12月23日 浅倉大介ディナーショー
in 東京ベイヒルトンホテルクリスタルボウルルーム

 

交通

JR京葉線舞浜駅下車。階段を降りると、各オフィシャルホテルを順番に行くシャトルバスもありますが、ターミナルの向こう側にオフィシャルホテルが出している直通バスもあります。こちらは無料でし。そしてきれい。NKホールに行くときは、ベイヒルトンかシェラトンに乗ると近いでし(笑)。

座席

1テーブル12席の円形テーブルで、全部で61テーブル。最前列のみ5テーブルで、あとは7テーブルずつたがい違いにありました。私は61番テーブルでした。後ろも後ろ。端も端(笑)。

ステージ

中央にグランドピアノがでーんとありました。大ちゃんの椅子の奥(大ちゃんが座る位置から左)にはコンピュータ。ピアノの上手(ステージ右側)奥にカルテット。大ちゃんに近い方から1stバイオリン、2ndバイオリン、ビオラ、チェロと並びました。下手には大ちゃんに近い方からハープとフルートの人が立ちました。ステージには白い柱が4本。どっかで使った気が…あ、PROTO STAGEの柱に似てる!(笑) 中央奥の2本が細く簡単な造りに、両脇2本が太く豪華に造りになっていました。色は4本とも同じでした。サイドにイントレ(黒い金属でできているもの。う〜ん、はしごとかみたいになっているものなんですが…説明できない)があり、簡単な照明が吊られていました。後ろには白い幕がたるみをつけて張られていました。ギリシャっぽい雰囲気、って感じかな。

グッズ

 私が一昨年参加したときは、ディナーのメニューの片面に大ちゃんの写真が入っていて、反対側の方にあなたの写真を入れてね、というやつだったんですが、今年は簡単な紙にメニューが書き並べられているだけでした。会場に入る前に、NKのグッズがピクチャーブックのみ先行販売がありました。

ディナー

 18:30から始まったディナータイム。前菜の『伊勢海老のメダイヨンと帆立貝のカクテルレモングラスソース』「冷たいうちにお召し上がりください」ということでした。下に帆立貝が細かくなったのが丸く並べられ、その上に伊勢海老のメダイヨンがスライスされてのせられ、マヨネーズベースのソースで味付けした一品でし。伊勢海老がちょっと切りにくい(笑)。マヨネーズソースが意外にもおいしかったです。

 次にスープのお皿が並べられ、『タピオカ入りオックステールコンソメスープ』が来ました。だしのせいか、ちょっと喉に来る感じ。個人的には味が濃かったかな。

 そしてメインディッシュの『牛フィレ肉のステーキマッシュルームソース』と『温野菜ポテトクロケット』ヒレ肉が中央に、付け合わせが奥にこじんまりと並んでいました。お肉固いでし(泣)。付け合わせはおいしかったです。

 順番と関係なく、パンを持った人が回ってきてくれました。丸いミルクパンみたいなのと、ちいさなフランスパンみたいのと2種類ありました。フランスパンみたいなのは、破片がテーブルに飛び散って泣きをみました(笑)。

 デザートは『ジンジャーアイスクリームメレンゲ添え』と『妖精たちのクリスマスイブ』でした。お皿の向こう側にアイスクリームが載せられ、スティック状のチョコレートがクロスしてかけてありました。中央に『Merry Christmas』と書かれたホワイトチョコレートのだ円形のボードに、手前にはいちごとキウイと、パパイヤとラズベリーがありました。アイスクリームがおいしかったです。でも、一昨年からくらべると、だいぶ量が減りましたね。家に着く頃にはお腹すいてました(笑)。

 ドリンクは2ドリンク制。種類としては、アルコールはビール(中ビン)、ウイスキー(水割り)ワイン(赤、白)とソフトドリンクがオレンジジュース、コーラ、ジンジャーエール、ウーロン茶から選べました。みのはウイスキーを頼んでまたまた薄い水割りに泣きました(泣)←みの、ロックな人なんで…。最後、コーヒーが出ました。

ショー

 ゆっくりと客電(シャンデリア)が落ち、ステージにカルテットの人がスタンバイ。そして男性が出てきてピアノに合わせてチューニングをしたんですが、なぜか、なぜか客席前方から笑い声が起こっていました。1曲めは大ちゃん抜きでの『Einecleinenachtmusik』この曲…以前、『フリスキーモンプチ』というキャットフードのCMでも使われていました。

 そして、一度舞台が暗転し、大ちゃんが下手から登場!! 本日のお衣装は、視力の大変よい友人の話だと、黒のジャケットは袖の一部と胸の一部がサテンになっていて、左胸には★型のピンブローチ、そして第1ボタンのところにきらきら光るものが揺れていたそうです。首にふわふわしたマフラーのようなものを巻いていました。下はそれに合わせたパンツ。中のシャツは銀。黒の靴はGUCCIではないかということでした。そしてそのまま2曲めへ。『Ave Maria』はフルートとハープも入っていました。

 2曲が終わり、大ちゃんの「こんばんは〜」からお喋りがスタート。だいたい1曲ごとに曲紹介などのお喋りが挟まりました。3曲めは「1度やってみたかった」という『悲愴』これはピアノオンリーだったのかな。たしか。そして、4曲めの紹介へ。「前にニューヨークへ行ったとき、ミュージカルをいっぱい見て。『CAT'S』を見たんだけど、全部英語で、猫がたくさん出てくるから『どれが主役なんだろう…』ってずっと見てて。最後によごれたおばさん猫が主役だってことがわかったんですけど」というエピソードを挟み、そのなかでいちばん好きだという『Memory』を演奏しました。1度曲が終わったんですが、照明は暗いまま次の曲へ。『1000年の誓い』のイントロでした。大ちゃんのピアノとハープが旋律を追いかけ合ったり混ざり合ったりしていました。

 曲が終わり、「前に出て話そうか」と椅子を立ち、ピアノの側面に寄り掛かる大ちゃん。客席も客電がつきます。「この曲は麗美さんと貴水博之、ヒロに歌ってもらった曲で、この曲をきっかけに僕たちはaccessを組みました」と話をする大ちゃん。「たまにはaccessについて話してみようか」と大ちゃん。「accessなくなって2年…半? 早いよね。なんか昨日の事のようだよ。ファンレターなどで『もう一度accessやってください!』というのを見ると、accessはみんなに愛されていたんだなあと思う」と同時に、「自分の中でも大切なものだ」というようなことを言っていました。と詳しくは覚えていないんですが、「あの時accessがあったから、今の僕がいるんだと思います」と力強く言っていました。このとき、前出の目のいい友人の話だと、大ちゃん、ちょっと目が潤んでいたそうです(笑)。

 そして「次の曲は、もしかしたら知らない人もいるかもしれないんですが。ライブでしかやっていなかったから」と『Lovin' you』へ。懐かしいですね。私も声に出さないで口だけで歌ってしまいました。サイズ的には2番がカットされていました。そしてそのまま『Tear's Liberation』へ。曲が始まった途端、小さいながら客席から声があがっていました。今月行われたヒロのファンクラブのイベントで、ヒロもこれはライブで歌ったんです。

 個人的な話なんですが、この曲を聴いているとき、涙が止まりませんでした。私の中で、初めてaccessのライブへ行ったときのこと、フィルコンですごい近くで2人を見てあまりの細さに感動したこと、3rdツアーで生まれて初めて地方へ、それも北海道まで行ったときのこと、アリーナツアーのこと、沈黙への不安、ヒロの卒業に思ったこと、accessを通じて出会えた友人たち、accessでできた思い出、そして12月6日にBLITZで歌ったヒロのこと。そんなことが一気にこみあげていました。隣の子がハンカチ差し出してくれたということは、よっぽど泣いていたんでしょう(笑)。これも2番はカットされていました。

 曲が終わり、明るくなって、泣いている客席に気づいた大ちゃん、「大丈夫?」なんて言っていました。そして、「この曲を作った時、一度生の楽器と合わせてみたかった」という『Electromancer 〜kanashimi no kawawo yorokobi no oka wo〜』これも少しサイズは短めになっていました。

 そして簡単な曲紹介の後、『Mozart組曲』最初はなんと『きらきら星』からスタート。その後も曲はわかるけどタイトルがわからないという(泣)曲が何曲か続きました。トルコ行進曲はわかった。なんか、薬のCMで使われてましたよね。あと、途中で、「え? …これ、違わない?」という曲もありましたが(笑)。正直な感想を言うと、実はモーツァルト組曲は、曲構成が違うとはいえ、大ちゃんの大先生、小室哲哉さんがTMNのライブでもやってるんですよ。そしてそのときにも『きらきら星』が入ってたりしたので、「大ちゃん…」という気分でした。それから、曲後のMCとだぶるんですが、以前大ちゃんがお手伝いしたミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』のイメージとダブり、私の頭の中には劇中の歌詞が流れてしまっていました(ごめん大ちゃん)。

 曲が終わり、大ちゃんはまた椅子を立ちピアノに寄り掛かって話を始めました。「ちょっとモーツァルトの曲じゃないのもあったけど」と笑う大ちゃん。そこで、先ほどの『マドモアゼル・モーツァルト』の話をしていました。そこで書いた曲をその組曲の中に盛り込んでいたそうです。

 「暑いね」と言って一度ピアノの前に戻り、首に巻いてあったふわふわしたものを解く大ちゃん。首にマフラーのようにでろーんとなったようすを自分で見て、左端を掴み、ぶんぶん回して誰かさんの真似をして笑いをとっていました。

 そして、そこから小室さんの話へ。「最初にロスへ行ったときはスタジオで先生のお家へは行けなかったんだけど、今回は行けることになって。電話したら、『遊びにおいでよ〜』って」ちなみに、何回か小室さんの言葉があったんですが、全て大ちゃんは物まねしてました。「だけど話がどんどん変わって来ちゃって、僕はちょっと遊びに行ってお家を見せてもらおうと思ってたのに、『大ちゃんが泊まりたいって言ってるから、そこに住んでる人を追い出した』とか言われちゃって。まあ、僕もミックスとかスタジオがあったんで泊まらなかったんですけど」

 そしてお家のエピソードへ。「ロスから車で1時間位ずーっと行って、マリブのきれいな海の横をずーっと走っていって…真夜中だったんですけど。それで家についたらすごいのよ。門が大きいの。そうだな、このステージの床から天井くらい(5mくらはあるのか?)の。で、インターホンで『来ました〜』とかいうと門が自動で開いて」と興奮気味に語ってくれました。

 そして小室さんのワンちゃんの話題へ。名前はオアシスとなんだっけ?(笑) 2匹いるそうなんですが、黒い犬のオアシスの方は臭いがあるのであまり近づかない方がいいと小室さんに言われ、関係者の人たちは逃げるそうなんですが、オアシスは人なつっこくすりよってくる、なんて話もありました。

 小室さんちの様子を身ぶり手ぶりつきで話す大ちゃん。「おふろがすごくって、『ここ何の部屋だろう』とか思ってたら、端の方にバスタブとかついているの。窓の外はマリブのきれいな海がだ〜〜〜っと…真夜中だったんですけども。『先生、ここ、窓開けてばーっと(大の字になる)やったら気持ちいいでしょうね〜』って言ったら、『それはやったことないよぉ〜』(真似)って」とかなんとか。「寝室やクローゼットまでも行っちゃったんです。『これ一着くらい持ってきちゃってもわかんないだろうな〜』って思いながら見てました」

 あと、有名な海の見えるピアノの部屋の話もありました。「ここで『CAN YOU CERAVRATE?』作ったんですか先生! って。なんかそのピアノ、〜の(ここで大ちゃんピアノのメーカー名を言ったんですが、度忘れ…(泣)思い出したら書き直します)100年ものとかあって、弾いてみたいけど触れませんでした。でも、一緒に行ったマネージャーの安部さんはばんばん(鍵盤を叩く仕草)やってましたけど」

 そして最近のDAファミリーの話へ。「西川くんは頑張ってるみたいでね〜ってすごい他人事みたい」と笑ってました。そして、「西川くんも紅白出ることになって。NHKから曲の頭に効果音つけてくださいって注文がきたのでそれをやったり。なんか変わった登場の仕方をするらしいので見てあげてね」みたいなことを言っていました。

 「今年、というか最近デビューしたばっかりなんだけど」とpool bit boysの話も出ました。「欣司くんとDAN」この時の大ちゃんの「DAN」の言い方が、「だんっ」って感じで可愛かったです。大ちゃんはハワイやロスの生活が長かったというDANが面白いらしく、「あのほんとにボケてんだか計算してボケてるのかわかんないところがいいね」と言っていました。「なんか、『〜〜』『〜〜』(英語を言う)って言ってもわかんねーよ! みたいな」あと、「通じやすいって言葉がわかんなかったり、Communicateっていうと通じるんだよね」とか言ってました。私はまだpool bit boysが喋っているのを聞いたことがないので、楽しみです。

 そして、「Icemanはねぇ、とんじゃってますから」と。「最近僕、スタジオ作ったんですよ。自慢じゃないけど。ちょっと自慢なんですけど」なんでも賢ちゃん、倫くんともゲームが好きなようで、「黒田くんとか僕がスタジオ入ってると電話かかってきて『今から行ってもいいですか?』って。で、夕方来て朝方までずっとゲームやってるんですよ。伊藤くんもラジオとかあって、終わって『お疲れさま〜』とか言ってると、『浅倉さん、今日、スタジオ行くんですか?』『行くよ』『…僕も行こうかなぁ〜』って」

 その後来年のIcemanの活動予定を少し。今はアルバムのレコーディング中で、1月頃にはロスでミックスをやって、春くらいにはシングルやアルバムを出したい、と言っていました。それからプレストのソフトが出る話をしていました。「ビデオとか見ててさ、『私は賢ちゃんの足だけをみていたいの!』とかあるでしょ? 『自分ならこう編集するのに』って。『私は倫くんが大好きだから……歌だけ飛ばしちゃおうとか(笑)。そんなソフトを」内容は主にPOWER SCALEツアーの映像ということだそうですが、そこから、ツアーの裏話へ。「『DALK HALF』の時に、火薬があがったのね、で、自分の中でも、「チッチキチッチキ(歌う)ドン! だから、そのときは離れてようって思ったんだけど、実際いっちゃっててね。ドンってなった瞬間(飛び上がってみせる)で、また着地して何ごともなく弾きはじめたんですけど(笑)」これはかなりウケてました。それから DVDも出るという話もありました。「年末年始、お年玉ためたり、バイトしたりしてください」とのことでした。

 この時間だったと思うんですが、大ちゃんが30歳の誕生日を迎えた話がありました。「コントローラーを3つくらいもらって。みんなわかってんですよね。コントローラーが消耗品だということを。で夜家に帰ったらみんなの顔が見えてきちゃって。僕は20歳にやり残したことはないって胸はって言えます」みたいなことを言っていました。

 そして次の曲の紹介。「去年のディナーショーで、ちょうどそのころIcemanはアルバムのレコーディングをやってて、いいバラードができたいんでその曲をやって。それが今の『Dear My Friend』だったんですけど、今年もいいバラードができたので。まだ曲名もないんですけど」とIceman用のバラード。フルートの人が入り、二人で演奏していました。

 ここでまたMCがあったんですが、話の内容を忘れてしまいました(泣)。次に演奏する2曲を紹介をしたんですが、2曲めの方は「その次の曲は、僕がキーボードを始めたときから弾いてみたいと思っていた曲です」と紹介がありました。1曲めは『Chirstmas Medley』と題してクリスマスの曲を次々と演奏していました。ディズニーランドでよくかかってる曲も入っていました。そして、次はホルストの『組曲 惑星』より『木星』を演奏していました。個人的な話なんですが、私が高校3年生の時、唯一聴いたクラシックがこの組曲 惑星なんですよ。その中でも『木星』は好きな曲なので嬉しかったです。本人いわく「プログレっぽくアレンジした」ということでした。曲の構成がそのままだったのが嬉しかったです。これはカルテットとハープの人も入りました。この曲の一部は、94年にaccessのDELICATE PLANETツアーのキーボードソロのところで大ちゃんが演奏していたので聞き覚えのあった方もいたのではないでしょうか。これは、打ち込みの音も入り、大ちゃんはピアノと背中合わせに設置されたハモンドオルガンを立って弾いていました。

 そして、最後に「僕がいちばん好きな曲を」と『星に願いを』これはディナーショーの定番となりそうですね。最後の最後に『ジングルベル』も入って、曲は静かに終わりました。

 全ての曲が終わると、立ち上がり、まず上手へ行って深々とお辞儀をしていました。そして下手へ。最後に中央へ。そして小さく手を振って下手へ去って行きました。

 

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