9/8(月) PLUGGED?UNPLUGGED?? スカパラ、白井良明バンドwithギタギドラ、Tica ザ・シンフォニーホール 

シンホニー1
 投稿者:おこちゃん  

 9月8日(月)にザ・シンホニーホールで行われたスカパラライブは、今までとは違ったライブとなりました。そんな雰囲気をちょっとだけ・・・。

【今回の参戦】
 大人になれば、裏の世界も歩かなければならない・・・。いきなり変な出だしで始まりました。実は、あまり大きな声では言えませんが、今回のライブ(というよりもコンサート?)は、お金を払ってないんです。えっ?ゲストチケットを入手?違うんです・・・仕事の関係で、お得意様を接待したのでした。当然仕事ですので、チケット代金はテレビドラマじゃありませんが、「経費で・・・」というやつです。ちょっと別の意味で緊張しました・・・汗 色々あるんですよ。大人の世界は・・・。

【ザ・シンホニーホールとは・・・?】
 お得意様とは、シンホニーホールで合流することになってました。新大阪で用事をすませた、おこちゃんは、いざシンホニーホールを目指して電車に乗りました。「えらい今日は女性のお客さんが多いな〜」と思いながら、つり革を握ると「女性専用車両」のステッカー。「えっ?これが噂の女性専用車両?」そうなんです。恥ずかしい話なんですが、何の確認もぜずに女性専用車両に乗ってしまったおこちゃん。おもいっきり恥ずかしい思いをしながら「すいませんでした」と声をかけ、別の車両に移動でしました。だから田舎者は困ります・・・(^^;)

 環状線で福島駅に到着。ライブが終わった後、お得意様と一杯やるお店を探しながら、シンホニーホールに到着しました。平日ということもあり、集まってる人は少なかった。それにスカTシャツを着たファンも少ない・・・? そんなところに、カメラクルーが登場。朝日放送が隣にあるので、ニュース番組でも取っているのでしょうか?

 18:05頃に開場となりました。前評判では、シンホニーホールは、クラッシック専用のすばらしいホールと聞いていました。ホール入り口や案内してくれるお姉様も何だかいつもと違う・・・高級ホテルに入ったような雰囲気に思えました。そして、ホールに入ると・・・。

 正面には、いきなりパイプオルガン。まさにクラッシックの雰囲気、高級感(けっしてライブハウスが悪いとは言ってません)が漂っていました。パイプオルガンがあるので、正面にも座席があります。出演者からは後ろの位置。「正直こんなホールでスカパラは、いったいどんなステージを展開するの?このホールがダンスホールに・・・?」と一瞬頭をよぎりました。そうして、2階席の後ろに着席、お得意様と合流しました。

【座席変更】
 2階席でおっさん2人がちょこんと座っていたので、目立ったのでしょうか?コンサートホールのお姉様がやってこられました。「あの、もしよろしければ、補助席なんですけど1階席がご用意できますけど、いかがされますか?」と声をかけられました。「補助席ねえ〜」と思いましたが、1階席ならということで移動しました。

 ところが、この座席が何と中央の通路に並べられた椅子。1階席中央でもうメンバーの顔もばっちり拝見出来る場所。お得意様も「これは良い席になりましたな〜」と大満足。やはり、早く会場に到着すると良いことがあるものです。

・・・続く


シンホニー2

【テレビカメラ】
 スカパラ平安神宮ライブでは、NHKクルーが撮影に来ており、9月にBSで放送が決定されているようですが、今回もテレビカメラが何台も会場に入っていました。今回のライブも朝日放送系列で放送されるのでしょうか?期待に胸ふくらませながら、開演を待ちました。

【出演バンド】
 今回のステージは、スカパラの他にTica、白井良明バンドwithギタギドラが出演しました。トップバッターは、Ticaです。Ticaファンの方には申し訳なかったんですが、今回初めて聴かせていただきました。すばらしいヴォーカルと伴奏のギターとが本当にホールとよくマッチしました。艶っぽいです。また、ちょっと体をくねらせながらリズムを取って歌っている姿も艶っぽかったです。「ライブハウスでお酒を飲みながら聴いたら最高だろうな〜。」なんて感じがしました。いつもは、暴れん坊のスカファンもTicaの音楽に魅了されたようで、最後には大きな拍手が沸き起こりました。

【ギタギドラ・・・?】
 続いては、白井良明さんのバンドです。今回は、マダムノリコからTb奏者の村田陽一さんが出演するということを聞いていたので、楽しみにしておりました。
 さて、ギタギドラとはいったい何?説明するのは難しいのですが、一人で演奏可能な楽器?なんでしょうね。白井さんは、パーカッションの後藤さん、Tbの村田さん、そして、タップダンサーの熊谷さんが登場。(私は、すべて初めて聞く名前だった・・・汗)
 白井さんが不思議なギタギドラを操り、中央では熊谷さんの情熱あふれるタップ。そして、マダムお薦めの村田さんは、正統派Tb奏者、北原氏のような派手なパフォーマンスはないものの、華麗なテクニックで演奏されておられました。
 白井さんは、今度は一升瓶を取り出しました。「まさかステージで酒盛り?」と思ったら、メンバー全員が瓶を取り出し演奏。昔、瓶の口のところで「フーフー」と音を出して遊びませんでしたか?あの音でアフリカ音楽のような演奏でした。
 パーカッションの後藤さんは、女性をステージに挙げて愛の歌?を熱唱。楽しいステージでした。

【セッティング】
 さて、最後はお待ちかねの東京スカパラダイスオーケストラの登場です。ステージの上では、準備が着々と進められておりました。何気なく時計を見たら20:30。普通のコンサートなら、遅くても21:00には終了します。「え〜。スカパラの演奏って30分しかないの〜」とちょっと不安な気持ちになりました。
 ステージに運び込まれたのは、ボックスの譜面台。いつもならステージで華麗に乱舞するメンバーは、今日は座って演奏?いったいどんなセットリストが準備されてるの?まったく今回のステージの展開が読めなくなりました。
 
【どうした?スエーデンの城?】
 セッティングも無事に終了。会場の明かりが静かに落ちていきました。会場は、スカパラのステージのオープニング「スエーデンの城」を今や遅しと待っておりました。しかし、なかなか曲が始まらない・・・と思ったら、3階右側正面出入り口にピンスポット。そこから登場したのは、スカパラ天才キーボードプレーヤーの沖氏。場内は歓声とざわめき。「いったい何が始まるの?」誰もがそう思っていたでしょう。沖氏は、深々と頭を下げ向かった先は・・・そうです。パイプオルガンの演奏席です。場内は大歓声。まさか、沖氏がパイプオルガンを演奏するとは夢にも思っていなかったでしょう。(この演出を予想していた人はすごいです!)沖氏は、静かに腰を下ろすとパイプオルガンを弾き始めました。 パイプオルガンでイメージするのは、宇宙戦艦ヤマトの白色水星のテーマ曲(年齢がバレる・・・笑)幻想的な音色がシンホニーホールを包み込みました。曲は、パイプオルガンの正統派の曲だと思います。沖氏がパイプオルガンを演奏する姿をカメラはしっかりアップで撮影。会場は総立ちで沖氏の演奏を見守りました。

 演奏が終わり、子供のような笑顔で微笑む沖氏。場内は割れんばかりの大歓声。沖氏も本当に嬉しそうに手を振り、歓声に答えていました。沖氏のパイプオルガンが聴けた自分たちも幸せ者ですが、シンホニーホールのパイプオルガンを演奏することが出来た沖氏自身もプレーヤーとして大満足じゃなかったのでしょうか?
 沖氏が3階出入り口から退場した後、「スエーデンの城」が会場に流れ出し、メンバーが登場したのでありました。

・・・続く


シンホニー3 

【何かが違う・・・】
 さて登場したメンバー。何かが違う・・・?そう感じたのは、おこちゃんだけでしょうか?いつもは、挑発的な加藤氏は、今回まじめな顔でステージに登場。服装は、勝負服の赤の開襟シャツだったのに挑発的な態度は一切無し。「おいおい、今日は体調悪いの?」と心配してしまうほどでした。これもシンホニーホールというステージを意識してでしょうか?

【リボルバーイレブン】
 個人的に好きなんです。この曲。スカパラの中でも途中でテンポが変わって演奏する方もけっこう大変な曲じゃないかと心配する曲。リボルバーイレブンを聴いたとき、思い出したのが、横浜アリーナでの公演です。自分はDVDしか見てませんが、この時のこの曲が演奏されてます。あの時もメンバーは、座って演奏してました。あの時と同じ感じでございます。最後のGAMO氏のロングトーンもすごい。今回もむちゃくちゃ音が長かったです。

【TIN TIN DEO】
 この曲は、川上氏のベースとNARGO先生のTpで始まる曲です。前奏のベースの音とTpのコラボが良いんですよね〜。聴かせます。マダムも書き込みされてましたが、先生と川上氏との演奏の間、他のメンバーは、全員が片手でアクションを入れてました。当然会場も同じようにやってました。ちなみに先生の今日の服装は、白色開襟シャツでございました。最近多いですね。先生の白色開襟シャツ。ユーロツアーから帰ってきてから、ネクタイ姿で演奏した事あるんでしょうか?
 「そうそう今日は接待。」忘れておりました。隣を覗きますと、お得意様も大満足で喜んでおられました。(良かった〜)

【谷中氏のMC】
 谷中氏もホールを意識してましたねえ。「今日は、ダイブできないと思うけど楽しんでくれ」といった内容だったような・・・?それと、「ヨーロッパツアーから帰ってきて、サマフェス総なめ状態。友人とサマフェス終わってから一杯やろうと話しているが、まだやってます。笑」なんて内容も話しておりました。MCも上品さを感じました。途中だったと思うんですけど「ホールに聞いたらいつもと同じようにやってくれということだったので・・・」というMCもありました。やっぱり、谷中氏もクラッシックの殿堂と言われるシンホニーホールを意識してたんでしょうね。

【聴かせます・・・ホーン隊】
 前半でも書きましたが、このホールはものすごく残響効果が高いホールです。あの名指揮者のカラヤンが絶賛したうです。ピンマイクで音を拾わなくても十分です。ステージでは、ホーン隊のみが登場。いったいどんな曲が演奏されるのかと思ったら、マダムのセットリストをご覧になれば判ると思いますが「男と女」という曲です。本当に綺麗なアンサンブル。スカパラは、パワーだけじゃないです。まるで吹奏楽のアンサンブルコンテストを見ているようでした。

 今回のライブでは、けっこうご年配の方も参戦しておられました。こういった曲を聴けてとても喜んでおられたと思います。演奏を聴いていて「いつもと音が違う・・・?」ふとそう感じました。そうなんです。生音なんですよ。生。ホーン隊の生音がシンホニーに響き渡りました。なかなか生音って聴く機会がないので大満足。やっぱ生はええですね〜。感じ方が違います。(・・・変な意味ではございません・・・汗)

 続いて飛び出したのは、「タブー」これまたいやらしかったですな〜。エロい演奏でした。場内は大受けでした。マダムのご贔屓の北原氏もエロい動き。先生もエロいTp。きわめつけは、北原氏のあの声で「あんたも好きねえ〜♪」の一言。これには参りました。(^^;)

【手拍子・・・】
 やっぱり日本人は手拍子ですよね。手拍子と聞けば、もう皆さんおわかりですよね。ルパン78でございます。手拍子がむちゃくちゃ響いてました。最近ルパンも定番となってきましたが、今回も盛り上がってました。今回正面にパイプオルガンがあるので、その周りにも座席がありました。パイプオルガン右横最上段の5人娘。今では死語となりましたが昔でいう「お立ち台ギャル」です。もう踊る踊る。それが正面ということもあり、むちゃくちゃ目立ってました。かっこ良かったよ〜!それとご年配のカップルも楽しそうに踊っておられました。何だか、いつもと違ってなごみのライブのような感じがいたしました。

・・・続く


シンホニー4 

【一言感想】
 ここで、メンバー個々のステージでの感想を書きます。

♪加藤氏♪
 最初は、猫をかぶったような大人しい加藤氏。座ってギターを弾く姿は初めて拝見しました。しかし、最後は、いつものようにクラッシックの殿堂で飛び跳ねておられました。(^0^)やっぱり加藤氏は飛び跳ねてくれなければ、スカパラは始まりません・・・。

♪はじめ氏♪
 やっぱり優しいですね。はじめ氏。しっかりとステージ後部上段のお客様にもしっかり手を振って声援に答えておられました。しかし、さすがにシンホニーホールということもあり、美しい肉体美を拝見することは出来ませんでした。(今回は、脱ぎませんでした・・・笑)

♪欣氏♪
 いつもパワフルなスティックテクの欣氏ですが、今回のスティックは、ものすごくしなやかに美しく感じました。アンコール終了後、2本のスティックが、会場に飛んでいきました。お客様も大喜び!

♪川上氏♪
 TIN TIN DEOのベースは本当に良かった。かっこ良かったです。10.11の大阪城ホールでもぜひお願いいたします。m(__)m

♪北原氏♪
 いつ見ても華麗なテクニック。シンホニーでもしっかり大暴れ。けど、いつものステージと違い、北原氏のTbの生音が聴けたのが最高でした。

♪GAMO氏♪
 後半では、中央ステージのスピーカーに足をかけ、Tsaxの雄叫びを上げていたGAMO氏。リボルバーイレブンの最後のロングトーンはすごかったです。ところで、演奏の途中で自分の頭をポンポンと叩いたアクション。ジャズでは、ああいった合図を使う場合があるんですか、今回のアクションは、偶然?それとも意味があったのでしょうか?

♪NARGO先生♪
 やっぱり、TIN TIN DEOを聴くことが出来たのが最高!タブーの演奏もものすごくエロかったです。同じTpやってるものとして、憧れます。

♪谷中氏♪
 今回、だいぶんシンホニーホールを意識してたでしょ。(笑)MCがむちゃくちゃ上品でした。けど、あんなホールで酔っぱらい話題は、出来ない・・・?

♪冷牟田氏♪
 松葉杖を使わずに歩いておられた姿を見て、演奏以上に嬉しいとおこちゃんは感じました。アンコールが終わって、自分のスーツに付けていたバラの花を会場に投げ入れたとき、自分の近くにいた、上品そうなおばあちゃんが「うわ〜」と嬉しそうに手を叩いて喜んでおられたのが印象的でした。シンホニーホールとバラの花はよく似合いました。

♪沖氏♪
 やっぱり今回のMVPは、沖氏でしょう。本当に童心に返ったような笑顔で演奏されておられました。パイプオルガンで気分は最高!という感じでした。そうそう、毎度おなじみの抱っこちゃん奏法(キーボードを抱えて演奏)は、さすがに今回なかったです。沖氏も一瞬考えた?斜め45度にキーボードを傾けて途中演奏してました。

【メンバー紹介】
 アンコールで登場したメンバー。ここで谷中氏のメンバー紹介。しかし、何と、ここで谷中氏はマイクを使わず、地声でメンバー紹介。しかし、地声でも十分聞こえるんです。マイクが無かったので、メンバーの一言もございませんでした。

【おわりに】
 今回のシンホニーホールでのスカパラライブ。クラッシックの殿堂は、みごとにダンスホールと変貌しておりました。しかし、いつもと違ってクラッシックホールならではのステージを展開してくれた東京スカパラダイスオーケストラ。つねに無限の可能性にチャレンジするメンバーに、おこちゃんは大きな拍手と声援を送りたいと思ったのでありました。

・・・終わり・・・

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