LARRY CORYELL'S ELEVENTH HOUSE
AUG 11,1999 at Blue Note New York
ライブ・リポート第一弾を飾るのはLARRY CORYELL'S ELEVENTH HOUSEでございます。

1999年の8月11日にN.Y.にて行われたライブです。ちょっと古いネタになってしましますがどうしても第一弾として取りあげたかったのです。

お付き合い下さい!

実はこのライブはN.Y.に行ったときに偶然見たライブでした。

N.Y.在住のComposer/Guitarist、
山岡博氏(相互リンクしてま〜す。)に色々なライブ・ハウスに案内してもらい(そう言えば55BARでマイク・スターンも見たっけ。)、せっかくだからBlue Noteも行ってみようかと。
着いたのは確かPM11:00。

ちょうどセカンド・ステージが始まる頃でした。その日はラリー・コリエルとビル・エバンスのフュージヨン・ナイト。

LARRY CORYELL'S
ELEVENTH HOUSE


LARRY CORYELL (G)
JULIAN CORYELL (G)
SHUNZO ONO (tp)
RICHARD BONA (B)
ALPHONSE MOUZON (Dr)

フライヤーはこちらから

NY風景写真1 NY風景写真2 NY風景写真3 NY風景写真4
会場に入ってちょうどステージの下手側の斜め前の席に着き、ビールを片手にラリー・コリエルの始まるのを待っていると怪しい謎の黒人がPensa Suhrの青いフレットレスを片手にステージに上がって行くではないですか。
そして大野 俊三氏も。
(日本人出演にこれまたビックリ!)

演奏が始まってすぐに、強力なKOパンチを食らってしまいました。ノックアウトでございます。
素晴らしいミュージシャンは一音でわかる、と言いますがまさにそれでございます。

すかっり、謎の黒人ベーシストのGrooveにはまってしまいました。
いやぁ〜本当に気持ち良かったっす。

基本的にはラリー・コリエルが当然メイン(あたりまえ!)で、もちろんその謎の黒人ベーシストはGrooveを作ることに徹底していましたが、美味しいフィル、そして素晴らしいソロ。
参りました。

フレーズのセンス、タイミング、そしてピッチ。どれをとっても文句なし。
ジャコより早い!本当に化け物ですね。白旗で〜す。

なんと言っても所々にミュート音をちりばめてGrooveを作っていくあたり本当にKOされてしまいました。

大事なカバンを席に忘れてしまうほど(急いでタクシーで取りに戻りセーフ。超ラッキー!)、すかっりパンチ・ドランカーになってしまいました。

その後日本に戻って、たまたまJAZZ LIFEを見ていたらあの怪しい黒人が取りあげられているではないですか。
そこで初めて正体を突きとめたのでした。

そうです今や超有名なリチャード・ボナでした。チャン!チャン!

言うまでもありませんがその後は、来日する度に拝見させていただかせております。見る度にベース辞めようかなと思うのは私だけでしょうか...。

降 参!!