=イタリア記=
             (十四)

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ポンペイの町のメインストリートの一つでしょうか。
石畳の立派な道ですよね。
多くの人が行き交う道だったということがわかります。
2000年前の街並みですからね。




邸宅の二階に上がる階段でしょうか。




こういう水場が結構あるんですね。
人の彫刻の口から常に水が出ていて、
立ち止まって水を飲むこともできたようです。
くぼんでる箇所がありますが、
これは人が手をついて飲むのでへこんだということです。
水は石灰質を含んでいて、
結石ができやすかったのではないかという話です。




出てきました。
「娼婦の館」への道しるべです。
なかなかリアルなんですね。
結構堂々としていて、
隣にいた外人さんが思わず「BIG!!」と、言ったのですが、
いやはや、とっさに反応できませんでした・・・。




メインストリートを歩きます。
立派な邸宅が並んでいたというのがわかりますね。
すごい街だったんだろうなぁ・・・。




メインストリートから路地へ入っていきます。
壁の作りが興味深いですね。




「娼婦館」に到着。
この二階の窓から下を通る男どもに誘いの声をかけたようです。
声をかけられてみたかったとは不遜な気持ちですね。
なんと言って声をかけたのか・・・。
日本の吉原の客引きと似たようなもんだったのかな・・・。
働いていたのは、ほぼ全員奴隷女だったようです。




ここが娼館であるという看板。
当然ながらイタリア語。




入り口を入るところに、
この娼館で受けられるサービスが絵で描かれてます。
言葉がわからない外国から来た人にもサービスがわかりやすく、
絵にしてあるとのことです。
2000年前も今もあまり変わらないサービス・・・。
卑猥な絵が並んでるんですね。




サービスを受ける個室。
石のベットの上には藁を敷いていたそうです。
背中が痛くなかったのかな。
ちょっと寒々しい感じも・・・。




卑猥な絵が並んでるんですね。




娼館を一回りして外に出ます。
外の光がやたらまぶしい。
中が薄暗いから余計まぶしく感じますね。




この細い管はなんだ?
ということですが、
これは水道管です。
こういう水道管が市内に張り巡らされていて、
水場に水を供給していたようです。
ただこの水道管の原料は鉛だということです。
なんだか寿命が短くなりそうですね・・・。




こういう水場の人の彫り物の口から、
水が常に出ていたということです。




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