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泰子興業
「東大寺はどこですか」
舞踏を中心としたソロパフォーマーでもある泰子興業が、初めて作曲・演奏した楽曲。1905のシンセを借りてのものだが、身体表現によるときのそれと同じく、可愛らしく可笑しく奇妙。そう鹿に尋ねる泰子さんの姿が浮かぶというものだ。

BASTARBATION
「SDFM.,MVBOIJUERTGJKH
ASIGE34N57YTSDVJ,JBVVUS
GYDFGIYSDUFHFUDHKLJA;S
DJH7HRTYGFBBVKSJADAFJF
BGHHIOOE7R3」

'02年2月の路上演奏に参加していただいたノイジシャン。この名義以外にも数多くの変名でライブ/リリース活動を行っている。国内外を問わずコラボレーション活動も精力的。この曲はオムニバス収録の3曲中、最も長尺。

国電
「ヨクネラワレル」

MDK!ではウクレレによるノイズを撒き散らしてくれたハッタと、その弟・トリによる兄弟ユニットが国電。この曲はトリが即興一発録音した音源をハッタが加工したもので、何をどのようにして作ったのかまるで判別できない。ハードコア好きの彼ららしく、けたたましく疾走し、絶叫にまみれるが絶叫のような音はオカリナ(100円)だそう。フロム広島。

モラトリアム
「RIGHT WING & LEFT WING」

MDK! には'02年9月、京都丸太町での参加以降、何度も参加していただいている丹羽り引きこと丹羽浩之(ds)と小野セシボン(b)2人による非常にメッセージ色の強いロックバンド。丹羽がソロでもコミカルに路上演奏している楽曲群が、小野の極悪ベースが加わることによって途端に過激なアジテーションと化す。MDK!と相性がいいわけで、やはりマグマイズムの継承者なのである。。

IHI
「Dancing Dust in Backlight」

不肖ながら私こと岩佐のソロがIHIで、1996年からかなりマイペースに続いている。バランスよく3部構成になっている曲を構想したが、極めてアンバランスな仕上がりとなった。随所で蠢いている変な音の切れ端を拾いながら聴いていただければと思う。

BASTARBATION
「MASTURBATE DELIC KINGDOM」

アレ、今一瞬テレビにバスタベ田中さん映んなかった?????

ult-CluClu
「doublemoon」

1905と泰子興業のユニット。阿僧祗1905の2002年作『doublemoon』のエピローグとして位置づけられるであろう曲。欠けた月がやがて満月となり、ゆっくりと分裂していく。波は既に膝まで満ちてきたが、そのまま海岸を歩く。見上げると双子の月が。フワリと宙に浮き、そのまま夜空へ。月はやがて再び一つとなり、また欠けていく。

gomora + ハッタ + ihi! + str!
「807号室セッション('02.10.6.)」

大阪南森町のgomora邸にて行われたセッションの記録。トリプルギターワンベースにリズムマシーン。当初は静かな演奏を試みていたはずだったが、一つずつ制約が外されていった果ての姿で、やはり全員ハードコア好きなのだ。

ihi! + 雅 + まっつん + gomora
「蒲生グラウンドセッション('02.9.21.)」

大阪蒲生4丁目近隣、蒲生中学校隣接蒲生グラウンドで行われたセッションの記録。このテイクでは30分以上に渡った断続的演奏の最後の部分のみを収録した。それぞれ楽器を持ち替えながら演奏したが、ギターgomora、ボンゴにまっつん、ボーカルに雅と、ジャンベ+ボーカルが私。ホームレスに「やっぱりエレキはええな〜。君らはプロやな?」と誉められた。

Heroins
「RayはHeroinキメてラリ葉っぱ」

中心メンバーの吉田氏には'03年4月京大吉田寮での演奏に参加していただき、また、'03年5月Bridgeでは全員参加となったHeroins。黒ずくめにグラサン、もしくはボーダーしか許されないような美学に貫かれたロックイディオム溢れるこの曲は、「単なる練習の録音なんで…」と本人は謙遜するものの、本作中他にかえがたい爽やかな風を運んでくれる。

阿Q
「鰯の商業参考書」

阪上陽一と1905による、魯迅系ユニット。'02年12月大阪市立大学で行われたMDK!のメンバーによるセッション(まっつん、阪上陽一、1905、gomora、ihi!が参加)の際に素材を録音するも、気づいていないメンバーの無意識の演奏が楽曲に織り込まれている。阪上陽一のクドさと脳天気さがよくあらわれた編曲は、1905の几帳面さの賜物。

まっつん
「NO TITLE」

10分超に及ぶ、ゆったりと、大きなスケールを感じさせるパーカッシブなトランスチューン。まっつんによる多重録音で、ダサい音色・フレーズがためらいもなく飛び出すが、それが同時に楽曲の大らかさを感じさせもする、懐の深い曲。

BASTARBATION
「rgczrtr6716594sdfg」

ボディブロウをくらい、「ヘゴ」という声を出してしまったかのような、撲殺系ノイズ。
VAMDK
-MDK! compilation album-



2 CD-R
27 tracks
total 110 min.
40 pages booklet
with "おばけちゃん"

\1,000

(C)2002-2003 MDK! & INR
(P)2003 inprinting north release / made in JAPAN







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ベルリンブックス
(大阪・南船場農林会館ビル2F)
スピカレコード
(大阪・新今宮フェスティバルゲート4F)

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Unipue Skeleten
「古時計」

ユニープスケレテンは、'01年9月の、MDK!が初めて集団化した際に参加していただいた、ughと*S、その他のメンバーによって構成されるユニットで、鼻歌に余所行きの服を着せたような数々の名曲を保有。本作には、参加アーティスト中最多の4曲を提供していただいた。これは言わずと知れたトラディショナルソング。この歌の"クセ"を強調した名歌唱。

廻し注射
「堀川北大路」

廻し注射は立命館大学洋楽研究会内で90年代後半に多数結成されたバンドの中の一つで、Heroinsともメンバーが重複している。この曲はMDK!にてサックスやアナーキーなパフォーマンスを見せてくれる坂上と、同サークルOB松浦による即興演奏で、凍てついた、はりつめた空気を感じさせる。聴く者をからっぽの世界へと導く2分間。

阪上陽一
「マイケルの髪」

吐痙唾舐汰伽藍沙箱(西岡たかし・木田高介・斉藤哲夫)のカバー曲。阪上の指示に従い、岩佐が録音、ミックスを行った。原曲は浮遊感のある天上音楽のような印象だが、本作は一転、一気に地に堕し無数のホームレスが茶碗や笛を吹き鳴らす中、不敵な笑みをたたえた阪上がうろうろと練り歩きながら朗々と歌いあげている。

Unipue Skeleten
「拝む」

躍動感のある曲。拝むこと一つとっても、色々なやり方や、人それぞれのこだわりがあるが、その際に及んでは誰しもが「なんまんだぶなんまんだぶ…」と唱えるはずだ。しかし、拝むだけでは解決することができない現実的な問題を私たちは多く抱えている。それにしても詞が本当に素晴らしい。

ihi!+坂上+阪上+雅
「大晦日セッションその1('02.12.31.)」

'02年大晦日に梅田駅前バス停で行ったよくわからないセッションの記録。サックスを坂上、阪上、ihi!で吹きまわしし、一人が吹いている間、残る二人が何か話したりするというパフォーマンス。やっている内に、通行人に悪態をつき始める。雅はその一部始終をビデオカメラに収める。

病んでっく
「go to ill」

名義は"病んでっく"だが、gomoraソロ。Jandekのパロディ以外のなにものではない、それゆえに純度の極めて高い、密室アシッドフォーク。この曲と同様の方法で一時期多くの曲がレコーディングされていたようで、一度まとめて聴いてみたいものだ。神秘の807号室。

Unipue Skeleten
「犬の方からどうぞ」

なんという、具体的な映像喚起力を持つ曲なのだろうか。どんなにジェントルな振る舞いであっても、時と場合を誤れば、「コテン」となる。「どうぞ」「コテン」の間合いである。

ihi!+坂上+阪上+雅
「大晦日セッションその2('02.12.31.)」

この弛緩したやりとりに大晦日の雰囲気を感じていただければ。

ささ
「同じこと」

雅と岩佐の即席フォークデュオ。私自身としてはレコーディング時期によく聴いていたErica Pomeranceからの影響がもろに反映されている気がする。雅の、中空を漂う波線コーラスは、機嫌が良いのか悪いのかまったくわからない。ただ、もうどうしようもなく東アジアを感じる。歌メロはGSチック。

ハッタトモタカ
「space」

ウクレレハードコアキャラがMDK!内では定着しているハッタだが、これは彼のアナザーサイドを象徴する1曲。ディレイによって反復する包容力のあるサウンド。そして子守唄のように優しく語りかけるボーカル(「渋い」とはgomora談)。そこいらのアメリカンインディーよりも、ずっとアメリカンインディー。

Unipue Skeleten
「ビートでジャンプ」

人は試練を乗り越えなければならない時がある。逆境に瀕した時には、がむしゃらな体当たりを強いられるものだ。白目を剥いて叫べ、「ビートでジャンプ!」

ihi!+坂上+阪上+雅
「大晦日セッションその3('02.12.31.)」

この後、私たちは数人の若者との対峙をせまられたが、彼らは「気分が悪い」と言い残してその場を去っていった。

ふなまん
「テレビを消す時間です。」

ジャパニーズ・ノイジシャンのどこの系譜への所属も感じさせない、異端ノイジシャン(一概にそう言いきれない方だが)。この曲は、MDの編集機能を駆使した、うるさくないノイズ作品。最近の電子音楽でも似たような作品は珍しくないと思うが、この曲ほど、音の向こう側に漂う生活臭や、部屋に転がるゴミの気配を感じさせる曲はないと断言できる。

ドジャンボ・リー
「ひっかかる山脈O.S.T.」

1905とihi!によるユニット。ihi!が京都poolibraを来訪した際に即興的にコラボレーション録音したマテリアルを、1905が丁寧に仕上げた。じわりと寝汗をかきながらの悪夢のような曲。いくら歩きつづけても、どうにも前に進んでいない、どうしても何かがひっかかってしまう山のテーマ。



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