譜面台の陰から



                  >なにを練習するんですか?<



 明日から「令和」。

今年も恒例の連休がやってきました。

例年と違うのは10連休だということ・・・。

これだけまとめて休んでしまうと、

5月7日からの仕事に出社せずの新入社員が出現するんじゃないですかね。

連休後が怖いとはよく聞く話ではありますが・・・。

自営業であるこちらは8連休。

例年より一日長いという程度。

いかにも自営業という感じではあります。

連休も関係なく仕事をしている人もいるので、

休めるだけ贅沢を言うなと怒られそう・・・('◇')ゞ

長期休みでもどこも人がいっぱいで出かけられそうにもないんですが・・・。

どこの観光地も外国人で溢れている。

日本人の居る場所がないと嘆く人もいますね。

 ここからが平成最後の譜面台の陰よりです。

前置きだけで終わってしまうのもいけないことですよね( *´艸`)

 なにを練習してるんですかと問うことがあるのですが、

だいたい弾けるようになるために練習ですという答えが返ってくる。

初心者の方でもベテランの方でも、

曲が弾けるようになることを目指して練習してると思います。

曲が弾けないという危機的状況を脱するために練習するのは当然ですよね。

とりあえず全体を通して弾けるようになってからのことですが、

曲を通して弾けるようになって、

その後どのように練習してるんだろうと時々疑問に思うことがあります。

目の前の曲が弾けるようになれば次の曲ですよね。

しかし、通して弾けるようになったところで本当に弾けるようになってるのかな・・・、

と、時々疑問に思うことがあります。

発表会で弾いたらまともに通せないんじゃないかなと思うことがあるのです。

練習するというのは実は二種類あるんですね。

実際はもっと多くの練習があると思うのですが、

ここではいくつもある練習を二つに絞り込んでいってみたいと思います。

難しい箇所を練習する。

なんでもないところを練習する。

技術的に難しいところを練習するのは当然だと思います。

そこが弾けなけれ一曲を通して弾くことはできないわけですから・・・。

技術的に難しいところがどうのように弾けたらOKとるのか。

これって意外と見えてないところだと思います。

通せるようになったところで左指のフレットを押さえる運びを見てると、

実は、ほとんど流れに間に合ってはいないんですね。

比較的左指の運びの楽なところのテンポで右の指は弾いてるんですね。

そこから指の運びの難しい難関なところを押さえようとすると大体遅れるんです。

ただちょっと苦しいところを気が付かずに押さえて弾いていってるんですね。

ここではだいたい左の指は間に合ってないですね。

ただそれに気が付いてないだけです。

それをそのままにしておくと、

だいたい発表した時にミスの原因になるんですね。

ここをどう練習していくのかということですが、

簡単に言えばゆっくり練習していくんですね。

例えばですが、

始めていく場所というのは急いで歩けば、

だいたい道筋って覚えてないんですよね。

次行こうとするとこんなんあったかなって思うあれです。

時に間違った方向に歩いて行ってしまったりするんですね。

方向音痴ということでもなくあり得る話ですよね。

やはり時間に少し余裕をもって、

ゆっくり方向とか目印とか確認し覚えながら行けば、

次に行ったときに確実に道筋って歩けるんですよね。

回数を重ねれば特に何も気にすることなく目的地に到着するようになりますね。

人間の感覚というのは大体そんな感じにできてるんですね。

指の動きという小さなことでも同じですね。

早く繰り返して覚えた動きというのは覚えたと思っても、

実は覚えてはいないんですよね。

いざあらたまって弾こうとすると出てこなかったりする原因はこれです。

急いで歩いた道筋ってそのあと聞かれても、

なんだかうまく思い出せなかったりする。

指の動きとそっくりですね。

指の動きをあーでもないこーでもないとゆっくり覚えていくと、

その過程が知識となって積み重ねられて、

それが財産となって次に生かされてくるんだと思いますね。

 それまでに積み重ねられた動きの財産で弾けるところは、

どうなって弾けているのか・・・。

いわゆる抵抗なく指が動いていくところですよね。

感覚的記憶として覚えてる動きというのは、

いわゆる簡単に弾けるところというふうに認識されてるんですね。

しかし、ミスというのはこういうところで意外に多く起こりますよね。

ど忘れしたり、急に緊張したり・・・。

なんでもなく弾いているところで、

なぜミスは起りやすくなるんでしょうか。

まず一番の原因は無意識に練習してしまってることですね。

無意識に演奏してるヵ所というのは、

意識して弾こうとすると出てこないんですね。

人前で弾くというのは、

いきなり自分に戻って演奏することになりますから、

無意識の事って思い出せなくなるんですね。

いわゆる、ど忘れ状態ですね。

なんでもないところで起こるミスのほとんどはこれですね。

こういう個所の練習方法というのは非常に重要です。

ただ違うのは難しい箇所との練習の仕方が異なるということです。

当然状況が変われば練習方法も変わってくるということです。

状況によって練習方法を変えていけば、

曲に対する完璧度は上がっていくと思われます。

令和はこの異なる練習方法を実践していくのも、

けっこう悪くないかなと思います。



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