2003/9/6(土)
「ニューウエイブ事情聴取 part.4 −9月の海はアルタネイティブ・サンに照らされて。−」
ミルクティース、ニーハオ!、あふりらんぽ+ふなまん、A.C.E.、コミュニケーションブレインバスター、似非浪漫、DJカラテカ、オカノアキラ(DJ)
心斎橋サンホール

土曜出勤だったので遅れて入場。似非浪漫が演奏中でした。

似非浪漫
そういうわけで、2曲くらいしか観てません。前からトランペットのメンバーいたかな?と思いつつ、印象通りやかましいロックでした。
http://osaka.cool.ne.jp/eseroman1/

コミュニケーションブレインバスター
場を埋める音とスピードのスリーピース爽快ロック。ややこしい曲ばかりながら、きっと「あれ? カンタベリー?」ていうような感じ取り方は間違っているなあと思いました。
http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=commbrain

A.C.E.

今回一番びっくりしたのがA.C.E.でした。かなり前に一度観たことがあってその時はあまりひっかかりがなくてどんな内容だったか記憶も曖昧になってるんですが。バケツをかぶって黄色のウインドブレーカーでそろえた2人組による、イベントタイトルまっしぐらすぎるテクノポップ。打ち込みにあわせ、どこまで実際に演奏してるのかも判然としない演奏。シンセ類はともかく、左右対称に組まれた1台のドラムセットを2人で左右対称に演奏、打ち込みの小気味いいスネア音にあわせて中空を叩いて演奏、かぶったバケツを叩いて演奏、とほぼ見た目だけ意識。パフォーマンス先行ぽいけど、最後のボコーダーボーカル入りの曲はものすごく良かった。サンホールの劇場ぽい雰囲気も手伝って、完璧なショーだったと思います。ハリボテ感なし。昔観たデアプランの映像を思い出しました。

あふりらんぽ+ふなまん

アメリカ帰りのあふりらんぽですが、2ヶ月ちょっとぶりくらいなのに随分久しぶりに感じます。何曲か初めて聴く曲含む、渡米前とちょっと変わった構成でした。ラストの「雪景色」は不動ですが。今回は何よりゲストのふなまんさんに尽きました(あくまで個人的に)。あふりらんぽの演奏の上に絶えず不穏な音がのっかってる。すごく相性いいのではと思いつつ、全体通してぼんやりした曖昧な雰囲気があったのは多分ふなまんさん効果。同時にあふりらんぽの演奏に同機したふなまんさんのアクションが最高でした。「彼氏できたぞ〜」にあわせての絶叫素敵。写真はふなまんさん。
http://www.afrirampo.com/(あふりらんぽ)
http://www.mars.dti.ne.jp/~funaman/index.html(ふなまん)

ここでDJカラテカのパフォーマンス。「仰げば尊し」のやたら気合入った歌唱の音源が凄かった。

ニーハオ!
久しぶりに観ました。ギャルバンらしく、衣装が夏仕様でした(この日が最終日とのこと)。前観たときと印象かわらず素人ぽさがあまり良くない方向に作用してるなと思ってしまいました。でもプログレチックにリズムやコードが展開すると思わず反応してしまいます。
http://www10.ocn.ne.jp/~ni-hao/

ミルクティース

オレンジのスーツとNW丸出しグラサン(というか飛び出すメガネ)で揃えたg,g,b,ds4人組。爆裂疾走ロックンロールかつ、綿密に構築されたショー形式の進行でした(あらかじめ用意されたナレーション、MC、打ち込みにあわせて全て進行)。アクションがハデハデで、特に10月に出る新作から、とアナウンスされた曲がどれも爆裂感があって良かったです。この日の出演バンドの中では群を抜いてプロフェッショナルな雰囲気のあるバンドでした。
http://www.milk4649.com/

サンホールのストロボ明滅気持ちいいなあ。

(03/9/7)

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