2006年 終盤戦突入の越後・三面川           トップへ



センターが人口沈床 右端がタオル帽子のWDさん


週末は熊谷の宮ちゃんと三面川に行って来た。

爆釣が続いている三面だったはずが、前日だったかの嵐で、
荒川をはじめとする上越方面の川がすべて濁り、おかげさまで
すさまじい人数が三面に結集した。

やるところがない(笑)

また、テン場付近では、その半数以上がコロガシなのであった。
なんだか皆して川を痛めつけてるような印象だった。



  み〜んな、コロガシ〜


浅場でチビッコいサカナばかり釣っていても飽きてしまうので、
テン場前の石マスの沈床をさぐったら、結構いい型が出た。
それでもやられまくりの感はぬぐえない。

その沈床の終わりの芯から手前のブロックの際だけを
3ケンにも満たない短竿で、探り続ける親子とおぼしきコロガシ師二人。

掛かると、穂先がまるで流線のハリのようにカクッと曲がったままためる(笑)
アユも必死なのでなかなか抜けないが、じつに気持ち良さそう。。。

ふたりでかるく一束以上は上げただろう。
こうしたポイントに合わせたコロガシのパターンもある事を知って
感心させられた。。。


             ◇


その沈床を護岸側からねちっこく狙っているタオルの日除けを
帽子にセットしたオヤジ。なかなかの手だれと見た。




実は朝一でこちらがやったのも護岸側からだった。
足下、サオさばき、サカナの処理。。。
護岸をきっちり釣れる人は上手な人が多い理由だ。



割りと早い時間からやりはじめたので、10時過ぎになったら
すっかりくたびれてしまった。

26尾。大したことはない。まあ、いいや。


その護岸を上ってテン場に戻ろうとした。
そしたらそのタオル帽子のオヤジが、先日、荒川での
フィッシャーズの大会の表彰時間にいろいろ話をさせていただいた
御仁だと判明。


  「おろ〜、群馬の〜」


日が強かったので、こちらのタープの下にお招きして、戦友と旧交を暖めた(笑)
こちらの釣りの腕の評価はなしで、ジャンケンの強い奴だと。。。
ヒトの景品の中身をすべて覚えていた(爆)



  新潟のオヤジもアユやるヒトは根性の入ったのが多いね(笑)
  ミョウガの味噌漬け、ごちでした〜 うんまかったよう〜


大会で入賞したメンバーに付きあって九頭竜の大会にも行ってきたとのことだった。
釣れない九頭竜だったと嘆いた。


それはともかく、一気に酒盛り大会に突入した。
やっぱ、越後の人間は酒豪ぞろい、やだね〜。


             ◇


気がつけば、夕方4時。
寝過ぎ、ぼ〜〜〜

あち〜〜 

最初に寝ころんだ場所から、シルバーシートでタープの影を
追いかけて3mも移動している(笑)

 
宮ちゃんはカミの方でそこそこ上げていた。

彼のところまで行って、ビリビリしたかかりどころが悪いヤツを、
かまわず大車輪。

ぷっつん・・・ぴゅ〜ん 

どこかへ飛んでいってしまった。掛かりアユに悪いことをした。ごめん。。。

こんなことをしていてもラチ開かないので、来期用の製品のテストを始めた。


  劇的。すさまじい性能。


来年はオレ鮎がこれで先行することは明らかだが、
その次ぐ年には大メーカーも必ず真似っこしてくるだろう。

あるいは勘のいい連中なら来期に間に合わせてくるか。。。
今、時代に突き刺さった実感と充実感を得ている。

そういう意味でも今年の鮎釣りは楽しかった。


             ◇


夕方のテン場。

蟹カゴを2個仕込む。
各2尾のアユエサ。お楽しみ。




そうこうしていると、オレ鮎のナス紺ビッグホーンとみて、
同じく終了した釣り人がやってきた。

  「オミダレさんですか〜?」・・・(苦笑)

東京のMUさん。

その後は温泉に始まって、3人で愉快な夜を楽しんだ。
MUさん、相当のタマ(多摩No・笑)であるとみた。

盛り上がっているところに大御所様からのワカ営業用のTELあり、多謝。。。


             ◇


翌朝。
宮ちゃんが自分のウェーダーに大穴が開いているということで、
こちらのウェーダーを貸与する。

はっきりゆって、このウェーダー、水虫の巣、ざまみろ(爆)


そのウェーダーで、宮ちゃんは蟹カゴ回収隊(笑)


  出たか? いや、入ったか〜(笑)







ぬわんと、嫌いなオトモダチ1尾のみ。エサアユの姿はない。
あ、頭だけになったのがひとつだと。。。

結論! 

天然河川においては、カニ、ウナギのみならず!
エビだよ、エビ〜 くっそ〜〜


             ◇


さて、このエリアをくまなく知悉しているMUさんに案内をして
いただいて、上流へ。




ともかく彼には大感謝。お世話になりました。

宮ちゃんも「俺もああゆー釣り師になりたいっ!」(笑)




久々、深みのあるガンガン瀬に立ち込んだ。垂涎のポイント。



入れて30秒でギュギュン!突っ込んだ!
20cm級。




これを入れて2〜3分で強烈なアタリ。
芯を突き抜けて対岸まで飛んでいった。

さすがに5・6歩たたらを踏み、もう一度、瀬渡りをくれてから引き抜いた。
005強〜い。

24cm級。解禁遙か以前からここらをねぐらにしていたのか。。



             ◇


あとがイケマセン・パッとしまへん。。。(笑)
ポツリ、ぽつり。。。

足下のテトラの下は全く背が立たないようなポイントで、
テトラの上に仁王立ち抜きの大物くらいがハイライト・1尾のみ。

テトラに必死につかまり移動のお馬鹿な釣り(爆)

10数本で不満足。カミは明らかに魚影が薄い。

お昼で終了。

暑い、ともかく今年の新潟は暑かった。


             ◇


帰り、越後荒川を宮ちゃんに見せ、100円地元温泉でさらに発汗。

宮ちゃん、肩もみありがとう〜 
次回もお願いしま〜す。

加治川の上流部を確認して、新発田の市街地をのんびり走って高速へ。
大御所様のいうように290号で小出に抜けても面白かったかも知れない。

おそらく次回の週末の再テスト釣行で鮎釣りは終了するだろう。
秋雨前線が活発、今週のこの雨で充分下れるだろう。

オ〜レ、Ole、アユ、来年もよろしく頼むぜ。


  

(この項、了)