1. whole lotta love (page, plant, jones, bonham & dixon)
2. heatbreaker (page, plant, jones &bonham)
3. custard pie (page &plant)
4. immigrant song (page & plant)
5. go ahead (cathy)
6.whole lotta love (page, plant, jones, bonham & dixon)
7. time is right (toshi )
8. communication breakdown (page, jones & bonham)

parties are
rusty-toshi ( vocal )
chick huge ( guitar )
cathy coen( guitar, harmonica)
corty hayne ( bass )
rocky tad ( drums )
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produced by hoochie coochie cookie and rusty-toshi.
front cover artwork by key-k.

ボーカルにRusty LedのToshiさんを迎えてLed Zeppelinの曲をセッションした音源が主に収録されている。完全一発録音の作品であるため、当然演奏が荒削りで音質も悪いが、個人的には気に入っている作品である。
ちょうど同じくらいの時期に、Black CrowesがJimmy Pageをフィーチャーしたライブアルバムが発売されたが、これに見られるような完全懐古趣味的な匂いは全くしない。ロンドン・パンクはアンチ・ツェッペリンの姿勢から生まれたという話はよく聞くが、本作の音源はどう聞いてもパンク・バンドがZeppelinを演奏しているといった趣きなのである。本当の衝動から生まれた音楽であればZeppelinなどパンクなどといったジャンルは存在しないはず。頭脳を超えた無意識のミクスチャーがここにはある。
それにしてもToshiさんのボーカルは凄い。全く若い頃から衰えていないハイ・トーンかつ伸びのある太いその声は、逆に若いフーチーに新たな刺激を与えている。懐古趣味的な匂いを全く感じさせないのは、実はこの御大によるところが大きい。フーチー正式加入を心から願いたいところである。