本当、生はいい！CDも素晴らしいが、やっぱりライヴは素晴らしい。迫力いっぱい
演奏者の息遣いが聞える、音が空気を震わす。そして聴く人の心も震わす。
ほんとに楽しい時間、素晴らしい空間を味わった。
田中さんのサックスと沖さんのキーボートの掛け合いの妙、
静かな透明な音の旋律が続けくと思うと、インパクトのある演奏に変わる。
田中さんのサックスは、特に強弱をつけて、気持ちの入った演奏で聴き応えがある。
本当にすごい。
沖さんのキーボードは時に繊細に、特に力強く、フリーな感じで平手でバンバンと叩きつける演奏方法をしたり、指がこれほど、キーボードの端から端まで、走りまわれるのかと感心する。
熱くなると、中腰で踊るように弾く。
ある1曲では沖さんのソロ、キーボードの音と同じくらい沖さんの発する声が大きくて、
すごく気合いれて楽しんで弾いてるのが伝わった。
カーマに集まったお客さん、お店の方、全員がその素晴らしく、楽しい時間、
演奏に酔いしれた。
仕事のストレスで体調をくずしてた友が、帰りには嬉々として、帰った。
いい音楽は人を元気にする力があるんだなーと実感した。
沖さん、田中さん、カーマに感謝。
まず、ちょっとセンベロについて説明しときますね。
Sembello（センベロ）は2000年秋ごろに沖祐市さん（キーボード）と田中邦和さん（サックス）の2人が結成したデュオバンドです。
沖さんは東京スカパラダイスオーケストラにも所属しキーボードを担当されています。
田中邦和さんは東京中低域というバリトンだけのバンド、その他にも複数のバンドで活躍されています。
お二人とも世界に通用する素晴らしいミュージシャンです。
センベロの名前の由来は簡単にいうと｢千円でベロベロ｣（笑）
｢燻し銀の飲み屋で、財布を痛めずに幸せに酩酊する｣といったニュアンスから名づけたバンド名だそうです。
はじめてその謂れを沖さん、田中さんから聞いたとき、なんて庶民的ないい方だろうと感激したものです。
沖さんの事をオッキー、田中さんの事を邦さんと親しみを込めて呼ばせていただきますね。
えみさんがBBSで明日センベロ＠カーマだと教えてくれたおかげで行けました。
すっかり忘れてました。^^;
せっかくだからアルバムを買ってから行こうと丸ビルの梅田タワレコに寄ったんだけど、
運悪く休館日でした。こんな事なら早く買っておくんだったわ。(T_T)
えみさんとうまくKARMAの前で落ち合えて、20時20分くらいかな入りました。
すでに人が沢山でした。うまく椅子が二つだけ空いてたので、相席をお願いしたら、
OKと。よかったです。邦さんはもうすでに来てらして、入ったあたりでお友達をおしゃべりしつつ飲まれてました。
私達も、とりあえず、お酒お酒とカウンターに行くと、オッキーも来られました。
心地よいDJの音楽が流れていてくつろげました。しばらくしたらオッキーと邦さんが自然にステージに進み、1ステージがはじまりました。
はじめに邦さんから挨拶がありました。
邦さんいきなり｢チャージ｣っていう所を｢チェージ｣だかなんとか言い間違えて、一人大笑い。
後ろ向いてもすごく笑ってました。お酒を召してたのと、このライヴをずーと楽しみにされてたので、かな〜りハイテンション。楽しさ予感させました。
邦さん｢チャージが千円。センベロを2年間やってきて、やっと念願かなってセンベロにちなんで
1000円でライヴする事ができてうれしい｣という旨の事を仰ってました。
これから素晴らしい曲がつづくんだけど、曲名わからずレポできないので、ごめん。
2曲目は多分｢Sembellogy｣
3曲目は新曲ですと言われて｢鞍馬山｣
すごくお城とか戦国とか感じさせる部分、雄大さを感じる部分がありました。
4曲目はあのスタバのCDに入ってた｢Elixir｣
驚きました。あのオルゴールみたいな音やっぱりキーボードだから出せるのね。
すごーく感動しました。
5曲目は軽快な曲でした。
6曲目も楽しかったように思います。
1曲終わるごとに邦さんが｢うあはは｣｢きゃはは｣と嬉しそうに大声で笑われるんですよ。
ふつう曲の最後はサックスとキーボードは合わせて終わるものでしょ。でもわざと邦さん伸ばして余韻を残して吹いてみたり。すごく自分を楽しませているようでした。
オッキーもニコニコ。
邦さん：｢メンバー紹介をします。｣
オッキー：｢サックス田中邦和！｣
会場拍手
邦さん：｢キーボード沖祐市！｣
会場拍手
メンバー2人で言いあうのがほほえましくて、楽しくって。
1stステージから3stまでこれ何回かありました。
1stステージが終了。
2ndステージのはじめにみんなで乾杯をするからお酒を用意しててね。と邦さん。
今日は3回ステージしますと言われて、嬉しかったです。
そうそう2002年前の4月にもKARMAでセンベロやったんだけど、その時は真中、特に前の方がスペースがあったので、みんな立って聴いてたんです。後ろの方は見えなくても座られて聴いてた方もいらした。
今回はイス多目で、イスに座れなかった数人の方は後ろとか、横から遠慮がちに立たれて見られてました。私は座れたからなんだか悪かったですけど。
イスに座っててもお二人は遠くからでも見れてよかったです。
イスに座ってくつろぎながら聴くライヴもいいですね。
1stが終わり、あまりの素晴らしさに放心状態。そうそう、2ndステージには乾杯をするんだわと思ってみたが、お酒を頼む人多すぎで、ちょっと休憩。
でどうしようかなと迷ってたら、美味しそうなケーキがあるじゃないですか。
シフォンケーキが美味しそう。お店で店員が焼いたって書いてあるし。
えみさんがどうせなら、ハロウィン限定｢むらさき芋モンブラン｣がいいんじゃないと言われて。
なんか芋の部分が味濃いそう、胸悪くなりそうかなと思いつつ、話のネタに食べてみようと注文。
しかも飲み物は｢カシスソーダ｣私の定番です。
ケーキをカメラで記念に撮ってから食しました。
微妙なお味。お芋の上に茶色の粉振ってくれたんだけど、これはシナモンですかね？？？
なんかちょいホロ苦い感じで、芋の部分ケーキの部分、下のクッキーみたいなカップ、
おのおの、甘さがすごーク控えめ。
甘いの好きな私にはもうちょいかなと思った。
ケーキのところにピーナツかなんか、細かく入ってて、なんかおいしい。
食べ進んでくると甘味が足りないって感じてたのが、だんだん慣れてきて、美味しく感じたよ。
今度はシフォンケーキをたべたいな。カシスソーダも美味しかったです。ご馳走さまでした。
ケーキを食べているうちにのりさんとお友達のIさんが来れれた。
お会いできてよかった。お二人とも丸いイスを調達されてきて、ご一緒に2ndステージを楽しめた。
2ndステージはじめでみんなで乾杯。沖さん、邦さん、カメラを取り出されて、後ろ向きに自分たちと会場が映るように乾杯してるところをカメラに納められた。
もうお二人とも楽しそうで。
美味しいお酒とステキな音楽いいですよね。
2ndステージの1曲目は｢新仁義なき戦い/謀殺｣のに収めれてる｢BOSKONE〜陰謀者のテーマ〜1｣
のっけからやられました。すごいこの曲。インパクトのあるメロですよね。
もう邦さんもオッキーもすごい。
感動でした。
2曲目は｢Raise it All｣気持ちいいんですよね。聴いてる間、この曲名なんだっけなーと
思いつつ聴いてたのが残念。もっと集中したらよかったです。
ココでＭＣ
｢関西いいよね〜。｣｢あったかいよね〜。｣嬉しかったです。本音だろうから。
｢ココ来る前、第２ビルの串かつ（？）で食べてきた。｣会場笑い
｢みんな行ったことある？｣会場シーン。大阪人でも知ってないところあるよね。
なんかたちのみのところみたいな。。。うーん。
｢1000円とか2000円とか先、お金置いて、料理が来たらお金そこからとる所で、
２人で1800円でいけた。｣まさにセンベロ、名前だけでなく行動さえ、そういうの楽しんでるのが
自分たちのブームというか。楽しみのようで、聞いていておもしろい。
｢ここにいる人みんな最高だ｣みたいな事いってました。
3曲目は｢新仁義なき戦い/謀殺｣のに収めれてる｢玲子のテーマ｣
小気味良いこの曲聴けて、本当にきた甲斐があったとおもいました。
ずーと聴いてみたかったんですよね。
4曲目は拍手が起こった曲。
5曲目は邦さん｢ぼくたちダメなバンドと思われたらなんで、ココでちゃんとしたやつやります。デューク・エリントンのダンサーズイレブン｣といわれたようです。
自信なし、ダンサーズは聞こえたんだけどね。この曲検索してもヒットしないんで、私が聞き間違えた率、高いです。
名曲ですと言われただけあって、素晴らしかったです。
邦さんが続きするってオッキーに聞いて、オッキーが｢カモン！｣って
答えて、3rdステージもする事に
｢to be Continue｣ですと言われて。曲名かとおもったら、そうじゃなった。
ココで、3ｎｄステージするので、ちゃんと終演時間守るバンドなんでとか言われました。
嬉しいですよね。もうあと1ステージみれると思うと。
もう阪急電車の最終に乗り遅れてる覚悟で残ることにきめました。
｢カーマに感謝｣という事もMCで言われてました。
2ndステージが終わってかなりいい時間なので、後ろ髪引かれつつ、帰られる方が多かったです。
で、すっかり前が空いたので、みんな前の席に座りなおしました。
3rdステージはそんな感じですごくゆったりくつろいだ格好ではあるんだけど、
やっぱり音を聞き逃すまいというお客さんの思いとか、緊張したところも相反してあって
いい空間でした。
あー。3ｒｄステージはじめでも乾杯ありましたよ。
3rdステージは本当にすばらしいかったです。
最後、お二人がありがとうと頭を下がれたんだけど、前の方のアンコールの拍手が鳴り止まず。
私達もできたらして欲しいと拍手がかさなり。
舞台でお酒を飲まれてたほっとしてた邦さんオッキーが、顔を見合わせ、
くるっと後ろを向き、一気にグラスを空け、アンコールをしていただける事に。
マジ、マジですか（感涙）
ふとIさんをみると目が輝いてる。小声で｢オッキーかっこいいわ〜｣と。
本当にカッコいいです。オッキー。
どの曲しようかと打ち合わせがありアンコールの曲は｢BOSKONE〜陰謀者のテーマ〜1｣に。
でも前とアレンジが違うんですよ。
｢新仁義なき戦い/謀殺｣のに収めれてる｢BOSKONE〜陰謀者のテーマ〜1｣はなんかおどろおどろしい感じとかあるじゃなですか。
すごくサックスの音もさわやかだし、アレンジも変わってて、すごく新鮮、
綺麗で、ステキで、しかも最初のあのフレーズは相変わらず、小気味よくって。
もう最後まで残ってて、よかったーーー。みんな拍手。
（のりさん2ndステージが終わって電車と仕事の都合で帰られたので残念。ごめんね。
二日楽しめたから、いいよね？）
邦さん、｢カーマのご好意で1000円でやらしてもらえてます。1000円でこんな〜ないよ。
みんな飲んでね。｣みんな拍手。
｢拍手した人はあと一杯飲んで（笑）｣
ごめんなさい。電車の関係で飲む時間がなくて。今度お昼ごはん食べに行きます。
------‐終了後--------------
ステージが終了して、邦さんとオッキーがステージに残ってるので、サインと写真をお願いしたら、
にこやかにOKしていただきました。邦さん、オッキー、カーマの方ステキな時間ありがとうございました。
参加したみんな元気になって家路につきました。