EAGLE HEARTS

EAGLE HEARTS

2002年夏にOBの阪下知宏氏とOGの大竹美保子氏が中心として結成されたバンド。ハロウィンなどのジャーマンメタルや、ソナタアークティカなどの北欧系メタルを基本の音楽性としているが、阪下氏や大竹氏によって生み出されたオリジナル曲も積極的に演奏している。「プロが作ったみたい」「ほんとに心に響く」と言われるくらい、これらのオリジナル曲はクオリティが高いと自信を持って言える。

　初期メンバーは、Vo&Key.大竹美保子　Gu.四阿悠介　Gu.髙田翔　Ba.水野純治　Dr.阪下知宏であり、2003.3.7に鶴舞DAY TRIPでライブを行い、かなりよい評判をいただいた。しかし、四阿氏と水野氏が就職により東京に行ってしまったため、一時は解散の危機に陥った。しかし、2003年9月頃に、定演を見に来てくれていた阪下氏の胸に、『またライブをやりたい』という熱い思いが込み上げ、その熱意に打たれて、ベースに新たに佐野雄紀氏が加わり、さらに結成当時のメンバーであった阪下氏の盟友Key.砂田伸輔氏が復活し、再び活動の幕開けを果たした。しかし、神業ギターテクを持つ四阿氏が脱退し、ギターが１本のみになってしまったのは、髙田にとってかなりのプレッシャーになり、阪下氏に渡された超人的なスコアに頭を悩ませる日も続いた。

　しかしなんだかなんだと初練習をしてみると、けっこうさまになっており、みんなのモチベーションもかなり上がってきた。阪下・大竹・砂田氏は社会人であるにもかかわらず、必ず練習を完璧にこなしてきていて、そのバンド活動に対する姿勢は、是非とも見習うべきであると感じた。主な練習は、ミドリ楽器と各務原市にある、Free Manという大きなスタジオであった。

　そして、ライブ当日。見に来てくれた人はわかるであろう、その「すさまじさ」を。大竹氏の、パワーがあり圧倒的な歌唱力を持つ歌声そして目にもとまらぬキーボードソロ、阪下氏の、乱れることなく打ちつづけられるキープ力・超正確に刻まれる２バス・パワー溢れるタム回しには、圧巻だった。もちろん、佐野氏の縦横無尽に動くベース、巧みな技術とさまざまな音色を奏でる砂田氏のキーボードにも壮絶さを感じた。

　こうしてライブは大成功（？）に終わったのだ。しかし、彼らの音楽活動に終わりはない。また来年の有志ライブでも、その鷲の翼で悠々とステージを翔びまわるのであろう…。

大竹美保子…ボーカル・キーボード担当。我がHello MUSICの01年度卒業生。そのボディから発せられるハイトーンボイスは聴く者すべてを魅了する。小柄な身体ながら、パワーのある声はメタルなどの激しい曲なども歌いこなしてしまう！キーボードのテクも超絶。天は二物を与えたんだなぁ。また現役時には多数のオリジナルの名曲を生み出してきた。「LOST WORLD」などがその代表曲。

阪下知宏…ドラム担当。彼もはろみゅOB。とても大学４年でドラムを始めたとは思えないそのテクニック、これを聞いて一年生諸君もやる気がわいてきたかな。彼の正確に刻まれる２バスは全ドラマーのあこがれである。彼もはろみゅに多数のオリジナル名曲を残している。「Tiny Feather」「Frozen Heart」などがその代表曲。←伊藤さんデータないの？愛車は赤のシルビア（かっこい～）

砂田伸輔…キーボード担当。阪下氏の中学以来の友人である。阪下氏から「ダマされたと思って聴いてみろ！」と北欧メタルのCDを渡され、見事にダマされてはまってしまったおちゃめな方。彼の愛車内では常にテンポ190で２バスが鳴り響いている。最近では佐野氏から借りたベンチャーズにはまっている模様。好物「ほたるいかの置き漬け」。そんな彼の職業は･･･。また飲みに連れてってね！

ほたるいかの置き漬け

作曲・編曲、阪下・大竹氏。「君をのせて」「夢冒険」「CAT'SEYE」の有名どころ３曲をメドレー風にアレンジした曲。CAT'S EYEでの阪下氏の２バスさばきには脱帽。