾抜き
穴の部分の突起が、インペリアルでは長く、付け根が
直角になっている一方、134では、短く、なだらかであ
る点。


第1スライドの向き:インペリアルではバルブケーシン
グに対して、やや斜めを向いていますが、134では並
行に配置されています(古いニッカンでは一般的でし
ょうが)。


ベルと第1スライドの小支柱:参考にズームアップした
画像を提供します。基本的に、全ての小支柱は、接着
部にひし形のプレート、支柱自体は丸みをおびた1ピー
スものです。インペリアルのように六角柱ではありませ
ん。

少しジャンク?のぶーちゃん@長崎 所蔵 TR-134を
紹介します。
シリアルナンバー:#0011272、製造年:70年?
付属品:TR.1 5MS(MP)、ロゴのとれたオリジナルケ
ース、欠品:ピストンの笠(1つ)、第2スライドのカニ目


マウスパイプのフック:写真でみたので自信はありませ
んが、TR-232(HP)やシルキーHP管理人さん所有の
Mシリーズ(シルキーHP管理人様画像)と似ておりまし
た。同じものでしょうか?同じなら、シルキーMシリーズ
でパーツ流用も可能!?


第1スライドのカニ目はImperialeも134も同じ。
インペリアルの復元には、TR-134のカニ目パーツを流
用!?(TR-232のカニ目もHPの写真観察では、似て
おりました。)

バルブケーシングがツーピースか?などの話題につい
ての考察(観察結果)。観察ポイントを提示してみます。
aからcと他の観察点にもとづき、インペリアルと134を比
較してみます。

【a:上のピース】
インペリアル:b部分から上に向って徐々に膨隆し、ケー
ス体部から徐々に細くなることで、丸みを帯びた印象を
与える。
134:ケース体部は、b部分からほとんど太くならないの
で、角張った印象を与える。

【b:接続中間部】
インペリアル:上のピースの最下部が刻み目に向ってス
ロープとなる。刻み目は相対的に深い。
134:浅い刻み目になっており、スロープはない。

【c:接続帯部】
インペリアル:上部の刻み目が深いため、相対的に膨
隆が急な印象を与える。帯部の最も膨らんだところが、
真ん中よりもやや下方に位置するため、光のあたり方
によっては、稜線のように見える。帯部の下の部分は、
刻み目にはならず僅かに細くなりながら、バルブケー
スの下のピースに接続する。
134:上部・下部とも刻み目が相対的に浅く太く見える。
また、下のピースがやや細いので、なだらかに膨らんで
見える。
下のピースは インペリアル・134ともに上のピースよりも
細い。


(参考)YTR-332のバルブケーシング周辺の画像から
して「134や232は違う」のは明らかで、シルキーの影響
は、134には少ないことが明らかです。

マウスピースレシーバー周辺部の比較
マウスパイプのレシーバー部の形状比較をおこなった。
インペリアルは、六角形です。
このたび、参考として、ニッカンタイプ(134)とヤマハタイ
プ(332)を比較してみます。
写真のように、計測部位(MPR1とMPR2)を定義しました。
結果としては、MPR1とMPR2ともに134が332よりも長かっ
た。MPR1は134で長い分、なだらかなスロープを形成し
細くなっている一方で、332はMPR1が短く、急角度で細
くなっている。(はたして、232は?)
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