2003年10月11日(土)「ROCK LEGENDS SPECIAL SKA & SOUL NIGHT 東京スカパラダイスオーケストラ with CHAKA KHAN」@大阪城ホール


城ホール1 投稿者:おこちゃん  

【はじめに】
 今年も過激なスタンディングで始まったスカパラライブの参戦も今回、大阪城ホールで行われたチャカ・カーンとの夢の共演で、おこちゃんの1年が終わりました。
 考えてみると、今年は本当に日頃目にすることが出来ない七変化のスカパラを見ることができました。荒れ狂ったと思えば華麗に舞い踊ったりなどなど・・・。
 はたして、今回のステージ、ソウルの歌姫、チャカ・カーンとのステージはいったいどうなるのでしょうか?

【新幹線】
 今回も午前中は仕事。ちょっと早めに大阪入りしようと思ったのですが、なかなかそうは行きません。刻々と時間が過ぎて行きました。こういう時って本当に焦ります。何とか仕事を終え、滋賀県で唯一新幹線が停車するJR米原駅に到着。ライブに間に合うためには、もう新幹線に乗るしかありません。迷わず、新幹線乗車を決意。駅構内のお弁当屋さんで「エビスビール」を買い込んで新幹線に乗り込みました。エビスを買うところがおやぢ・・・(^^;)

【大阪城ホール】
 マダムから事前に環状線の大阪城公園で下車するように教えてもらったので迷わず到着。実は、この大阪城ホールなんですけど、もう大昔、遠距離恋愛していた彼女と初めてミュージカルを観に行った思い出の場所だったりしました。スターライトエクスプレスというローラースケートで走り回るミュージカル。日本からカイヤの旦那様も出てました。ちょっと昔の思い出に浸りながら会場に入りました。(関係なかったです・・・汗)

 やっぱり大きいですよね。城ホール。会場には、ほんのりとスモークが立ちこめていました。今回のおこちゃんの参戦場所は、スタンドの一列目。下界にはアリーナのお客様を見渡せる場所です。「これだけの人数のライブっていったいどんな感じになるのかな・・・。」と期待が高まります。

【アナウンス】
 場内のアナウンスでは、「セットチェンジに20分の時間がかかります」とのアナウンスが入りました。今回のライブは、スカパラとチャカの夢の共演。「ひょっとして、スカパラバックにチャカさまの歌声が聴ける・・・」と一人勝手に妄想してたんです。しかし、このアナウンスを聴いて、対バン形式のライブになる事が判ってしまって、ちょっと残念でした。(しかし、この残念はみごと期待を裏切られる事となった。)

 時計は、18:05。後ろの方から「いつも10分程度は開演が遅れるしなあ〜」という声が聞こえたかどうかは判りませんが、いきなり場内の照明が落ち、会場に華麗なサックスの音色で「スエーデンの城」が流れ始めたのでした。

・・・続く

 


城ホール2

【アリーナの様子】
 メンバー登場とともにアリーナ席は、総立ち。おこちゃんもスタンド席で起立。しかし、初めてのスタンド席最前列ということもあり、怖い・・・。というのも自分は、高所恐怖症なんです。前に何もないというのは、どうも落ち着きませんでした。

 さて、アリーナ席に目をやると・・・あれ?動きが・・・。そうなんです。約半分は体を揺らすなどの動きがなく、直立不動の姿勢でステージを見てました。アリーナ前方は、もちろんハイテンション。この光景が一目瞭然。けど、考えてみると今回のライブは、チャカさまを目当てにやって来ているお客様もいるから、こういった現象もしかたがないと一人で納得してました。

【最近ブーム?開襟シャツ】
 スカパラと言えば、スーツにネクタイ姿というイメージがあったんですが、最近はメンバーの中にも開襟シャツが流行っているんでしょうか?今回は、加藤氏が勝負服の赤色開襟シャツで、欣氏、沖氏、NARGO先生の3名が白色開襟シャツ。その中で北原氏は、しっかりとネクタイ着用。さすが正統派です。

【天下の宝刀 銀河と迷路】
 セットリスト前半で「銀河と迷路」が飛び出しました。銀河と迷路のイントロが始まった途端、場内は「お〜」という歓声とともに、観客の皆さんは大喜び。スカパラファンならどんな曲でも満足しますが、初めてスカパラのステージを見た人の心をつかむには、やはりこの曲しかないでしょう。ドラマでも使われ、ベストテンにもランクインした「銀河と迷路」。今回、この曲は、まさに天下の宝刀となりました。久しぶりに欣氏の歌声を聞いて、おこちゃんも満足しました。

【谷中氏のMC】
 今回の説法は、メンバー全員がチャカさまの楽屋を訪問し、チャカさまにお褒めの言葉をもらったといった内容でした。ミッシェルに関する話題はなかったです。ただ、谷中氏も会場の雰囲気を感じたのかどうかは判りませんが、俺たちを盛り上げてくれといった内容を話していました。MCも若干短かったです。メンバー紹介や恒例?の一言コーナーもなかったです。

・・・続く


城ホール3 

【今回はテクニック?】
 GAMO氏のLovers'Walkですが、平安神宮の時は、ものすごくエロさを感じたのですが、今回のアドリブの部分は、エロさよりもテクニックを感じました。同じ曲でも、こうも吹き分ける事が出来るのかと勉強させてもらいました。個人的には、この曲はエロっぽく吹いて欲しいと思うおこちゃんです。不思議?なステップももちろん健在。

【残念、抱っこちゃん奏法】
 う〜ん。沖氏のキーボード抱っこちゃん奏法ですが、今回はなかったです。ぜひ城ホールで見たかったんですけどねえ〜。きっとお客様も大喜びだと思うんですけど。武道館では、どうだったんでしょうか?美しいオブリガートの歌声は健在。

【はじめ氏と加藤氏】
 加藤氏のいった顔を見たかったんですけど、今回は遠かったので確認出来ませんでした。ステージの時間が短かったので、はじめ氏の裸体披露も今回はなし。しかし、加藤氏がのけぞりながらギターを演奏する上にはじめ氏が覆い被さるパフォーマンスは、ちょっぴりエロかったです。
 加藤氏のギターがいつもの傷だらけのギターではなく、別のギターに替わっていた感じがしたんですが、その当たりまた加藤氏ご贔屓の方に教えてもらいたいです。(ギターは、全く音痴です)

【今日も回った北原氏】
 マダムご贔屓の北原氏のパフォーマンスは、今回も爆発。しっかりトロンボーンを演奏しながらくるくる回ってました。今回は、加藤氏がスライドを交わしていました。GAMO氏とのアドリブ対決は、互角・・・?

【アクションが変わった?ルパン】
 さてNARGO先生ですが、今回もピンクのXOで登場。途中の楽器の持ち替えはなかったです。情報によりますと、すでにNARGOバージョンのXOが開発されているそうなんですけど、今回もそのTpを拝見することはなかったです。新しい楽器を見ることが出来るのは、いったいどのステージなんでしょうか?新しいバージョンは、ベルが上を向いているそうです。

 さて、今回も日本人の心を揺さぶる手拍子から始まるルパンが演奏されました。先生のTpが炸裂するフレーズのところで、メンバーが拳を振り上げ、それに合わせて会場全員が拳を振り上げていました。しかし・・・「今まで、このフレーズでこんなアクションあったかな?」と考えました。最近自分が参戦したシンフォニーでもルパンでこのようなアクションはなかったような・・・これは今後の研究です。次回参戦の時は、ちゃんと拳を上げたいと思います。

【磨きのかかったアドリブソロ】
 最近思うんですけど、加藤氏と谷中氏のアドリブソロの部分、磨きがかかったような感じがします。加藤氏も最近目立ったパフォーマンスよりも聴かせるギターになってきました。谷中氏のバリトンサックスのアドリブも良いです。特にユーロツアーから帰ってきてから、本当に一皮むけた感じがしました。今後、2人は注目です。

【演奏時間は約50分】
 演奏時間は、約50分。約半分しか動いていなかったアリーナですが、最後は盛り上がっていました。冷牟田氏も元気に退場されていたので安心しました。メンバー退場後、アンコールの拍手が沸き起こりましたが、次にチャカさまのステージが控えているということもあり、アンコールはありませんでした。

・・・続く


城ホール4

【ミキサー】
 約20分のセットチェンジの間、アリーナ後方のミキサーブースを観察。スカパラのミキサー担当者がチャカさまのステージも担当するのかなと思っていたら、外人ミキサー担当者がヘッドホンを付けて準備してました。(やっぱり)隣にいた金髪の女性は外人?と気になり、一生懸命単眼鏡を覗いていたんですが、結局判りませんでした。(おやぢです・・・汗)

【チャカさま登場】
 チャカさまのファンには申し訳ないんですが、今まで実物を見たことがなかったおこちゃん。個人的には、スレンダーなイメージを持っていたんです。そして登場。
 場内は歓声とともに再びスタンディング。「すごい・・・」スカパラメインだった自分にとって、この場内の反応は驚きました。しかし、会場にはチャカさまのファンも多いということが判りました。
 さて、登場したチャカさま。単眼鏡の奥には・・・。イメージが崩れました。(^0^;)しかし、いきなり、パワフルでハイトーンの歌声に度肝を抜かれました。すごいです。ぶすぶす体に突き刺さってきます。あれだけの歌声を維持するには、それなりの体型が必要・・・?(失礼)

【バンドとコーラス】
 バックバンドは、キーボード2・ギター・ベース・ドラム・黒人女性のコーラス隊4人でした。けど、ドラム・ベースの兄さんは、スキンヘッド。もう迫力満点。ドラムに兄さんも欣氏には申し訳ないですが、迫力がすごかったです。
 ベースの兄さんは、チョッパー(親指で弦を叩きつける奏法)で攻撃的に演奏。ギターの兄さんは、チャカさまの旦那さん?(間違ってたらすいません)これまた過激なパフォーマンス。ジャパンバージョンということもあり、正座でギターを演奏してました。(^^;)
 黒人女性のコーラス隊4人。チャカさまのバックコーラスを努めるだけの事はあって、実力は相当なものでした。

・・・続く


城ホール5 

【大阪バージョン】
 チャカさまも大阪をイメージしたステージを作ってました。場内から「I Love You」の声援にちょっと照れながら答えていました。(可愛かった)
 さて、武道館ではどんなステージだったかは判りませんが、城ホールでは大阪バージョンが展開されました。コーラス隊4人組が大阪をテーマに一人ずつ歌を披露。「おおさか〜いちばん〜♪」と歌うものですから、場内大盛り上がり。こういった人情味あるステージに関西人は弱いです。

【優しいチャカさま】
 ステージでは、優しいチャカさまを目撃。他の人のソロの時、チャカさまは、ステージに準備されていた黒色のタオルでベースのお兄様のスキンヘッドの頭とギターのお兄様の顔を優しく吹き拭きしてました。思わず和んでしまいました。ステージの上には、ジュースがグラスに準備されてました。(飲んでいない・・・?)

【エンディング】
 エンディングですが、これもちょっと以外でした。まず、チャカさまが手を振りながら退場。その後、コーラス隊4人が退場。そしてバンドだけの演奏が続きました。ギター・ベース・そしてドラムの兄さんは、シンバルを持ってステージ中央に登場。そして暴れ回る・・・(^^;) 最後は、ギターの兄さん一人になりました。肩に担いだり、正座したり、そして最後にはギターをステージの上に置いて演奏を始める・・・。

 おそらく、アリーナの後ろの方では、何が行われているのか、全く判らなかったと思います。兄さんは、ギターに覆い被さり演奏、そしてギターに腰を振り続ける・・・。これはまさに正常位?そうです。兄さんは、ギターとS●Xやってました。その腰の振り方、最初はゆっくりでそして最後は早く動いていました。最後は、フィニッシュ。ギターに覆い被さって、動かなくなってました。本当にリアルでした。外国のバンドって、けっこうそういったパフォーマンスが多いとは聞いてはいましたが、生まれて初めて見ました。エロイというよりも生々しかったです。
 いっちゃった後、チッシュをむしり取るようにギターのコードを引き抜き退場。アンコールする暇もなく、コンサート終了を告げるアナウンスが流れました。

【夢の共演とは・・・】
 マダムも話しておられましたが、やはりビッグアーティストの夢の共演ということであれば、あのチャカさまの歌声をスカパラの演奏で聞いてみたかったです。フェスじゃなく共演ということであれば、そうした演出が欲しかったです。絡みが見たかったです。今回のステージで唯一心残りです。今回も某放送局の記念イベントステージということみたいですが、単純にアーティストを並べての演奏なら、誰でも企画できます。違うジャンルのファンが大きな城ホールに集まってるのですから、最後はその2つのファンが一つになり、新しい感動を生み出せるようなステージ構成にして欲しかったです。

 スカパラも良かった。チャカさまも素晴らしかった。しかし、厳しし言い方ですが、今回のコラボについて、厳しい言い方ですが不満を持っている人が多いと思います。当然、おこちゃんも不満です。(久しぶりに厳しい意見です)
 今後ステージを企画・構成する音楽関係者には、ぜひ今回の教訓を学んで頂き、次回からは満足できるステージを企画してもらいたいと思います。

【番外編】
 番外編です。コンサート終了後、マダムと初めてお話しました。BBSでおなじみの皆さんと初めての対面。マダム他、皆さん美しくて可愛い人ばかり。(^0^)こんな事だったら、飲み会参加すれば良かったと後になって後悔しました。皆さんと今回のステージについて大いに語り合いたかったです。
 次回は、飲み会参加します。ぜひ、仲間に入れて下さいね。ノリコさま。

・・・おわり

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