シカゴに行ったよ







4月22日。

無事にシカゴへ到着。

周りは外人だらけだ。

トイレに行ったら扉を閉めても2cmぐらい隙間ができる。

扉の下が30cmくらい開いてるのは知ってたけど

2cmの隙間には挫折。

おなかが痛かったけど地下鉄に乗ってダウンタウンへ。


普通だ。昼間だからか?

Clark駅からホテルまで歩こうとしたけど途中で疲れきってしまいタクシーに乗る。

重い荷物をがらがら引いて歩く距離じゃなかったね。

それにしても何をしゃべっているのかわからない。

時間より全然、前だったけどチェックインできたので

荷物を部屋に置いて街を徘徊。

銀行でもマックでも全く言葉わからず。

マックは思っていたほどの感動無し。

もう来なくていいや。

ホテルに戻る前にスーパーによってビールを買う。

なぜかIDチェックは無し。

それにしてもビールが安い。

12本も買ってしまった。

で、部屋でちびちび飲みだし

次からは辞書は持って出かけようと思いながら

シカゴの街の余韻に浸ってたら寝てしまった。

あ、ジミー・ジョンソン見に行くの忘れたよ。







4月23日。

昨日は15時に寝てしまい

今日は5時に目が覚める。


暇なので部屋の窓から見えるジョン・ハンコックの写真を撮ってみる。

暇なのでビールを飲みながらTVを見る。

天気予報を見たけど

さっぱりわからん。気温の表示が意味不明だよ。

暑いのか寒いのかさっぱりわからん。


昼からは昨日行かなかったバディ・ガイの店に

ランチを食べに出かける。



マックとは比べ物にならないハンバーガーに少々感激。

Tシャツ売り場でもぞもぞしてたら店員が話しかけてきた。

「シカゴには2週間いるんじゃよ。わしは。」と言ったら

「昼も演奏やってるから、いる間に見に来なYO。」

とスケジュールをくれた。

何?ルーリー・ベルがランチタイムにアコースティックライブ?

しかも今日やってたの?

しまった。あと2時間早く来てれば良かった。

しかもチャージなしみたいだ。なんてこった。

来週はきっと来よう。

帰りに店の人がレジェンズのバッチをくれた。

子供は得だね。



店は少し南にあるので人通りもまばらです。







4月23日。

日が暮れてシッターのミッシェルさんが登場。

勝手に黒人だと思い込んでいたんだけど

ロビーまで迎えに行ってびっくり。

かなりキュートな20歳。



このまま出かけずにホテルにいようかな?と思っちゃったり。


で、部屋に息子を残しBlue Chicagoへ。



今夜はJ.W. Williams。ギターはもちろん菊田俊介だ。

ちょっと早く来すぎたのか客もまばらで

バンドメンバーも誰もいない。

ホントに始まるのかな?と思っていたら

J.W.や菊田さんも店にやってきて

いつのまにか客席も満員。

どうも、この店は観光客がメインみたいな感じだな。

はじめてのシカゴの夜に感激しつつ

セットの間に菊田さんにあいさつをして

2セットめの途中で店を出る。



歌っているのはLaretha Weathersby。

前半はJ.W.のブルース

後半は彼女のソウルショウ

という感じのステージでした。

これが3セット見れて$10だもんな。

ビールも安いし。

日本のチャージとかチケットは高い気がしてくるな。


帰りは地下鉄。

0時ぐらいだったけど意外にいけるね。

もしかしたらこの辺の駅はそれほど危険じゃないのかも。


満喫できたけど

まだまだ序の口というところでしょうかね?







4月24日。

リグレーフィールドに行く前に腹ごしらえをと思い

ガイドブックに載っていた中華レストランへ。

なんというか

こんなにまずいトホホな中華は

15年位前に新宿の裏路地で食ったラーメン以来だ。

マックといい、この中華といい

アメリカの食の洗礼を受けまくってしまってるわい。

さすがに残してしまった。

それにしても何とも美味そうに食ってるんだよな。みんな。


そして、気を取り直してアディソン駅からリグレーフィールドへ。



グランドに降りたり





ロッカールームに入ったり



記念撮影したり

と、大満喫。

素晴らしい球場だ。

少し寒かったけど。

なんか昔からカブスファンだった気がしてきたので

息子に帽子とカブスシャツを買ってしまった。


帰りに



ロックンロールマクドナルドとか



ハードロックカフェの前を素通りして

ラッシュstのバーガーショップへ。

Take OutではなくTo Goと言うということを覚える。

適当にしゃべってたら注文もできるようになってたよ。

バーガー美味し!

マックとは肉の美味さとでかさが違う。

毎日、食ってもいいかも。



観光客なんで店の外から撮ってみた。







4月24日。

シカゴに来てからなぜかGパンが下がってくるので街でベルトを物色。

で、プーマの店でいかしたベルトを購入。

$60って値札が付いてたのにレジで$27になった。

謎だ。どこにもセールて書いてなかったのに。


夜になり

今日もキュートなミッシェルさんに息子をあずけ

今夜はRosa's Loungeへリル・エドを見に行く。

狭いステージなのにワイアレスだし

足元に10本くらいスライドバーがあるし

なんかよくわからないけど

リル・エドはとてもいい人そうだ。

音もご機嫌だし。



昨日のBlue Chicagoと違って

街から離れてるので

観光客っぽい人はあんまりいないし

店の回りもちょっと歩きたくない感じ。


時間が来たので

またも後ろ髪を引かれながら

2ステージ目の途中で店を出る。

店でタクシーを呼んでもらったら

さっきまで店でご機嫌になってた兄ちゃんが

「わいが運転手や。どこまで行くんや。」

と、言ってきた。ファンキーな国だ。


車内で「昨日のMelvin Taylorはすごかったぜ。」とか

アリヨのCDをかけて「日本人ならアリヨは知ってんだろ?」とか

ずっとしゃべってたけど70%意味不明。



フラッシュを忘れてピンボケが3枚とれました。

3枚とも笑顔でリル・エドはナイスなちっこいおじさんです。







4月25日。

雨のセルラーフィールド。

KIDS DAYなので子供はベースランニングができたり

サインがもらえたりするというので

試合開始の2時間前に球場へ。

しかし、かなりの雨で全部中止。

雨なので選手もグラウンドに出てこない。

しょうがないので

ビールを飲んだりホットドッグを食べたりしながら試合開始を待つ。



試合は8回に4番コナーコ?の勝ち越しホームランで

ホワイトソックスの勝ちで球場は大盛りあがり。


それにしても寒い。

3℃ぐらいかな?



オバマも球場に来てたよ。


あまりの寒さなので

帰りにこないだとは別のバーガーショップで

バーガーを買ってホテルに戻り

夜は部屋ですごす。







4月26日。

今日は快晴。

朝からリンカーンパークの動物園へ。

ゴリラ最高。



その後、バスでエドモンドへ行き古着屋を何件かまわる。

にわかファンなのでカブスのTシャツを買う。

$6だ。安い。でも子供用のLだったみたいで着たらキツキツで

結局、息子用に。



はらが減ったので

にわかファン的にカブス命!みたいな店に入る。



サンドイッチを頼んだらこのボリューム。

びびった。

隣の黒人カップルも後ろの白人親子も

みんな「ワォ」って感じで持ち帰ってた。

やっぱり、これはアメリカ人でもでかいのね。

当然、自分も半分食べてお持ち帰り。


それにしても

アメリカはどの店に入っても

決まったようにビール$4だ。

これじゃあ、起きてる間は飲んじゃうね。







4月26日。



夜のとばりにまぎれてKingston Minesへ。

シカゴの夜は空が青くて綺麗だ。



これはむかいのB.L.U.E.S。


今夜はJ.W. WilliamsとCarl Weathersbyの2本立て。

$12で見れるなんて最高だ。

と思ってたら、Carlは事故にあってライブ中止。

代わりにQuintus McCormickという若いギタリストが出ていた。


Kingston Minesは21:30から1時間ずつ計6回ステージがある。

これが$12で見れるので

「おじさんはウハウハだねえ。」

と、飛び入りのBig Time Sarahに

「Shunの友達だろ?カモンカモン。」と呼ばれて

なぜかその豊満な胸をつかまされたりしながら

飲みまくってたら

J.W.の3セット目にステージに上げてもらえたよ。

しかも菊田さんのギターで。

J.W.が「キーはAじゃけんのう。」と

Every Day I Have The Bluesを歌い始めたけど

地に足つかず、あっという間に終了。

下にいた菊田さんに

「写真撮ればよかったね。」と言われて

カメラを持っていたことを思い出したくらい

年甲斐もなく舞い上がってしまいましたねえ。


その後、すっかりおのぼりさんの僕は

Kingston MinesのTシャツを買って

Big Time SarahにCDを買わされ

「あんた、よく飲むねえ。」と魔女みたいな店員に言われながら

気持ちよく、朝4時まで飲んでました。



おのぼりさん風に記念撮影。



Big Time Sarah。おっぱいでかいです。







4月27日。

シカゴに来る前から咳が止まらなかったんだけど

いよいよひどくなってきたので

昨夜のKingston Mindsの帰りに

ドラッグストアで咳止めを買って飲みました。

そしたらブロン液の比じゃないくらい気持ちよくなってしまい

(たぶん酒も飲んでいるので)

今日は1日幻覚と闘いながら

もさもさとベッドですごしました。

まあ、よく考えたら

日本でも4時まで飲んでたら

次の日は寝っぱなしだよね。



いや〜ん。







4月28日。

今日はGuitar Centerに行ってみる。

なんちゅうか、日本の楽器屋を大きくして

店員とお客を外人にしました的な感じで特に感動は無し。

でも、せっかく来たのでということで

ストラップを買う。



どうも、こっちの咳止めは強力な睡眠作用があるらしく

夕方から寝てしまい

今夜のPistol Peteは見れずじまい。

明日はモーリスと合流するので

息子はモーリスにあずけて

ずっと寝てよう。



いや〜ん。







4月29日。

ミシガンアベニューをぷらぷらした後

バディガイの店へ。

ランチタイムのルーリーベルを見る。

なんか怖いぞ?

あんまり笑顔も見せないな。


無理やり写真をお願いしたけど

やっぱり笑顔なしだ。

うーん。ブルースマンにも色々いるんだなあ。と思いつつ

長年のアイドルだったルーリーと写真が取れてご満悦です。


その後、超すごいウェスタンショップまで足を伸ばし

ブーツをかなりの安値で購入。

これはいい買い物だった。

自分と息子のベルトもついでに購入。

息子は先日のバディガイのバッチに続いて

ウェスタンハットのキーホルダーをもらう。

子供はいいなあ。


この辺は街から西にやや離れているんだけど

ごみとか埃が多くて

なんだかやさぐれた感じ。

バスを待っていたけど

待ち行く人が怖かったのと

埃がすごいので思わずタクシーをひろってしまった。







4月29日。

「チャイナタウンに連れてくよ。」と

菊田さんから連絡をもらったので

夕方、シカゴに着いたばかりのモーリスを無理やり誘い

菊田さんの車でチャイナタウンへ。



途中、シカゴ一の絶景スポットへ連れて行ってもらい記念撮影。



チェススタジオ跡も見せてもらった。


チャイナタウンの中華はこないだの中華とは雲泥の差。

おいしかった。

近くにバックドラフトの消防署もあったね。


その後、今夜はセッションをやっているというRosa's Loungeへ。

James Wheelerとアリヨさんがホストのセッションだ。

菊田さんや一緒に行ったTKさんが演奏するのを観覧しつつ

僕はギターが借りれなかったので

残念ながらセッションには参加できず。

何もしないのもなんなので



写真撮影。


帰りもホテルまで菊田さんに送ってもらい

時差ぼけのモーリスを尻目に

「わしゃあ、眠いんじゃ。」と就寝。


長い一日だった。







4月30日。

昨夜は少し遅かったけど

早起きしてリグレーフィールドへ。

こないだ行った時と違い今日は人人人で溢れかえってる。

今日は快晴というか暑すぎ。

なんか30℃ぐらいある感じだった。

そんなわけねえか。



ソリアーノと記念撮影。

広島にいた元ヤンキースのソリアーノです。

この後、特打ちの成果かホームランを打ってました。


試合は何とも大味な試合。

エラーに押し出しにホームラン連発でカブスの勝利。

福留もホームラン打ってたね。



今日はライト席なので福留の真後ろで見てました。


こないだ一度、リグレーフィールドに来てたんで

モーリスに「リグレーはさあ。」みたいな感じで

調子に乗ってしゃべってたんだけど

顔も腕も真っ赤に日焼けしてしまい

だんだん意識ももうろうとしてきたんで

試合後はさっさとタクシーでホテルに帰りました。



あ、にわかカブスファンなんで

この日はこないだ来た時にめぼしを付けといた

パーカーを$90で購入。

モーリスは福留TシャツがLサイズしか残ってなかったんで

「Mの中で一番有名な選手のちょうだい。」

と、得意の英語でもろ日本人観光客的な買い物をして

ソリアーノのTシャツを買ってました。

「ソリアーノって誰じゃい!」とか言ってたけど。

だから、広島にいたヤンキースのソリアーノだってば。


かなり奮発して買ったパーカーですが

後日、ダウンタウンで$80で売ってました。

ショック。







4月30日。

夜になりみんなで高級そうなシーフードレストランで食事。

みんなで肉を食う。シーフードなのに。


そして、モーリスとバディガイの店へルーリーベルを見に。

ここで事件が。

シカゴに来てからスーパーでも飲み屋でも

まったくIDチェックをされなかったので

パスポートを持ってなかった私はまさかの(当たり前だけど)入店拒否。

「いやいや昼に2回来てビールも飲んでんだけどさあ。俺、21に見えねえべ?」

と言っても

「NO NO 夜は駄目だ。」とあしらわれてしまった。

しょうがないのでモーリスを店に残し一人でホテルへUターン。

店から駅まで人通りも少なく地下鉄に乗ったらまわりは黒人だらけ。

正直、ちょいびびった。

必死に地元民のふりしてやりすごしてパスポートを取りに行き

ようやく再び店に到着。

そしたら、さっき店に入れてくれなかった兄ちゃんが

「ハハハ、お疲れ。」と、にこやかに店に入れてくれた。



ルーリーはやっぱりいいね。


この後、Blue Chicagoによって

Big Time Sarahを少し見てホテルに戻りました。

Big Time Sarahに「ハイ、ベイビー」と言われたけど

ホントに俺のことを覚えてたのかは謎です。



どこに行ってもビール$4と書いたけど

バディガイの店は$5でした。







5月1日。

昼飯でようやく名物のディープディッシュピザを食べる。



ミディアムを頼んだけど全然ミディアムじゃないのよ。

4人で食ったけど結局残してテイクアウト。


その後、ようやくシカゴ美術館へ。

アーティストの血が騒いだね。

というのは嘘で、あまりに広すぎて疲れたよん。

でもゴッホやピカソよりも

お目当てのスーラが見れて何よりだった。



高校のときはスーラの模倣画ばっかり書いてたんだよなあ。

あの絵はどこに行っちゃったんだろう。


で、街をぷらぷらして

乗るバスを間違えて途中で降りて

また、街をぷらぷらしてホテルに戻って

疲れたんで

とりあえずビールを飲みながら

ピザの残りを食いました。







5月1日。

息子をだしにミッシェルさんのメアドをゲットした後

B.L.U.E.Sへカルロス・ジョンソンを見に行く。

モーリスは

「下ネタしか言ってませんよ。あのおじさん。」

と、興奮しっぱなしだったけど

言葉のわからない僕はただただ演奏に圧倒される。



やっぱ凄い。バンドも最高にグルーヴィだ。

ところで、こっちの人はみんな指弾きなんだけどなんでだろう?

なんかその姿が超クール。

俺も指弾きにしようかなと思ったり思わなかったり。



9月に日本に来るらしいです。

次のステージで弾いていけと言われたんだけど

今日はハシゴすると決めてたんで断ってしまった。

「日本でお願いします。」と言ったら

「お前のこと探しに行くからな!」と言ってました。

いやいや、9月には覚えてないでしょ。

写真持参で見に行こうかな。


それにしても凄かった。

ブルースマンを見てあんなにギターに見入ってしまったのは

昔見たクラレンス・ホリマン以来だな。

ジャムできなくて非常に残念だ。


その後、タクシーに乗り込んでRosa's Loungeへ遠征。







5月1日。

で、Rosa's Loungeへビリー・ブランチを見に行く。

チャージを払うと初めの1杯は$2なんだよ。

とかモーリスと話しながら振り向くと

カウンターにルーリー・ベルが。

何でだ?と思いながら嬉しくなってしまったので

「一昨日の昼は写真ありがとう。 昨日の夜も良かったよ。」

と話しかけたら

「やあやあ、覚えてるよ。」となぜかご機嫌。

ホントかよ?と思いながら

一昨日とはうって変わって超笑顔なので

色々しゃべったらますますご機嫌に。



すんません。すごいいい人でした。


で、ボケーっとステージを見てたら

ビリーがルーリーを呼んでまさかのジョイント。

良かった。ホント来て良かった。



ステージが終わってアリヨさんにあいさつしたら

「こないだ弾かずに帰ったから今日は弾いてきな。」と

ビリーに話をつけてくれてギターも借りてくれた。

で、次のステージでまさかのシットイン。



「こんな弾きにくいセッティングで弾いてんのかいな。」

と思いつつ、あっという間に終了。

最後までビリーに"イカロー”と呼ばれてたのは笑えたけど

こんな場を作ってくれたアリヨさんと

快くギターを貸してくれたギターのダン?には感謝です。



気づいたら3時になっていて

外に出たらルーリーが

「親父みたいだろ?」とハープを吹いていた。



「親父のほうがうまいよ。」とみんなに突っ込まれながら

終始ニコニコしっぱなし。

怖いとか言ってすんません。すげえいい人だった。


モーリスも「シカゴに来て良かった。」と大満足で

今日は幸せな一日だったなあ。

とシカゴの夜は更けていきました。







5月2日。

今日は午後から菊田さんやアリヨさんが凄い店だよと言っていた

Chicago Music Exchangeへ行ってみる。



先日のGuitar Centerとは違い

もう高級ブティックみたいな感じで圧倒されました。

ギターを眺めてるだけでお腹いっぱいという感じ。

自制心が働いて買わずにすんだ。

買ってたら今後3年くらいのローン地獄が待ってたな。


帰りに先日行った古着屋により

今日はちゃんとサイズを吟味してカブスのTシャツを買う。

$7だ。安い。でも、もうとっくにいない選手のシャツだった。

まあ、いいか。


夜になりナイトクルーズというのに行ってみる。

90分船でシカゴ川とかミシガン湖をまわるんだけど

これは良かった。

シカゴの街は綺麗だよ。

ビルもレトロなものとモダンなものが入り混じっていて。





アメリカンになりきっていた僕は薄着で行ってしまい

必死で寒さに耐えてました。

2週間ではアメリカンにはなれないみたいです。







5月3日。

ジョンハンコックセンターに登ってみる。

爽快な眺めだ。



まさに絶景。


夜飯はKingston Mindsの先にあるすし屋に行ってみる。

店員が日本人で日本語だ。当たり前か。

シカゴで日本食ってどうなのよ?と思ってたけど

これがなかなかおいしかった。


すし屋に行く途中Kingston Mindsの前を通ったら

ドアマンの黒人が

「入んのけ?入んのけ?」みたいな感じだったけど

気のせいだろうね。きっと。







5月3日。

すし屋の後、

シカゴで見る最後のライブだし、今日は菊田さんも出てるしと

やっぱりKingston Mindsに行った。


白人の団体客がIDを見せながら店に入っていく。

またしてもIDを持っていなかった僕は

どうやって入ろうか?菊田さんを呼んでもらおうか?

と考えながら入り口で考えてたら

さっきのドアマンが白人たちを入れてる途中で

「お前はいいから入れ。」とチャージも無しで入れてくれた。

?でいっぱいだったけど

「なんであいつはええねん!」という白人達を尻目に

店に入れたのはちょっと気分良かったな。

なんでもミュージシャンはチャージ無しで入れるらしい。

って、ミュージシャンって。

先週ギター弾いたのを見てたのかな?



サンキュー。$12得したぜ!


今日はカール・ウェザースビーも復帰してた。

(詳しくは菊田さんのブログ で。)

やっぱりギターがいい。


先週は2ステージ目ぐらいには客もまばらになっていったけど

今日は0時すぎても人であふれてる。

こりゃあ、今日はシットインは無理かなと思っていたら

最後の最後で演奏させてもらえた。

シカゴの夜も今日で最後なので

J.W.に「前に行ってもいい?」って聞いたら

「行け、行け。」と目配せしてくれたんで

調子の乗ってステージを降りて弾きまくった。

久しぶりに背中でも弾いちゃったよ。

気持ちよかった。写真もいっぱい撮られたし。声もいっぱいかけられた。



J.W.とTKさんと。

TKさんはTK & The Blues Blasters で東京で活躍してる先輩ミュージシャンです。

チャイナタウンでの食事以来ちょこちょこ顔をあわせてました。



それにしても菊田さんのギターは弾きやすかった。

何から何まで感謝しきりですわ。




Carl WeathersbyとMelvin。

Melvinはルーリー・ベルの時もベースを弾いてました。

「写真とってもいい?」と聞いたら

「お前Shunの友達だな。金曜のルーリーの時に客席にいただろ?」

と言われました。

わかってたなら声かけてくれればいいのに。



シカゴの友達?。

Mother Fuckerって日本語でなんて言うんだ?

と聞くので

「この野郎!100円ください!」と教えときました。

「コノヤロウ100エンクダサイ」と嬉しそうにしゃべってる姿に

ちょっと悪いことしたなと若干思いました。


片方のステージでカールの代わりに演奏していた

Linsey Alexanderとそれにシットインしている

SaxのAyaさんを見届けてからホテルに帰りました。


朝4時だ。

咳止めとビールのせいでもうラリパッパですよ。







5月4日。

今日はシカゴ最後の日。

ハーモニカ・ハインズが演ってるというので

ランチにバディ・ガイの店へ。



10年以上前に新宿で見たときと同じスタイル。

客が誰もいなく貸切り状態。

なんだか悪いなあと思いながら見てたら

息子の姿を見つけたハインズさんは

メリーさんの羊とかをハーモニカで吹いてくれました。


その後、フィールド博物館に行って化石を見て



シカゴ劇場の看板だけ見て



Jazz Record Martに行って

中華を食べてホテルに帰りました。



やっぱり中華はまずかった。