ご挨拶

2010.3.22 第17回定演ザ・コンサートホール

私事ではありますが、去年の今頃はまだ石川県に住んでいました。春に名古屋に転勤となり、「子連れでマンドリンを弾けるところがないかなぁ」と気軽に探し始めて、出会ったのがヒラドでした。大学の先輩に誘っていただき、二匹の怪獣を連れ、気軽に練習に参加したのが最初でした。
毎回練習の間、子どもたちは静かにしているわけもなく、指揮者の真似をしてみたり、奏者の真似をしてみたり、歌ってみたり、走ってみたり…。母としての私はヒヤヒヤすることも多々ありましたが、メンバーの温かいまなざしの中で時間を過ごすことができました。おかげで、子どもたちは毎回マンドリンの練習が楽しみで、カレンダーを見てはチェックするようになりました。また、私自身も母としての時間を離れ、一奏者としての時間を楽しませてもらっています。
今から20年近く前に何気なく始めた楽器のおかげで、転勤族として知らない土地に行っても、マンドリン片手にドアを叩くとすぐに仲間がいました。ここ数年、毎年お正月の住所が違う我が家ですが、マンドリンのおかげですぐに仲間ができ、子どもたちもその輪の中で大きく成長してきました。年代や性別を超えて、知り合うことができるなんて本当に素敵なことだなと実感しています。
ヒラドに参加し始めて、まだ月日は本当に浅いのですが、子連れの私を毎回温かく練習に迎えてくれたメンバーに感謝です。

本日は、ご来聴ありがとうございました。    
                              若林