2005年4月

2005/4/30(土)−イギリス旅行

下に書きました。長編になってきて疲れたので途中まで。ライブレポまでまだ届かない。

shin jung hyun & the men/shin jung hyun & the men
san ul lim/1
count ossie with the mystic revelation of rastafari/the original complete grounation
帰国後meditations通販したCDが到着。シン・チョン・ヒョン、リマスターされてる。超かっこいい。

2005/4/29(金)−MAG FOR EARS 納品

シモジマで、店頭販売用のフィルム袋と発送用の封筒を購入。

ベルリンブックス。納品。だらだらと長居。

plantation。MAG完成の報告と納品。ヌーバ(北アフリカの伝統的アンダルシア音楽)について聞く。店頭にあったのを購入。アイヌの民族楽器トンコリ奏者、オキのCDを試聴。民族楽器演奏に、ダブがかかってて面白かった。納品。

2005/4/29(金)−イギリス行く前〜今日までの買い物など

bob marley & the wailers/the birth of a legend(1963-66)
bob marley & the wailers/catch a fire
bob marley & the wailers/kaya
nara leao/vento de maio
斉藤哲夫/バイバイグッドバイサラバイ
図書館。

gang gang dance/gang gang dance
ATP物販で本人から購入。

peter knight/the gemini cadenza
clannad/crann ull
RyeのGlomour School Recordsで購入。イギリスのレコ屋でCD買うならフォーク/トラッドでしょと勝手に決めて、明らかにあやしいジャケのと、普通に良さそうなのの2枚買いました。18£。上はスティーライ・スパンのバイオリニストのソロ作だそうです。ニューエイジぽいリラックスできる内容。下はアイルランドのトラッドバンドの80年作。キーボードで若い頃のエンヤが参加してます。両方良かったです。

the dirty projectors/the getty address
帰国したらアマゾンから届いてました。詳しいことはわかりませんが、今っぽいポップミュージック。

あふりらんぽ/Urusa In Japan
会社で購入。DVD付き。

hadj mohamed tahar fergani/anthology of arab-andalusian music vol.1
Platationで購入。アンダルシア音楽(ヌーバ)について教えてもらいながらとりあえず1枚買いました。この盤はとても穏やか。

あふりらんぽ/あふりらんぽ
AMSで購入。ギューン盤。やっぱり「雪景色」が聴けないと物足りない。

V.A./AMS moving! Special Disk
気づいてなかったんですが、AMS移転後、2000円以上購入先着200名にプレゼントされるコンピCDR。何より嬉しいのが、Doodlesのレパートリーの中でも最も好きな曲の一つ「no titled」(って、曲名なかったんですね。「♪流れる水の〜」ではじまる暗くて最高な曲です)が収録されていたこと。あふりらんぽ衝動買いしてよかった。

tlc/now & forever - the hits
nas/it was written
cypress hill/skull & bones
the black eyed peas/elephunk
近所のブックマーケットのワケアリCDセール。計1300円。

2005/4/28(木)−MAG FOR EARS到着

仕事から帰ると、玄関にダンボール箱が山積みされていました。

別件で会う約束をしていた友人M、そして友人Gも呼んで梅田で打ち上げ。

北新地の播鳥で隣の席の男が女の子に言っていたパンチライン。
「フランスパン超好き。土日の昼は必ずフランスパン食べるよ。」

2005/4/26(火)−帰国

21日〜25日までイギリスに行ってきました。金土日はカンバーサンズにてAll Tomorrow's Parties。これまでに経験したあらゆる音楽イベントのなかで最も楽しかったと断言できます!天国みたいなイベントでした。また行きたいです。詳しくはまた後日。

2005/4/25(月)−イギリス旅行その5

朝6時半起床。ちょっと急いで支度。急いで朝食を食べ、HさんKさんとお別れ。本当にお世話になりました。7時20分のバスでカンバーサンズホリデーセンターをあとに。

ライの駅から、アシュフォードを経由し、ロンドンブリッジへ。月曜の朝ということもあってか、連絡もスムーズで2時間ほどでロンドンまで戻れました。

この日は午前中雨。小さな傘を2人でさしながら徒歩でテートモダンへ。テートモダンは火力発電所を改造してつくられた現代美術専門の美術館。


テートモダンの広いエントランス。天井高い!

テートモダンでは、常設展を鑑賞後、有料のヨゼフ・ボイス展も鑑賞。そして1階にある書店/グッズショップで買い物。量も質も圧倒的。すごく楽しかったです。友人が買っていたポスターを再利用したファイルや、フェルト製のバッグ(ヨゼフボイスのグッズ)が少し羨ましい。


時間がないので、歩きながら昼食。サンドイッチの店でスモークサーモンのサンドイッチと、サモサを購入。サモサ美味かった。サーモンのは少し水っぽかったけどでも美味しい。


テムズ川。大阪の中之島を思い出す。

地下鉄の駅に到着。カムデンへ。

カムデンは大阪で言うとアメ村みたいなところ(かな?)。駅前は大型店で栄えていて、ちょっと歩くと猥雑な感じの古着屋なんかが建ち並ぶ。ウィ・セル・マジックマッシュルーム!って書いてる店が沢山ありました。



イギリスの代表的(?)レコ屋として教えてもらったMusic & Video Exchange。カムデンにはRock中心の店舗と、Soul/Jazz中心の店舗がありました。両方のぞく。高い。LPの陳列は日本のレコ屋同様でしたが、この店では、CDはブックレットだけを抜いてソフトケースに移して並べており、最初CDとは気づきませんでした。値段は9£からスタートし、売れないと少しずつ値下げしていくやり方。セール品もあるけど、なかなかこれは、というものはありませんでした。Soul/Jazz店の地下は、もう雑然とした倉庫のようで、ゴミにしか見えないLPが大量に叩き売られていました。

それと、同じ通りにあるバージンメガストアも覗いてみました。CD高いです。日本の方が輸入盤安いくらい。amazonでもUS盤は安いですけど、UK盤は高いですもんね。店内は閑散としていました。大型店がこれではちょっとゾッとするなあ。

ロンドンにいられる時間も短くなってきたので急いで次へ。地下鉄でベイカーストリート。ベイカーストリート駅周辺は、カムデンとはうってかわって、こぎれいでお洒落なお店が並ぶ。



到着初日に会ったIさんにもらったチラシをたよりに、旅行書専門書店Daunt Booksへ。大きくはないけど、本当に面白い棚づくりの書店でした。文芸やノンフィクションも置いてあるけど、やはりメインは旅行書そして国別の棚。上の写真は日本コーナー。イギリスの視点で書かれた日本はどんな風だろう、という好奇心から来てみたのでした。日本の文学の英訳版や、もちろん、語学書、そして日本の観光ガイドもありました。大阪のクラブガイドの欄で筆頭に「Bears」が載ってて苦笑。「この店にはバーがない。飲み物は自分で持ち込むこと」と書かれていました笑。ほかにはJoule、Karma、Grand Cafe、Rocketsなど。アルダベット順なのでベアーズが筆頭だったんですが。

そしてアビーロードに連れて行ってくれる予定だったIさんがDaunt Booksに到着。しかし残念ながら、タイムリミット。急いで地下鉄に乗り、ヒースロー空港へ。Iさんには途中まで見送ってもらう。Iさんから尼崎の脱線事故の話を聞く。

空港着。正直くたくたで体調も悪く、土産の購入にも手を抜く(ていうか、動物ビスケットを買おうとしたら裏に日本語で「製造業者:なになに」とか「輸入業者:どこどこ」とか書いてあって!外国土産に使えんやん!)。妥協して買ったミントチョコ最高にまずかったです。本当はスーパーでBlue Dragonの焼きそばを買おうと思ってたんですが、時間がありませんでした。

午後8時離陸の飛行機で日本へ。機内はGW1週前とあってスカスカでした。あまりに疲れていて眠くて離陸前後の記憶があいまい。ぼんやりと尼崎脱線事故のニュースを眺める。機内で就寝。

♪INDIAN NO ECHO SIGN BINE NO!/LIVE AT BEARS

2005/4/24(日)−イギリス旅行その4

雨の日。

午前中は料理大会。朝食にベーコンエッグやらを食したあと、しばらくしてすぐ昼食の準備に入る。Hさんがラム肉を、そしてKさんがチーズケーキを焼いてくれるというので楽しみに待つ。台所には立ち入るすきがないのでただひたすらぼんやりと。









この日の昼食はラムチョップ(&冷凍ビーフ)のステーキ、大盛りパスタでした。満腹。豪快でうまかったです。できあがったご馳走を囲みみんなで記念撮影。そしてしっかりと平らげました。デザートのチーズケーキは、チーズケーキの味はしませんでしたが(ヨーグルトをきっと入れすぎてしまったので!!)、ヨーグルトスフレとでも言える酸味とやわらかさ、そして急遽用意されたヨーグルトシロップの甘さが絶妙のバランスをたもつ味わいでした。アルミホイルにこびりついた部分まで食べました。ごちそうさまでした。

配膳くらいしか食事の用意をしなかったので、あとかたづけを引き受ける。洗いまくり。ピカピカの達成感。

自炊をたっぷりと楽しんだあと、すぐにライブ開始。これだから、ATP、天国のよう。

ライブレポ

Gang Gang Dance前に物販コーナーをチェック。きっちり本人(ボーカルの女の人)が売り子をしていたので、早速CDとTシャツを購入。噂を聞いていたので「Gang Gang Danceにリタ・アッカーマンがいるって聞いたんですけど」とたずねると笑って「ノーノー。リタ・アッカーマンは友達で、彼女は別のバンドをやっている」とのことでした。

ATPの物販コーナーは、行く前はフジロックみたいにブースを設けて常時イベントグッズや各アーティストのCDを買えるようにしてあると思ってたんですが、実際は各アーティストが自分の出番前や後にDownstair Stage外の小部屋で販売、というスタイル。目当てのアーティストがいればある程度見切りをつけて狙っていかないと買えないという商売っ気のなさ。アーティスト本人が物販やってても別に客が殺到するわけでもなく、いい感じにさめてました。ATPグッズも、今回のギャロ祭りTみたいのはなく、前回のSlint Tシャツや、前年、前々年のATP Tシャツの在庫を「Vintage T-shirt」と称して雑に売ってるくらいでした。商売っ気なさすぎ。ゆるい。素敵。

この日もライブの隙間を縫って入浴・休憩に部屋に戻る。雨に濡れながら、翌日朝のバスの時間を確認し、再びライブ会場へ。入口でスゲー良かったGang Gang Danceのメンバー(男)とスタッフにたまたま会ったので、「グレートパフォーマンス!」と誉めておきました。

ライブ終了後、翌日朝早く出るのですぐ就寝。

♪M/O/P/O/BEAT FROM HELL 8〜14

2005/4/23(土)−イギリス旅行その3

8時くらいに起床した気がします。洗顔、寝癖なおし、歯磨き、ヒゲそり。

何となく朝食を作り始め、メニューはベーコン、ジャガイモ、チーズ、パン、ヨーグルトなど。

お腹がふくれたところで、4人で今日はどうしようかなどと話す。ひとまず足りない物を買い出しに行こうということになり、必要なものをリストアップ。最初はまっとうに野菜とかをあげていたら、Kさんがチーズケーキを作ると言い出して、チーズケーキの材料なんかも加わる。

買い出し係として、僕と友人の2人でお出かけ。施設内のスーパー、出口すぐのスーパー、ともに主に地元の人が利用している店でローカル感がたまらない。とはいえ、いまいち希望の品が揃わず、買えるものだけ買っていったん部屋に戻り、再度今度はライ駅まで戻ることにしました。バスで移動。

まだ10時半くらいで時間もあったので、ライの町を散策。ライはレンガの古い街並が残る小さな町で、何よりその景観が観光の対象となります。気の向くまま町を歩き、気になった店に入りました。小さな町のわりに、路面店の数が半端じゃなく多かったです。周囲の郊外住宅からきっと休日に沢山の買い物客が来るんでしょう。

雑誌や駄菓子を売る店、小さなホームセンター、CDやゲームも売る家庭用品の店、デリカテッセン(チェリーやナッツのクッキーを買い食い)、などなど。朝早い時間なのに通りも店もそこそこの賑わい。

Glamour School Recordsというレコ屋を発見。小さなお店で、アナログ、CDのほかにカセットテープも投げ値で山積み。朝から数人の客が一生懸命アナログ漁ってました。しかし、聞いていた通り、中古CDは高い。5£きるCDはほんとにしょうもないものばかりで。時間もないので、イギリスでCD買うならフォーク/トラッドでしょ、と勝手に決めつけて、勘で2枚購入。18£(やっぱ高い)。

 
peter knight/the gemini cadenza
clannad/crann ull

セイントメアリー教会という教会に到着。ステンドグラスに見入る。うろうろしていたら、不意に「ようこそおいでくださいました」とたどたどしい日本語が。展望台の入口から翁に声をかけられたのでした。丁重にお断りして駅前まで戻る。教会の写真など(誰かのサイトです)

駅前のスーパーで買い物をし、バスに乗り部屋へ戻る。午後1時。昼食の用意。昼食のメニューは、Blue Dragonのインスタント焼きそば。乾麺を茹で戻し、別売りのフレーバーソースで炒めて食べる。野菜を色々と入れて3皿。最初のオイスターソース味みたいのは美味しかったです。あとの2皿、レモン&コリアンダー味ともう一つ(忘れた)はぼんやりした味でした。ラム酒を飲んでこの時点でわりとみんなベロベロ。

前日KさんとHさんが海へ出て「ものすごく良かった」とのことなので、友人とともにKさんに連れて行ってもらう。







「広い」以外の言葉を失う。この日は曇りだったんですが、そのせいで空と海と砂浜の色が同じ!それにしても広い。海の向こうはフランス。ただふらふら歩いただけですが、ものすごく充実した気分になる。この砂浜(カンバーサンズ)にはまた来たい。

充実した気持ちで、売店で買ったチップス(ポテト)に酢をぶっかけ(英国流)、つまみながら部屋へ戻る。汚れた足を洗って、十分一日を堪能したような気がするのに、これからライブ。これだから、ATP、天国のよう。

ライブレポ

ライブの途中、メイン会場内のレストラン(何故かガラガラ)で夕食。



ビーフシチューパイ。注文カウンター越しに色々たずねられるのに「ヤーヤー」と答えていたら、イモが盛られ、豆が盛られ、ソースがたっぷりかけられました。6£。量が多いので2人で食べる。美味ではないけど英国の味。

ジョン・フォックスを途中で抜けて、ジョンフルシャンテを見に行こうとしたら、押しているようで超満員。どうもヴィンセント・ギャロが出ていたようで広くはないスペースに人ぎっしり。やはり、ギャロ祭りだったのかと実感。Downstair Stageの温度差は室外と室内で5度くらいはあったのでは。

ライブ鑑賞をいったん諦め、部屋に戻り、入浴。トリのスーサイドを見に行く。PJハーベイ終了後、ほぼ最前列で友人と喋っていたら、偶然目の前にピカチュウ(あふりらんぽ)がいて時間を聞かれました。せっかくなので、「昨日すごい良かったです」「メジャーデビューおめでとうございます」とか一通り言いたいことを言っておきました。

スーサイドがくだらなくて最高だったのでいい気分で部屋に戻る。やはり疲れていてぐったり就寝。

♪WEEZER/MAKE BELIEVE

2005/4/22(金)−イギリス旅行その2

午前7時起床。待ち合わせの予定があって早く出かけなくてはならないので早々に身支度。



7時半、ブリティッシュスイタイルの朝食。ほとんど一番乗りで、置いてあったシリアルを勝手に盛って食べ始めてしまいました。フルセットや、ベジタリアン向け、トーストのみなど色々選べて値段は一緒(宿泊料込みなので)。遠慮なくフルセットをいただきました。ビーンズは思ってたより甘い味つけ。イギリス式の薄いトーストは食べやすかったです。日本ももっとトーストを薄く切って売ればいいと思います。

食事後、カギを返却し、チェックアウト。まだ時間があったのでスーパーマーケットSainsbury'sをうろうろ。鼻づまりに効くと書いてあったので薬用キャンディを購入。

などしている内に待ち合わせ時間がせまる。地下鉄でロンドンブリッジへ。待ち合わせのバーガーキングの場所がわからずバタバタ。約束の時間に遅れること10分、到着すると誰もおらず。

ATPで部屋をシェアさせてもらったお2人Hさん(女性)とKさん(男性)はそれぞれ朝からトラブル発生で遅れて来られました。ATP関連のことは完全に任せていたのでほっとする。3月からメールのみで連絡をとっていたのでもちろん初対面。

ATP会場の最寄駅ライへはイギリスの国鉄BritRailで。乗車券の購入でまた一悶着。一旦往復券を購入。1人20£くらい。ただし、乗車券には22日当日日付が書いてあったため、25日付けに変えてもらいに行くと、やはり往復は当日しかダメらしく、片道券に交換してもらう。イギリスは往復券やフリーパスがお得な土地柄のようで、ロンドンブリッジ―ライは、往復券も片道券もほぼ同額。復路券と引き換えにほとんどお釣りは戻って来ずショック。その後、Kさんに乗車券を見せてもらうと、さっき自分らが買った往復券と同じもの。値段はほとんど一緒だし、やっぱり一応往復券を買っておこうと再度カウンターへ行くと、さすがに呆れた駅員のおばちゃんに怒られました。

そんなこんなで当初の予定の電車を遅らせ、別ルートでライへ。ロンドンブリッジからすぐのウォータールーへ移動し、そこからアシュフォードへ。乗り継いでライへ。待ち時間も入れて2時間半くらい。全然近い距離。乗り継ぎの途中で、同じくATPに行くと見える若者たちが増えてくる。フェスの予感にわくわく。





車窓から車の墓場みたいのが見えました。車内風景。ていうか、もろに世界の車窓から!いい写真とれないと思って撮らなかったけど、アシュフォードからライまでは延々牧場&田園&郊外の邸宅が続きました。なんというか、KLF「チルアウト」ピンクフロイド「原子心母」の国を感じさせてくれました。郊外の邸宅はもろにブラー「パークライフ」のPVに出てきたような家そのまんま。



そしてライ駅に到着。午後1時くらいだったと思います。

他の人たちが駅前のスーパーで買い出しをしていたので真似て買い物。食べ物、飲み物、日用品など必要そうなものを行き過ぎないくらいにたっぷりと。荷物重たくなりすぎ。

ライ駅前のバス停から出ている711号のバスに乗り込み、会場のカンバーサンズへ。バスは片道1.8£、往復2.8£。そして、いよいよAll Tomorrow's Parties会場のCamber Sands Holiday Centreに到着。


ライブ会場、ATP本部、ゲーセン、レストラン、パブ、コンビニなどが入るメイン会場。施設名はまたの名をPONTIN'Sというみたいです。カンバーサンズホリデーセンターってのはどこにも書いてなかったような。


期間中の自宅となるシャレー内部。きれい。ベッド2台、ダブルベッドソファー、テーブル、電気コンロ、オーブン、グリル、冷蔵庫、トイレ、シャワー、テレビなど設備も整ってます。




周囲のシャレー風景。全部で700室〜800室。ATP期間中はほぼ満室になります。

というか、極楽のような環境に俄然テンションもあがるスタイル。クソ楽しい。

All Tomorrows Partiesについて

基本的な概要はオフィシャルサイトを参照してください。会場は、イギリス南東部海岸沿い、カンバーサンズ。合宿なんかで使ってそうな、宿泊施設つきのライブ会場で、お客さんはシャレーで寝泊りし、自炊しながら3日間参加します。同じ施設内にコンビニ、スーパーもあり、飲み食いには困りません。バスで10分くらいのライ駅まで戻ればほぼ何でもそろえることも可能です。他のフェスと同様、リストバンドを巻いていれば会場には出入り自由。ライブは2ステージあり、メインのUpstair Stage(リキッドルーム2倍くらいの広さ、って聞きました)、サブのDownstair Stage(2階の1/3くらいの広さかな)。2ステージがほぼ同時進行。3日間開演は15時〜16時くらい。終演が0時〜1時くらい。そこからDownstait Stageと、パブではDJが入りクラブ化します。朝5時くらいまで営業。実質家の隣でフェスをやっている状態になるのでいつでも帰宅可能。ライブ中に風呂入りに家に帰ることもできる、天国のようなイベントです。イギリス人、羨ましすぎ!

そんなわけで、Hさんに本部でチェックイン手続をしていただいてる間、メイン会場外でぼやぼや。雰囲気ゆるすぎ!居てる人全員がなんかにやにやしたしまりのない顔をしていました。「これがホリデーってやつか!」と一つ学習。「ゆるい」「だらしない」「モラトリアム」などの言葉がうかぶ音楽イベントの個人ランキング1位はこれまで京大吉田寮前で開催されたドーナツ食い放題イベントだったんですが(あれはあれで天国だったなあ)、今回のATP参加で、ATPが3馬身くらいは余裕で引き離してぶっちぎってくれました。これは、世界一リラックスしたフェスでしょう。身の危険とか一切感じませんし。

Hさんがパンフ、リストバンドなどを持ってきてくれて、あてがわれた部屋に入室。しばらく4人でスケジュールのチェックや、おやつ食べたり、着替えたり、荷物の整理をしたりと休憩。そして、ライブへ出発。

ライブレポ

初日は、夕方頃部屋に戻り、前日Wong KeiからTake Awayした炒め物とタイ米を、一緒に炒めてチャーハンぽいものを作りました。それと小粒のジャガイモのチーズ炒め。飛行機の機内食からとっておいた塩・胡椒がとても役立ちました。

そしてライブへ。あふりらんぽ終了後、眠気がきて再び部屋へ。仮眠のつもりが昏睡状態。Kさんが帰ってきて何とか起きる。せっかくだしということで、Peachesを最後だけでも見ようと再び会場へ。

ライブ終了。部屋ではHさん(実はほとんどプロのカメラマン。プレス用のパスも取得して、ほとんどのライブを撮影されていました)、KさんともどもノートPCでこの日撮影の写真を整理。Kさんはライブ以外も本当に色々な写真を撮られていてロンドンの写真や、会場からすぐの砂浜の写真を見せてもらう。

すると、ドアノックあり。開けるとハイテンションな外人(というか現地人ですが)が「パーティーやってるんだ!出て来いよ!!」と。つきあってらんねーという感じでしたが、適当に愛想笑いでごまかす。Kさんは果敢にもパーティーに参加しに外出されました。(サッカーとかやっていたようです)

初日はシャワーの使い方がわからず(シャワー室外の、電源ヒモをひっぱればいいんだった)、故障だと思い込んで、洗面器に、洗面所のお湯を汲んで、シャワー室に運び入れ、お湯を浴びる、という面倒な行為を5、6回も繰り返してしまいました。恥ずかしい。

何だかんだでこの日も深夜就寝。

♪PETER KNIGHT/THE GEMINI CADENZA

2005/4/21(木)−イギリス旅行その1

いつもの出勤とそれほど変わらない時間に出発。関空11:50→ロンドン・ヒースロー空港16:15の便に搭乗。12時間25分。音楽聴いたり、本読んだりしてました。機内で2食。

ヒースロー空港着。入国審査もあまりややこしいことは聞かれず、無事通過。もう夕方なので急ぎ足で地下鉄へ。

ヒースローからピカデリーラインでラッセルスクエアへ。地下鉄は日本に比べ狭い車内。あらゆる人種の人が目に入り、日本人の自分もあまり外人という意識はなし。車両が地上に出ると、両脇の壁にはびっしりとグラフィティ。日本の比じゃない。

ラッセルスクエアに到着し、初めて市街へ。古い建物の外観がそのまま残る街並にびっくりする。少し道に迷いながらこの日泊まるLangland Hotelに到着。





外観写真ではものすごく大きいホテルのように見えますが、同じ外観の建物が並んでいるだけで、見た目の同じ別のホテルがずらっと並んでいました。ダブルで55£。関空で両替した時のレートが1£=212円だったので、11660円。そこそこの朝食付きなのでまあまあ安い。ちなみにこのホテルは大英博物館のすぐ裏手にあります。

出発10日前くらいに予約のメールを送っておいたんですが、「外国人はクレジットカードの詳細をご連絡ください」という返信が来たのみで、それに返信しても、再度予約メールを送っても、予約は完了しているかと問い合わせしても、まったく返事がなくとても不安でした。ベルを鳴らして戸を開けてもらい、「1週間ほど前予約メールを送ったんですけど」と言ったところ話が通じて何とかチェックイン。いくつかの注意事項を聞くものの、いくつかの数字が会話にからむとよくわからなくなる。部屋番号24と言われたのを門限24時と勘違いしてしまいました。早々に清算を済ませ、部屋へ。広くはないけど小奇麗でした。荷物を置き、外出。

また地下鉄に乗り、ピカデリーサーカスへ。20時頃、現地在住の友人の友人Iさんと駅前で待ち合わせ、一緒に夕食を。ピカデリーサーカスはロンドンでも有数の繁華街で、なかなかの賑わい。やっぱり外観の古い豪奢な建物が並ぶ。チャイナタウンへ案内してもらい、「世界一店員の態度が悪い」とギネスブックに載っているという中華料理屋Wong Kei(旺記)へ。







まず店員の態度ですが、評判の悪さに反省したのか、それほど悪くはなく、いたって普通。時折日本語をまじえて話してくれるなど、むしろ親切と思えるほどでした。メニューは当然漢字と英語。沢山ありすぎてわからないので、1人7£のセットを頼む。大皿が4皿&ご飯。タイ米の白飯に、ぶっきらぼうにしゃもじがつっこまれていて衝撃。タイ米やっぱまずいです。大皿は、牛肉のオイスターソース炒め、酢豚、鶏肉とカシューナッツの炒め物、野菜炒めの4品でした。どれもまずまずの美味しさ。3人前ということでしたが、食べきれずに残りは持ち帰り。丁寧に持ち帰り用タッパーやら手提げ袋も用意してくれました。

食事中、陽気な黒人がやって来て「これ何てメニュー?」と聞かれたので、「これは、SUBUTA。これは、Chicken & Cashew Nuts。」と適当に教えたら、通じなかったようで、もう一度店員を連れてきて食事中のテーブルを指差しながら注文してました。

店を出て、散歩がてらロンドンの下世話な土産屋をのぞく。エリザベス女王やウィリアム王子の写真を人物の輪郭どおりかたどった王室をバカにしたようなポストカードや、電話ボックスの前に老けた冴えないパンクス4人がたむろってるだけの写真のポストカードなど、商品として成立しているのかどうかも危うい代物が沢山。土産もの事情はどこもひどいと思いつつ、ロンドンは日本に輪をかけてひどいと思いました。

乗れると思ってなかったんですが、ダブルデッカーのバスに乗れました!もちろん2階。尿意と眠気と戦いながら、Iさん自宅近く(アビーロード近く)に到着。地元のおっさんが集うパブTHE STARに案内してもらいました。到着後、すぐトイレへ。







THE STARでは、ギネスを1パイントと、ドラフトをハーフパイント(ギネスはきつかったので適当に違うのを頼んだんですけど、ドラフトって銘柄ではないような)。Iさんのルームメイト、トムもまじえ、4人で飲む。トムは、ルームメイトといっても52歳の普通のおっさん。52歳とはいえかなりハンサムでした。本業はソープオペラの俳優で、仕事のないときはアビーロードでビートルズの違法グッズを売っているそうです。トムは王室嫌いらしく、エリザベス女王のポストカードを目にした途端に「behead!(首をはねろ!)」と過激発言。その他、「アメリカはイギリスの植民地、アメリカ英語は所詮まがいものの英語だ」みたいな話や、翌日ライに行くと言うと、「ライにはマーメイドという有名なパブがある。フィッシュ&チップスも食べられるよ」と教えてくれたり。とてもフレンドリーでした。トムは過去アル中だったことがあって、お酒は控えてRed Bullという栄養ドリンクを何本も飲んでました。

THE STARは平日木曜だからか、いつもより空いてたそう。近所の家庭に居場所のないおっさんがみんな集まってくる店だそうで、ビール片手に仲間の噂話やらを毎日してるそうです。よその店から勝手に出前をとって食べていた客が、店の女主人に見つかってこっぴどく怒られていたり、アットホームでいい店でした。

地下鉄でホテルに帰る。ロンドンなのに終電帰宅みたいな感じでぐったり。1日の行動時間でいうと完全にオールナイト明けもいいところ。シャワーをあびて就寝。

Wong KeiとTHE STARの写真はIさん撮影のものを借用しました。

♪HADJ MOHAMED TAHAR FERGANI/ANTHOLOGY OF ARAB-ANDALUSIAN MUSIC VOL.1

2005/4/16(土)−今週

11日(月)
昼休みに印刷会社へ問い合わせに行くと、連休前の入稿締切は13日と言われる。BIGCATで木村カエラを観る。
レポ
帰途中、友人に「MAGの表紙、明日締切な」と一方的に連絡。

12日(火)
定時退社し、MAG作業。何とか完成させる。

13日(水)
30分早く出て、JR梅田のkinko'sで原稿出力。昼休みにデータと出力見本を持って印刷会社へ。無事に入稿を済ませる。

14日(木)
京橋IMPホールにて、東芝EMIの年度企画発表会ミュージックトークスに出席。5時間かけて各部門のプレゼン。ほとんどプロモーション映像で、一部(主に新人の)ライブ。押尾コータロー、松永貴志、YuU、フジファブリック、上原奈美が出演。最後に、シークレットで“バラードの皇帝”の異名をとる韓流歌手・シン・スンフンが登場。バラードしか歌わない? しかも皇帝とは、素敵なコピー。終了後、友人と待ち合わせ、桜ノ宮で地味に花見。屋台でおでんとタコ焼きをつついて飲む。

15日(金)
北新地にて、ワーナーミュージックの新人洋楽アーティスト、マリオン・レイヴンのミニライブ、懇親会に出席。線の細めなアラニス・モリセットというような感じ。とても美人でした。退社後、栄転されるT社I支店長の送別会。I支店長の転勤により、スコーピオンズコピーバンドは解散。

近田春夫&ハルヲフォン/電撃的東京
中古。

16日(土)
出勤日。花粉に悩まされた1週間でしたが、花粉で体の節々が痛んだり、だるくなったりとかするんでしょうか。いまいち体調優れず。

木村カエラ/KAELA
pj harvey/rid of me
pj harvey/stories from the city, stories from the sea
john frusciante/to record only water for ten days
the zombies/the decca stereo anthology
the zombies/odessey and oracle
ツタヤ半額と思ってたらCDは対象外でした。ATP予習。

2005/4/12(火)−MAG FOR EARS vol.1

午前2時半。できた。明日入稿。5月1日自宅着。

2005/4/10(日)−つるつるしあげ

土曜は終日MAG作業。色々と課題が残る。

今日は外出し、主にATP準備。

旧梅コマ地下のかつくらで、懇親会。なんでトンカツ屋で出版業界や書店の現状や課題のことを喋っているのか。けっこう楽しかった。

谷4へ移動し、パスポート交付。スムーズ。

徒歩で南下し、伽奈泥庵でお茶・打ち合わせ。イギリス/ロンドン本を何冊もひろげつつ。今日ライブかーと思ったら山本さんとか出るイベントだったようで。

梅田へ戻り、JR梅田駅のKinko'sでMAG原稿出力。危惧していた画像はまあまあ基準はクリア。あとはフォントの問題さえ解決すれば、完成!!!テンションあがる。

テンションあがったので、ヨドバシでMDウォークマンを買いなおし。ATPの出費と混ぜてしまえと、自分を誤魔化す。前のシャープのはものすごく使い勝手が悪かったので、SONYに鞍替え。

キリンケラーでビールを1杯。ブック1stで飛行機で読む文庫を物色し帰宅。

♪チャクラ/南洋でヨイショ

2005/4/8(金)−つるしあげ

元々味園ドコアにM/O/P/Oを見に行くつもりだったんですが、強制残業日ということもあって気がのらず行きませんでした。

gang gang dance/god's money
アマゾンから到着。インパクト強烈なニューウェーブバンド。第一印象から気に入るCDはすぐ飽きるのが多いんですがこれはどうだろう。ATPで見れるのが楽しみ。

そのCDのケースがいきなりでかいヒビが入っていて開閉もままならない状態。早く聴きたかったので開封してしまったけど、アマゾンのヘルプには開封したら返品できません、というようなことが書いてある。

この前のWayside Musicの品違いは、サイトからメール送ったけど音沙汰なし。

2005/4/3(日)−チェキ

MAG作業。だいぶ進む。もう少し。

午後、ATP準備という娯楽。友人と車で図書館〜はなぽーとブロッサム(アウトレットモール)へ。資料集め、買い物。イギリス本を借りる。はなぽーとでは、防寒用の上着を探す。結局薄手のナイロンジャケットと、防寒用下着を購入。あと安さにひかれて何となく無印のシャツとか買ってしまう。

the smiths/meat is murder
tom waits/alice
dee lite/world clique
Zabadak/Something In The Air
スピッツ/ハヤブサ
図書館。スミスを車で聴いてたんですが、むちゃくちゃ良くてびっくりしました。昔よく聴いてたアルバムですが。

♪RZA/RZA AS BOBBY DIGITAL IN STEREO

2005/4/2(土)−寝る

前日にうっかり早寝してしまい午前5時起床。色々とやらないといけないことをやる。色々片づく。

夕方友人Gと待ち合わせ、キリンケラーでビール。結構飲む。むちゃくちゃ楽しい。心地良くほろ酔いで僻地ZINKへ。satanicpornocultshopを見に行きました。
レポ

今のところ、ZINKに行く時は100%雨が降ってる気がします。倉庫の屋根に雨がザーッと降りかかる音が好き。

♪VASHTI BUNYAN/JUST ANOTHER DIAMOND DAY

2005/4/1(金)−悲しいしらせ

人類レコードの寶田さんが亡くなられていたことをさっき知りました。去年MAGの原稿を依頼した直後に入院され、秋頃にはお店に復帰されていたと聞いてたんですが…。またお店でお話ししたかった。

him/our point of departure
jad fair/i like it when you smile
pussy galore/dial 'm' for motherfucker
パープルバレイで計1500円。500円のを1枚という買い方が恥ずかしくてできない。

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