2002年12月5日 堂島孝平 オレひとり 神戸チキンジョージ 投稿者:miyuki さん


知る人ぞ知る記憶力の悪さのため、あの場の出来事全てをお伝えできないのがツライですが、
それでもわ かる範囲内で。おまけに駄文のくせに長いです。

神戸チキンジョージは決して広い場所ではありません。本当にこじんまりとしたところなのに、
今回は椅 子を並べていたため200人〜250人くらいの人だったのでは?
そこそこ前の整理番号のチケットだったので 前から4列目のステージに向かって左側の通路の右はじの位置の席に座りました。
これが不思議なんですが、このとき、ステージの右側はまだ、2列目あたりの席が空いていたのですが、な ぜか「ここ!」と思い、
座ったのです 。これが後で幸運に繋がろうとは。 ステージにはギターとキーボード、なぜか後ろには椰子の木。謎。

7時を少しまわったころに、ライブスタート。スプリング・スプリンガー 〜春に跳ぶ人〜に乗ってステー ジ右手より堂島君登場。
でも、座ってるので騒げないのよね。「ひゃー(きゃーより心持ちひそひそっ と)パチパチ」
人気役者の公演会を聞きにきたオバサマのようなノリって感じ。
今日の堂島君、ジップアップのグレイのジャケットにピタッとしたパンツ、
首もとに白いスカーフ(タオ ルに見えて仕方がないが、まさかタオルってこともないよね。)。う〜ん細っこい!

「一人なんで、どんどん参加型でお願いします!」みたいなことを言っていよいよスタート。

・ルーザー(個人的に大好きなもんで、もう、ウキウキ。GGKRとのときはもちろん、アコギバージョンも いいわぁ〜。)
・夜間飛行(もう、ホント大好きな曲。ここで、弦が切れる。)

「最初っから飛ばしてるんで弦を切っちゃいました」 と言うようなことを言って、張り替えてもらう間、お喋りを。
ここで、せっかくかわいく結んであったスカーフがほどけ、本人曰く「お風呂上り」どうみても
「スカパ ラライブ時のウチラ」って感じに首にぎゅっって巻き直してました。う〜ん、その巻き方微妙よ、それは ないんじゃない?

チキンジョージは初めてで、是非1度やりたかった場所だったとか、後ろの椰子の木、ハイロウズが使った もののを使いまわしてるとか、
前乗りで昨日から神戸に来てるけれど、神戸は怖い街だ、ギターを持って タクシーに乗ろうとして、
「楽器トランクに入れてもいいですか?」「ダメだ」「えっ」「トランクの上 に楽器が当たるから!」「でも、乗らないんですけど」
なんてやり取りがあったとか、TOWER RECORDに行 こうと思ったら道に迷い、
ようやく着いてCDを視聴しただけで帰ってきてしまった、だってCDウォークマ ン壊れてるんで聞けないんだ。
などなど、怒涛のように雑談が繰り広げられて行きます。

この辺までの記憶はなんとかあるんだけど、この後ろから、怪しいです。 特に曲順と、MCのタイミング、合ってないと思います。

・黄昏エスプレッソ(「コーヒー豆のアルバムから、アルバム名のこの曲を」って)
・なつかしのメドレー(みんなと歌いながら。”♪タスッタダタ〜ラ”)  
青葉のころ  
彼女のことだから  
かぼちゃのメリーゴーランド

ここだったかな? 最近、いろんな人に楽曲の提供をしてるって話があって、乙葉ちゃんの話をし始めました。
そのうち、乙 葉ちゃんがフリーペーパー誌「アンダウン」でインタビューを受けた話をしだし、
「ホント乙葉ちゃんオ レのことばっか、聞かれて答えてんの」って実際にアンダウンを持ってきてみんなの前でその記事を読み出しました。
インタビュアー鈴木氏と乙葉ちゃんの役を声を使い分けて表現。
どうも欣ちゃんは、ヨーグ ルトコレクターだとか、GGKRは見た目が怖いとか、
最後は乙葉ちゃんの物まねで「ドラエモン笑い」とか してました。是非、これは読んでほしいと力説。

ここでマイクを持って、バックトラック(っていうんだっけ、用はカラオケみたいに歌の入ってないも の)を流して
・それは一瞬の出来事だった(新曲、途中のキーボードソロでオッキーを煽ってみたりする。おらへんちゅうねん!)
・なんて悲しい歌きいているんだろう(新曲、これ、スゴクいいです。「涙をとめろ」「カナシミブルー」 などと繋がるものを感じるメロディーです。)

ここで、ギターを変えてチューニングをし直し。
そのとき、そのチューニングの音が、案外ライブハウスに響く事がわかり、「結構、このままでも、音聞 こえるよね、ねっ?」
客席から「うんうん」って返事を貰うと、「今日は気分いいので、例えば、その後 ろのバーカウンターなんかで歌ってみようかと思うんだけど・・・」
「ひゃー!!パチパチパチッ」 ということで、堂島君客席の間を抜けて座ってみてる人と立ち見の人との間くらいに立ち、
「きっと、手 拍子とかしちゃうと聞こえないと思うからねぇ〜」と、マイクを通さず生声で歌い出します。

・フライハイ(全身チキン。鳥肌状態。歌い手堂島の真髄を見た感じ。あの歌声は忘れない!絶対!)
・君は天然色(もう1曲とせがまれて、ギターをかき鳴らしてちょっと練習してから挑んだ曲。
大瀧詠一さ んのトリビュートアルバムにも入ってますね。でも、途中歌詞を失念)
「もう、(ステージを指差し)戻っていい?」 と、再びステージにあがってキーボードの前へ。
「気分がとってもいいので、本邦初公開、6年前に作った 曲なんだけど、NHKのみんなの歌に是非使って欲しい」

・どぶそうじ(ワンコーラスしかないので、2回歌ってみる。♪すっとこどっこい、すっとこどっこい、ど ぶそうじ〜♪)

「ここで、1曲作ってみてもいいですか?いいですか?」とキーボードでコードを押さえながら、後ろをチ ラッと振り返り椰子の木を見て、

・やしの木ゆれる(もう、歌詞が最高!メロディーはとっても美しいのに、即興で作ったと思えない、歌詞 のオチっぷり。)
・Remenber(涙出そうに。キーボードで弾き語り。もともとはバラードは苦手なんだけど、感動した。)

(う〜ん、この辺のMC失念)

・白百合
・適当にいろいろ(わかる限りだと、BON JOVI「Living On A Prayer」ERIC CLAPTON「レイラ」あと2,3 曲歌ったような)
・カナシミブルー

アルバムの制作の話はこのあたりだったかな?今ちょうどレコーディング中で来春にはアルバムが発売さ れる予定だとか。来年はもっとライブがしたい、関西にももっと来たい(いや、来てよ、マジで)GGKR や、一人だけでなくても、他のミュージシャン誘っていろいろしてみたいなどと豊富を語って、つい最近 出来あがったばっかりだという曲を。

・新曲(GGKRとの録りたてほやほやだとか。。。途中、コーラス部分ではじめちゃんの真似してモンキー してました。)
・冬が飛び散った
・25才

この「25才」のときにスペシャルハプニング発生!!! どうも、歌い出しからマイクのコードをなが〜くなが〜く引っ張っていたかと思うと、
途中でステージを 降りて私たちの座ってる通路をスタスタと歌いながらやってきたのです。で、マイクのコードの限界が、
ちょうど私の席の横あたり。通路の横に一緒に行った会社の後輩、その横私で、なんと堂島君との距離、
横に座ってる後輩一人分(80センチもないと思う)マイクを通さない声も聞こえるし、
本当にすぐ目の前 に堂島君の右腕があるんです。
おまけに、顔とかめっちゃ近すぎて、恥ずかしくってこっちが顔を上げら れない。
そしたら、目の前にあった右手に何人かの人が握手してもらってる事に気がついて、大慌てで手 を掴むつもりが、私、腕を掴んでしまって。
でも、その後手を出すと、ちゃんと「ぎゅっ」って握手して くれました。
そのまま5秒、10秒?(ウソ、きっとホントは1秒くらい)経って手を離し、堂島君はステー ジへ。
その去り際、なぜか背中をつっついてしまった私と、後輩。そして二人、昇天。
歌が終わって、堂 島君がステージからいなくなっても、「ああぁぁ〜〜、どうしよう、握手しちゃったよ」って感じで呆然。

拍手が「ドウジマ」コールに変わると再び堂島君登場。ここで、少し我に返る。

=アンコール= 堂本兄弟の裏話や菅野美穂ちゃんの話炸裂です。
堂島君、ただのカンノファンだよ、それは!って突っ込 みたくなるような、切々とした話。ほんま、普通のにいちゃんです。

・きら星(クリスマスだしね)
・セピア(この曲は生で聞く度に胸にじーんとくる。CDで聞いてもそうではないのに。)
ダブルアンコールはなく、終わった後はグッズの手売り+握手会。
さっき握手してもらったときはなんだ か、ドサクサだったけど、こうしてちゃんと顔を合わせて握手してもらうとなると、
いきなりドキドキし だした!
結局、気の利いた言葉一つ言えず、行きに買ったまま、カバンに入れていたPinkyを取りだし
「あっ、良かったら、食べてください!!」って渡して握手してもらいました。なんで、Pinky?自分でも 謎 。
でも、何かを渡したかったんだということで、まぁ、いいっか。
最後に21日のリクオライブに堂島君がゲスト出演するとのことで、そのチケットを買って帰ろうと、もう1 度中に戻ると、
ファンとの握手を終えた堂島君がまだ中にいました。
ちょっとお辞儀をすると、少しこっ ちを向いてニッって笑ってまたスタッフと話し出しました。
これで、スペシャルナイトは終わり。
あぁ、もう、絶対堂島君から離れないぞと改めて誓った夜となりま した。この席を選んだ自分の運のよさに感謝!

                             

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