「クリスマスにはガムランの鐘が鳴るのだ」チラシ
クリスマスは元来、冬至に太陽の復活を祈った「死と再生」の儀式であった。
そのクリスマスを目前に控えたこの日に大阪、京都、東京から集まった
バリガムランとバリ舞踊の集団。ロクソドンタ・ブラックに集結し、何を企んでいるのか?
和太鼓ユニット「黒拍子」とはいったい何者?
そして、遠くバリより馳せ参じたガムランのカリスマ、デワ・ブラタの運命やいかに!??
ガムラン生演奏あり、バリ舞踊あり、影絵ありの総合エンターテイメント。
クリスマス・ガムランファンタジー。

 出演者プロフィール

デワ・ブラタ(I Dewa Putu Berata)
バリ島プンゴセカン村にて、ガムラン演奏家一家の長男として生まれる。
幼少よりリーダーとしての資質を現し、芸術大学在学中には既に
「カリスマ」として知られるようになる。
その後いくつかの楽団に所属し、97年にやはりガムランの名手である
弟達と共に「スダマニ」を結成。
古典もこなしながらコンテンポラリーなどの世界も得意とするそのスタイルは、
常にバリの他の楽団の数歩先を行っている。
日本人シンガーUAのアルバムにも参加。
個人としてもガムラン講師としてまたコラボレーションのプロジェクトメンバーとして
アメリカを中心として世界的に活躍しており、
現在バリで最も多忙なアーティストの一人である。
http://www.k2.dion.ne.jp/~cudamani/

ウロツテ小ノヤ子
バリ舞踊家小谷野哲郎を中心に結成された日本人ガムランバンド「ウロツテノヤ子」。
バリの古典だけではなく様々な分野のアーティストと共同作業を通じて、
日本人として日本ならではのガムランを目指し、
さらに「民族音楽」の枠をも超えた音楽を創造する。
現在までUA、新井田耕造(ex. RCサクセション)、RIKKI、GOMA da Didjeridoo、
ヨシダダイキチ、藤乃家舞などと競演。
今回小谷野と共に、音楽面でのリーダーである川村亘平と濱元智行の3人で
小編成ユニットとして「小ノヤ子」を名乗り、さらに自由な行動を広げている。
1月24日、奄美島唄の名人、朝崎郁恵とのレコーディングでCDを発売予定。
http://blog.megamel.daa.jp/

ガムランアンサンブル「ギータ・クンチャナ」
インドネシア国立芸術大学留学を終えたガムラン奏者小林江美を中心として
94年に結成された。日本でも古くからあるガムラングループの一つで、
大阪を中心に活躍するグループとしてはほぼ唯一無二のグループ。
関西にガムランを定着させた立役者である。
バリ伝統的ガムランアンサンブルとして様々なアジア関連のイベントに出演の他、
日本舞踊や真言聲明との競演などの新しい試みも多い。
「ギータ・クンチャナ」とは「黄金の音」の意味。その名の表す通り、
きらびやかで繊細な音のスコールを繰り広げる。
http://sound.jp/gitakencana/

大西由希子
'96年よりインドネシア国立芸術大学に留学。
留学中より比類無き名手として頭角をあらわし、バリ島内外で一躍話題の人となる。
細身の身体から繰り広げられる力強い動きは伝説的ですらある。
帰国後は京都を拠点として活動。
「バリ」の枠にとらわれない発想でバリにはないバリ舞踊の新境地を拓きつつある。
近年では活動の場を日本全国に広げ、ジャンルを超えた活動を展開。
様々な分野のアーティストから注目を集めている。
http://www.cilidewi.com/

創作芸能団 黒拍子
安田 典幸・服藤 菜美佐渡の和太鼓集団「鼓竜」で修行を得た後、
関西を拠点とする創作芸能団「黒拍子」を結成。
2003年より和泉流狂言師”野村万之丞”プロデュース演出作品に出演。
狂言・文楽・落語・講談による古典芸能推進集団「風流」のメンバーとして
コラボレーションを展開。

ロクソドンタ・ブラックの地図 日時:12月23日 会場19:30 開演20:00
       24日 開場15:00 開演15:30
料金:前売2500円 当日3000円
    高校生以下1500円
場所:ロクソドンタ・ブラック(左地図)
主催:ジュクン・ミュージック
    ロクソドンタ・ブラック
共催:ギータ・クンチャナチリ・デウィ
協賛:ガルーダインドネシア航空
後援:在日インドネシア共和国大使館


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