3/7(金)佐藤春樹 tb LATIN JAZZ ORCHESTRA   
       『 TROM BIRD LATINA 』

サムディ@

3/7(金)佐藤春樹 tb LATIN JAZZ ORCHESTRA   
       『 TROM BIRD LATINA 』
        北原雅彦 tb、中路英明 tb、近藤和彦 as.ss、平田文一 p
        吉岡大典 b、宮崎まさひろ ds、山北健一 perc


(セットリスト)

1st 
1.Love for sale
2.You and Night and The Music
3.CORCOVADO
4.Nica's Dream

2nd 
1.佐藤春樹さんのオリジナルの曲
2.CARAVAN
3.Once I Loved
4.MI TIERRA NATAL
5.Obsession
アンコール ベサメ・ムーチョ

北原さんはバーバリーの大柄模様のセーターにジーンズ、
トロンボーンは全部ピンク色でした。

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憧れのJAZZ SPOT、サムディに行って来ました。
北原さんのJAZZ仕事がどんなんだか、生で聴くジャズってすごい迫力だろうな。どんなにステキだろうってずーと行きたくて仕方なかったんですよね。
3/8にクラブチッタ川アに行くと決めていたので、7日に北原さんが出演と分って、サムディ行き
をすぐに決めたのでした。
実際私が北原さんと真近くでお会いできたら、どういう風になるのか、想像できなかったんですけど。固まりましたね。(笑)緊張して。

サムディは神楽坂駅のすぐちかくにありました。
予約を入れてたので、夕方6時半には玄関前で待っていたのですが、リハが押していて、入れたのは7時をまわってたと思います。寒かったぁ〜。
でも入り口玄関の窓からリハ中の北原さんが見えて、キャー。バーバリーのセーターとピンクトロンボーンが見えてステキでうれしかったです。

お店に入ってステージ向かって左の席に座りました。ここだと、北原さん右側の顔が見えます。
あまり近くでも目が合うとはずかしいし。
お店はおもっていたより、ずーと広くて綺麗でした。
サムディのマスターさんもHPの写真より渋い男前でした。
奇遇にも知ってる方とお会いでき、楽しかったです。

ステージに向かって左にピアノ。真ん中にドラム、その横にベース、右にコンガがセッティングされていました。
前列にホーンタイが並びます。
左からトロンボーンの佐藤春樹さん、北原さん、中路英明さん、アルトサックス、ソプラノサックスの近藤和彦さんでした


サムディA 

リハが終わると北原さんはお店から出て行ったので、逆にリラックスして、ご飯を食べれました。
私が注文したのはトマトピラフでした。+ビンビール(アサヒ)(笑)
フレッシュなトマトとベーコンがよくあって美味しかったです。
量が多かったので、半分残しました。胸が一杯だったのもあるしね。(笑)

そしていよいよ1stステージ
佐藤春樹さんがあいさつ
「寒い中、足元の悪い中、花粉症のひどい中、サムディ『 TROM BIRD LATINA 』にようこそ!」
なんかこれだけで感動しちゃいました。私も花粉症真っ盛りなんですよね。^^;

1曲目「Love for sale」ポールポーターの曲でと紹介されました。
すごいカッコいい曲でした。来てよかったと思いました。(^O^)/
3本のトロンボーンでの演奏迫力あります☆

2曲目「You and Night and The Music」
中路さんのソロが圧倒的に素晴らしかったです。
中路英明さんと言えば、熱帯ジャズ楽団でもお馴染み。
太い音ですごい迫力でした。
北原さんのソロも技ありって感じでステキでしたが、中路さんの大きな音と比べるとやや音が小さく聞こえました。
3曲目「CORCOVADO」
佐藤さんから「ボサノバで有名なこの曲コルコパード」と紹介がありました。
佐藤さん→サックスの近藤さん→ピアノの平田さん→佐藤さんへとソロがまわり最後はみんなで終わる曲でした。
なんて言ってもこの曲、ピアノの平田さんが光っておりました。大きな体の平田さんだけど、指の動きは早い早い☆見えないです。
あと、ずーと全曲なんですが、ソプラノサックス、アルトサックスの近藤和彦さんも素晴らしいです。私はこの人のサックスの惚れましたよ。いやぁ。すごい。
3本のトロンボーンに負けない、すごい迫力+はやい指使いのテクニックで圧倒されます。
この方も熱帯ジャズ楽団でお馴染みですよね。

ココで、佐藤さんからお知らせが…スキップレコードから4トロンボーンでCDが出ます。
録音はもうとっくに済んでるんだけど、いつでるのか、出たらよろしくとのことでした。
出たらぜーーーーたい買うよ!!

4曲目 「Nica's Dream」
この曲でも北原さんのソロがありました。今度のソロはすごい迫力です。北原節だぁ〜☆
ソロ回しは佐藤さん→北原さん→中路さん→近藤さん→パーカッションの山北健一さん、
その後、パーカッション、ドラム、ピアノだけの演奏があり、最後は全員で締め。
この曲はなんて言ってもパーカッションが聴き応えありました。
あと、ベースの吉岡大典さんは私の好みの音でずーといい感じだったのであえて言ってないですが。

メンバー紹介で佐藤さん「今日はドレッドの人が2人おりますね。」とパーカッションの方もドレッド、でも後ろを結んでおられたから。すいません。後ろの方、端に座ってたのでみえてません。
北原さんの紹介で「今日、テレビ撮りでリハができないかも知れないと心配してたんですが、よかったです。」と。北原さん、お忙しいんだ。なんのテレビに出演されたのかな?

これで1stステージは終わり、ほっと一息つく北原さん。
カウンターの中でなにやら飲み物を自分でつくってたり、
近くを通るたびに緊張。

演奏中の北原さん、楽譜をチェックする時の目が真剣になったり、目をぱっと見開いたり、
メンバーの演奏に酔って目を瞑ったりと、
北原さんの目が大好きな私にはたまりません。
こうして目が合わないと見れるのよね〜☆乙女心よ(恥ずかしい)


サムディB 

30分ほど休憩があり、2ndステージに
一曲目は佐藤春樹さんのオリジナルで曲名聞き逃しました。
3本のトロンボーンをうまくつかった曲だと思いました。
佐藤さんのトロンボーンの音は澄んだ音です。
中路さんのトロンボーンの音は太い音です。
北原さんのトロンボーンの音はみなさんご存知ですよね。あのブァ〜と迫力のある音。
うまく表現できてませんが、すいません。
同じトロンボーンでもそのメーカー種類によっても、また吹く人の個性によってもずいぶんと違いが出るものだなぁと感じ入りました。
この曲はその個性の違いをうまく利用というか、3本のトロンボーンを使ったいい曲だと思いました。特に曲の前半部分。

2曲目は「CARAVAN」
みなさんご存知のこの曲、ラテンファンク調でした。
この曲、北原さんのための曲って感じがしました。北原さんのソロ☆吠える吠える!!
スカパラの時とは違いJAZZの場合、ソロが長いですからねー。お徳感が増します。
ブァーと吹くとき、自然と背中が後ろにそるところがステキです。
息を思いきり吸わないといけませんもんね。

この曲にかぎらず、第7ポジションから第1ポジションまでスライドをブァンって持ってくるところがすきなんですよね〜☆
この曲は最初みんなで→北原さんのソロ→近藤さんのソロ→ベース+ドラム→みんな
という流れでした。

3曲目「Once I Loved」アントニオ・カルロス・ジョビン
この曲は佐藤さんのソロが素晴らしかったです。
みんな→佐藤さん→中路さん→佐藤さん→ピアノの平田さんという流れでした。

4曲目「MI TIERRA NATAL」
佐藤さん「この曲はいつまでたっても言いにくいんだよね。ミティアラナツール」って。
ボサノバです。
この曲は途中から佐藤さんがギロをかっこよく持って演奏されてました。
本当プロって感じで。いやプロなんだけどね。
ソロは近藤和彦さんのソプラノサックス→北原さん→ソプラノサックス→ピアノ→みんな→コンガ
という流れでした。
北原さんのソロは軽い甘い感じの演奏で、今までの曲の感じと一味ちがってこれはこれで
すごくステキでした。

5曲目「Obsession」オブジェクションと聞こえたんだけどobjectionかしら。
この曲は演奏してても楽しい曲だったでしょうね。
ソロは近藤さんのアルトサックス→中路さん→北原さん→佐藤さん→
また同じように中路さん→北原さん→佐藤さんの流れだったのですが

中路さんが吹いた後、一瞬北原さん、自分の番だと気がつかなかったようで、それでも
遅れもせず、吹いた後、「あ〜俺かぁ〜俺かぁ〜」とずいぶん連発されてました。
ぜんぜん大丈夫だったのに。

アンコールに「ベサメ・ムーチョ」
佐藤さん「僕くらいの人なら懐かしい曲です。二十歳くらいだったらわからないかな。」と
聴いてみて得した気分になりました。

北原さんのジャズ仕事、本当に素晴らしかったです。


サムディC 

北原さんに声をかけず帰ろうとも思いましたが、友達のおかげでお話をする事ができました。
めちゃ☆緊張。
「おぼえてはりますか?」ってお聞きしたら、「トロンボーンにサインしましたよね。」っておぼえていてくださいました。
「練習してます。」って言ったら、「ありがとう。」ってこちらこそ、ありがとうございますなのに…
「北原さんのスープ美味しいですよ。」って言ったら、うれしそうに「そうですか〜。またアレンジしてつくって見てくださいね。」と。
あと、ポップジャムではしゃぎすぎたと反省されてました。
それから北原さんの生なんでだろう見せていただきました。
お写真にも入っていただいて、写真チェックしてくれて、私の顔が白くて「オレ黒いなー。」って言ってはりました。
ファンの方、わけへだてなく気持ちよくお話されるキタハラさん、本当に気持ちのいい方でした。