組曲「ひろしまの夏」を普及する会 公式サイト

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▼次の方々からメッセージをいただきました          

広島市長 秋葉忠利
 戦後58年が経過し、被爆者や戦争を知る世代の高齢化が進む現在、その体験を若い世代に伝えていくことがますます重要になっています。五十嵐さんをはじめ、国内外においてもこうした取組みがさらに広まることを念願いたしております。
 また、五十嵐さんの作品を通じて、一人でも多くの方が憎しみや恐怖から開放された、核のない平和な世界の実現のために、日常のレベルで祈り、発言し、行動していただくことを期待しています。

長崎市長 伊藤一長
 組曲「ひろしまの夏」をお送りいただきありがとうございます。
 被爆から58年が経過した今もなお、原爆後障害や被爆体験が原因となったストレスに よる不調を抱える被爆者の苦しみは続いています。
 一方、世界には未だ3万もの核弾頭があるといわれており、核兵器廃絶は実現しておりません。
 核兵器廃絶のためには、世界でこのような声をあげ、力を結集することが必要だと思います。
 五十嵐様におかれましては、今後ますますのご健勝、ご活躍をお祈り申し上げます。

日本母親大会実行委員長 木村康子
 組曲「ひろしまの夏」は,澄んだ歌声に乗せ、「生命(いのち)」の重さと戦争のおろかさを、一人ひとりの胸に静かに、あるいは激しく問いかける作品です。
 神戸美和子さんが、日本母親大会の分科会で、思わず発言してしまった被爆体験。その発言を感銘深くうけとめた東京大空襲体験の早乙女勝元さん。歌につづくお二人の対談は、「人間の尊厳」を侵したものへのいかり、「生命(いのち)」へのかぎりない愛惜、平和への願いのメッセージとして、これからの私たちに行動の勇気を与えてくれました。
 たくさんの方々に聞いてほしいと思います。 

原水爆禁止日本協議会代表理事  赤松宏一
 「あの日失われた子どもたちの数だけ、子どもをこの世に迎えたい」という神戸さんの心を、清らかなソプラノが奏でる「ひろしまの夏」は、とこしえにヒロシマを伝えようという被爆者の願いをうたいあげて美事です。
 核兵器廃絶の声が世界にひろがり、孤立したアメリカが核兵器使用の脅しで対抗しょうという極限の危機のなかで、「ひろしまの夏」の調べがひろがるなら、人びとの生きる願いと力を励まし、勝利へと導くでしょう。

原水爆禁止日本国民会議事務局長  福山真劫
 組曲「ひろしまの夏」は、戦争・原爆投下への怒り、死者への祈り、被爆による困難、核兵器廃絶・平和への願いが歌われています。来年は被爆60周年です。しかしアメリカのブッシュ大統領は、アフガニスタン、イラクへと戦争を仕掛け、小泉首相は、「イラクへ自衛隊の派兵」を強行しています。私たちはもう一度、核も戦争もない21世紀をつくるため、頑張らなければなりません。この「組曲」は、そうした私たちを激励し、平和運動を大きく広げてくれることと思います。

作家 早乙女勝元 東京大空襲戦災資料センター館長
      タイムリーな企画

 まもなく戦後60年がやってくる。
 内外共に風雲急をつげる状況だが、今こそ原爆の惨禍をさらに語り伝え、すべての紛争を平和的手段で解決するバトンを、後世代に渡さなければならない。ヒロシマの新たな語り部ともいうべき神戸美和子さんの思いを、組曲にした試みは、まさにタイムリーな企画といえよう。五十嵐さんの作曲も素晴らしい。
 「ひろしまの夏」が、大活躍されることを期待せずにはいられない。

声楽家 築地利三郎
 20世紀は科学の大きな発展があった反面、破壊と戦争の世紀でもあった。新しい世紀は戦争のない平和な世界をと望んでいたのに、また戦争を仕掛ける奴がいる。
 広島・長崎と世界で唯一の被爆国である日本から、来年の被爆60周年を前に、未だ3万もの核弾頭を保有してると云われる各国へ、廃絶を訴えなければならない。
 五十嵐君の歌がその一助となれば嬉しい。

日本のうたごえ全国協議会会長  高橋正志

アメリカのイラク戦争に反対する運動の国際的な高まりの中で開かれた昨年の原水禁世界大会で、「核兵器廃絶・新署名」が“21世紀署名”として呼びかけられ、その取り組みが始まっている。「ひろしまの夏」は、原爆の悲惨さをいのちの尊さを詩う中で訴え、心に伝わる作品として出来上がっている。うたごえとしても2005年、被爆60周年の世界大会にむけ反核平和の大きなアクションを起こそうとしている。
 「ひろしまの夏」が歌われ、ひろがることを大いに期待している。

 


組曲「ひろしまの夏」を普及する会

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