2003/12/ 6(土) ロザリオス@岐阜モダンカフェクラブ


ロザ岐阜@ 投稿者:おこちゃん  

 行ってきました。LOSALIOS岐阜ライブ。熱冷めやまぬうちにレポ書きます。それと、申し訳ないんですが、今回は、中村氏と加藤氏を見に行くという単純な気持ちで参戦しました。よって、ロザに関する知識は全くございません。曲目も全然判りません。間違った表現などございましたら、ご指摘をお願いいたします。

【近いぞ岐阜】
 自分は滋賀県在住の関西人。今までそう思っていました。しかし、うちの両親、実は岐阜県出身。当然、毎日のみそ汁は、赤みそです。そんな話は関係ございませんが、今回のロザのライブは、岐阜のモダンカフェクラブでした。大阪に参戦するときは、毎回高い電車賃。ところが、今回、岐阜まで片道650円。時間は、約40分。これが大阪だと90分以上かかります。今回は近かったので樂でした。

 そんな訳で、岐阜駅到着が午後の5時頃でした。岐阜には美川憲一の歌「柳ヶ瀬ブルース」と名前で使われている、有名な飲屋街があるんです。開場が午後6時ということで、柳ヶ瀬で一杯ひっかけて参戦しようと思いました。

 岐阜駅前から何も考えずにバスに乗車。ところが・・・そのバスが柳ヶ瀬を通らなかったんです。あせる、おこちゃん。モダンカフェクラブは、「北鶉(うずら)」というバス停の近くにあると聞いておりましたので、しばらくバスに乗っている事にしました。そしたら、「東鶉・うずら小学校」とバス停の名前が出てきました。「ラッキー」と思ったのもつかの間、その後「北鶉」のバス停の名前は出てきませんでした。

 不安になってバスの運転手さんに質問すると「お客さん。それは間違ってみえるわ〜(岐阜弁)」ということで親切に北鶉までの行き方を教えてもらい、無事にモダンカフェクラブに到着しました。

【寿司屋】
 丁度時間は、午後6時。「ちょっと時間あるな〜」と歩いていたら、目の前に偶然寿司屋を発見。ここは、寿司屋で腹ごしらえとうことで、カウンターに座り、握りと生ビール酎ハイを飲みました。寿司屋の大将が「あの〜ライブのお客さんですか?」と質問。「ええ。そうですけど・・・」と答えると「今日は誰のライブですか。よくお客さんから聞かれるんですよ。」

 しかし、大将の質問に「えっと・・・ろ・・ロザリオスで(酔っぱらって舌が回っていない・・・汗)ドラムの中村達也さんという人で・・・」とまるで答えられない自分。「あの〜東京スカパラはご存じですか?」との質問に「ええ。知ってますよ。」との回答。そこで「スカパラのギターの人も出るんです。」と答え「そうですか。昔、モダンカフェにスカパラ来たことあるのと違うかな?たまに、けっこう有名なアーティストも来るみたいですよ。」と笑顔で答えてくれて、ちょっぴり安心。その言葉を聞いて、瓶ビールを注文。大将と2人で一杯やってました。(^0^;)

 しかし、久しぶりの寿司屋での一杯。「このままゆっくり酒でも飲んでいたいな〜」と完全におやぢモードに突入。ふと時計を見たら、午後6時45分「あかん。今日は、魂のドラマー中村氏のドラムと加藤氏を見るんだ。」ふと我に返り、寿司屋を後にしたのでした。

・・・続く 


ロザ岐阜A

【モダンカフェクラブ】
 今まで参戦したスタンディングの場所が、なんはハッチとかオンエアー大阪なので、モダンカフェクラブはちょっと小さい感じがしました。会場の中に入ると、ぎっしりとう感じではなく、余裕で前に行けそうな感じでした。しかし、ここはマダムのアドバイスの通り、後部で参戦することにしました。

 ライブ終了後には、ドリンクの交換が出来ないということでドリンクバーで「カルピス!」と酔った勢いで、白い液体カルピスを注文しました。酔いをさまそうと一気飲み。 このモダンカフェクラブですが、楽屋が2階にあってホールの右端上部から階段でステージに下りるという具合になっていました。2階には、銀色の人形がおいてあり、小さきながらも、けっこう雰囲気がありました。

 それと、今回車いすのファンの方が参戦しておられましたが、クラブのスタッフの方が2階に車いすを抱えて彼女さんと一緒に案内しておられ、ちょっとした気配りに少し感動したしました。

【パワフルに登場】
 スカパラライブの場合、多くのファンはTシャツ来てます。しかし、ロザの場合、ロザのツアーTシャツw来てる人は少なく、革ジャンなど目立ちました。(そんな自分も革ジャン来てた・・・笑)

 いつ出てくるのかな〜と思ったら、2階の白い楽屋から、スタッフがペンライトで足下を照らしながら出てきました。その後ろを3人が続いて出てきました。途中、銀色の人形を見てトッキー氏が「何〜これ〜」とでも話しているんでしょうか?人形に指刺しながら笑ってました。

 左側にトッキー氏。中央に中村氏。右側には加藤氏とうセッティング。個人的に女性のTp吹きとベーシストが好きなおこちゃん。で、しばらくトッキー氏をウオッチしてしまいました

 加藤氏。久しぶりです。服装は、黒系のスーツにシャツ。今日は、勝負服の赤シャツではございませんでした。胸には、ペンダント。いったいロザでは、どんなステージを展開してくれるのでしょうか?

 そして中村氏。顔は、JUSTA MAGAZINE06をイメージしていたので、今回長髪で束ねてなかったので一瞬別人かと思いました。服装は、黒のシャツ。中村氏も黒が似合います。実は、ちょっぴり期待していたのが、中村氏のTpでのオープニング。しかし、今回は最後までTpの登場はなかったです。残念。

【雷神様】
 いよいよステージの始まりです。「いったいどんなドラムを聞かせてくれるの?」期待に胸ふくらませ、中村氏のドラムを聞きました。すごい・・・。魂のドラマーとは本当にピッタリのネーミング。ある方は、中村氏のドラムを「雷神様」と表現しておられましたが、まさにその通り。あのパワフルなスティックさばき。一打一打にメッセージが込められているといってもおかしくないと思いました。

 ステージが始まってから終わるまで、ずっと休む事無くなのパワフルなドラムを聞かせてくれるんです。そのパワーにも脱帽でした。

【おやぢギャグ・・・】
 途中にメンバー紹介がありました。加藤氏の紹介では、「彼は東京都スカパラダイスオーケストラで・・・」と「おいおい、東京都は石原都知事でしょ」と思わず、ツッコミたくなるようなおやぢぎゃぐで紹介してました。(^0^;)

【3人でのステージ】
 レポなどを拝見して、3人でのステージということは知ってましたが、正直なところ「ドラム、ベース、ギターだけってちょっと曲が薄くならないの?」とう気がしました。ところが、どうでしょう。全然曲の薄さを感じる事はありませんでした。けど、この編成を考えると、今回のツアーでの加藤氏の活躍はすごいと思いました。だって、メロディーの部分は、加藤氏一本なんですから。

 キーボードとか入ると、若干負担も減るんですけど、加藤氏も大変じゃないかと思いました。今回のステージでは、途中からゲストでギターの土屋さん(でよかった?)も加わりました。やはり2本のギターになると、音にも厚みが出ました。

【やはり違った加藤氏】
 スカパラのステージとロザのステージはどう違うのか?加藤氏のパフォーマンスについて興味がありました。やっぱり違ってました。スカパラの場合は。ステージを走り回ったり、飛び跳ねたりしてますが、岐阜のロザの場合は、ほとんど動き回ってなかったです。やはり、メロディー部分をすえて加藤氏が抱えているので、演奏重視になってくるのでしょうか? 顔は、いつもと同じく、いっちゃってました。今回は、うなずきアクションが多かったです。

・・・続く

ロザ岐阜B 

【手サバキ・・・】
 バチサバキで思い出しました。そうそう、中村氏、手でドラムをポンと叩きました。最初は、ドラムの調子でも見ているのかと思ったら、何と手でドラムを叩き始めたではありませんか?バチサバキならぬ手サバキとはまさにこのこと。今までいろんなドラマー見てきましたけど、まさか両手でスティックの代わりに叩き続けるとは・・・。この技にも度肝抜かれました。

【土屋先生】
 マダムのおっしゃる通り金髪でした。中村氏「ここでもう一つサウンドを加えたいと思います。」といった内容の紹介で土屋先生が登場されました。服装は、ヒョウ柄?のようなジャケット(遠かったので確認できず)加藤氏のようにシャツのボタンは、外さず、上までしっかりボタンを留めてました。

 同じギターでも奏者が違うと全然違うんですね。のりさまご贔屓にされているだけに、すばらしい演奏でした。土屋先生が登場したとき、加藤氏の顔がちょっとだけホッとした顔に見えたのは自分だけ?

【ベーシストトッキー】
 会場では、「たつや〜」のかけ声も多かったですが、けっこう「トッキー」のかけ声も多かったです。中には、「とっつあ〜ん。」とおいおい、ルパンの銭形警部じゃないでしょ、と思わず突っ込みたくなるような声援も・・・(^0^;)

 マダムもレポに書いておられましたが、あんなスレンダーな体で本当に太い音を奏でられるものです。そしてリズムも正確。横に体を振りながら楽しそうに演奏する姿。あのパワフルなドラムに負ける事なくベースを弾き続ける姿に思わず見とれてしまいました。それと、ステージでは、途中で弓使ってベース引いてました。黒のキャミソールの姿で弓を引いてる姿は、クラッシックを連想させました。

【絡み・・・】
 加藤氏とトッキー氏。この2人ですが、ステージ後半までは、ほとんど動き無しでした。加藤氏がトッキー氏の方を見てたら、トッキー氏が弦見てたり、トッキー氏が加藤氏の方を見たら、恍惚状態で目を閉じていてトッキー氏の方を見ていない。しかし、お互い目と目が合うと、トッキー氏がニコッと微笑み、加藤氏はウンウンとうなずいたり、その2人のアイサインは、実にほほえましかったです。(純粋高校生の恋愛のような感じ・・・笑)

 2人が近づいたのは、ステージ後半の部分。中村氏を中心に2人が歩み寄って演奏しました。まるで「お父さん。僕たちの交際認めて」という感じのように。一瞬、ドラムが止まって空白の時、そして再びドラムが炸裂。まるで親父が2人の交際認めたかのようでした。そして2人はまた元の定位置に戻っていきました。

 アンコールでは、再度、トッキー氏と加藤氏が中央に接近。ところが、今度は2人はふれあう直前まで接近し、奏でる奏でる。加藤氏は当然にように恍惚の表情。加藤氏を見つめるトッキー氏の微笑み。2人を盛り上げる中村氏のドラム。親父に交際を認められた2人が燃え上がる・・・そんな事を一人勝手に想像していました。そして、2人はまた離れていきました。

 今回のステージで2人が接近したのは、この2回だけでした。他のロザでは、2人がステージでどのようなパフォーマンスを演じているのかは判りませんが、今回の2人のステージパフォーマンスは、けっして派手ではなかったですが、別の見方をすれば、すごい熱いものを中村氏以上に見せてくれたと思いました。

【おわりに】
 近頃、休日となれば疲れたと言って、家でゴロゴロしている自分。ところが、同じ年齢の男性が観客の心を打ち砕くドラムを叩いている・・・。ドラムの音色を聞いて「何甘えてるんだ。俺たちは、まだまだこれからだぞ!」と渇を入れられいる気持ちになりました。自分も中村達也のドラムのようなパワフルな人生を送れるよう、これから頑張っていかなあかんと思いました。すばらしいロザの3人とゲストの土屋先生に拍手!


・・・おわり・・・

 

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