譜面台の陰から



                           >気になる演奏<




                


 お盆が終わって台風がまとめてくるようになった。

お盆休みの間中猛暑だったのが嘘のように天気が悪い日が続く。

これを書いてる外も台風救護が関東を通過中ということで雨がひどい・・・。

もう夏も終わり賭けてるのかも・・・。

秋の天気に変わってきたのかもしれない。

猛暑も嫌だけど分け分からない天気も嫌ですね。

 さて、第43回発表会が終わって一か月以上過ぎました。

お盆休みの間少し演奏を振り返ってみると、

この「ロマンス」に行き着いた。

丁寧に弾いている感じがあってなかなかいい。

ほとんどミスもなく弾ききっている。

たんに若いからともいえない理由があると思う。

レッスンでは最後のレッスンの時まで通すことが出来ず、

ほとんど絶望という感じではあったのだが、

当日になっていきなり集中力が出て弾ききってしまった。

しかし、演奏をよく聴いていくと、

出だしは結構遅めでもう少し早目ででもいいのかな・・・。

という意見も出てきそうなテンポだ。

実際に聴いてるときもそう思ったのだが、

結局、繰り返した前半に戻って、

普通聴き慣れたテンポになっていた。

メロディーと伴奏もなかなかよく弾き分けられて。

なんとなく(そういうことか・・・)と妙に納得させられてしまった。

出だしのテンポでほぼ成功した例だと思う。

 発表会というのは一発勝負の演奏になることは間違いない。

そして舞台に上がればアドレナリンが噴出して、

まず練習の時よりテンポは速くなりがちだ。

リハーサルの時に注意しても「えっ!」っと驚く人が多い。

要するに自分では気づいてないということだ。

出だしのテンポは出る前に、

メトロノームで確認するくらいでいいのかもしれない。

 この「ロマンス」・・・。

もう少しレッスンの時からしっかり弾けないものかと思う・・・。




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