Slowdiveと並んでShoegazerの地盤固めをした5 Piece Band。1st Al. "Whirlpool"は屈指の名盤。Triple Guitarで混沌と清冽を塗り分けていくSound Productionは実に斬新。3rd Single "Pearl"Al. 冒頭"Breather"は未だにClubでも大人気。続く2ndではより実験的にAmbientになりつつも佳曲を披露。解散後Bionic(何かHouseっぽい)、Mojave 3、Inner Sleeve(後述)、Cuba、LowgoldとMemberは一線で活躍。僕個人が最も愛する世界で一番Coolな奴ら。(yokemura)


 Czechoの知る人ぞ知るShoegazer。というかMBV Follower。92年発表の"Susurrate"はまんま"Isn't Anything"な裏名盤。最近USで再発済み。99年発表"In Dust 3"を聴けば瞭然だがAmbientな音世界に傾倒。曲単位では非常に興味深い曲が多い。(yokemura)


 USからの次世代進化系Shoegazer。現地では結構Gigもこなしてかなりの実力派だとか。案外曲自体はOrthodoxなGuitar Rock。こちらもめでたく"Pacifico"が再発。Californiaらしい綺麗なMelodyLineにこなれたGuitar Ensembleが突出しててこれからが楽しみなBand。(yokemura)


 伝説のSarahからの異色Band。このBandも言ってみれば歴然と下MBV Follower。男女混声で流麗に織り成していく楽曲はまさにDreamy Pop。音楽性を発展させていった中期Sarahの中でも彼らは傑出している。特に"Loveblind"はMBV Fan必聴。泣くよ。(yokemura)


 こちらもいささか異色なSubwayからの爆音Shoegazer。とはいえだいぶPopで取っ付き易い感じ。2nd以降Cherry Redに移籍。日本でも"Venus"のCoverが大Hitで一躍有名(?)に。もうちょっと陰鬱なProduction組めたら本当に理想的なBandだった…と思う。(yokemura)


 ここに挙げるのは適当ではないと思いつつも1曲のために選出。もちろん強調したいのは1st収録の"I Am The Cancer"。MBV全盛期の中だけあってNoise Guitarの中をSloan得意の60's直系の甘い旋律が右往左往。Spiralの"Garden"なんか好きな人には堪らないはず。ちなみにこのAlbum自体もやや小粒だがどうにも捨てがたい曲が多い。個人的には数少ない何をやってもOKなBand(笑)。(yokemura)


 Sloanと同じくCanadaからの元気印。とはいえ2nd Releaseにあたって"Christiana"と改名。音的にはEmotionalな3分ならぬ2分間Pop。音圧の壁から綺麗な旋律が開放される様は唯一無比の爆発力がある。Deepers好きはまぁ、ヤバイよね。


 これぞShoegazerを背負って立つBand ! 清冽なSoundは初期Rideそのまま。最近無事2nd到着。1stに比べ奥行きが広がった分、1stの初期衝動が薄れた感も否めないが確かに大器を感じさせられる余裕の楽曲群には十二分に納得。今、一番観たいBand。(yokemura)


 このBandも今では60's Soundを下敷きにした良心的Pop BandのImageが強いが元は歴としたMBV Follower。Noisyな中彼ら特有の浮遊感ある旋律が大暴れ。個人的には2作目にあたる"A Brief History Of Amazing Letdowns"が彼らの中で一番の好盤だと思っている。1曲目から前のめりで最高。(yokemura)


 みんな大好き、MarkとAndy率いる大御所中の大御所。一時当時全盛のCreationを担ったのは周知の事実。やっぱり突出してるのはSong Writing。今聴いても一向に色褪せない楽曲は王者の貫禄十分。特に初期EPはどれを取っても駄盤なし。後期はいわゆるGuitar Pop度を強めていくが曲の完成度は相変わらず。Mark・Andy共に現在皆さんご存知の通り活躍中も以前の輝きはなしか。(yokemura)


 1990年、RIDEと同じ英国はオックスフォードで結成された4人組。轟音ギターバンドと表現して良いのかどうか迷うが。「raise」がデビューアルバムであり、クリエイションからのリリース。ギターバンドではあるが、浮遊感漂うサウンドを奥底に秘めているバンドとしては、なかなか貴重な存在だ。アルバム1枚で様々な方面からアプローチしている辺りが熱い。(takamura)



 一時Post MBVとして騒がれたNoiseの郷DublinからのJesus & Mary Chainな2 Piece。Single 2枚を残してあえなく解散。確かに浮遊感溢れるSpacyなSound、泡の様に薄いVocalは"Loveless"期を彷彿とさせる出来。Dynamicではあるが繊細な音作り。早すぎた解散に肩を落とした人も多いはず。(yokemura)

 ShoegazerというよりはMBVと言った方が説得力があるかも知れない。いわずもがなRock史の中に確固たるPositionを持つ伝説的Band。Kevin Shields率いるNoiseの神様。Noiseの洪水、分厚い音圧、甘美かつ耽美な旋律、繊細でいながらどこか力強いVocal。全てが一つになって完結した時、これがMBV Magic。Bandが沈黙を守る中、評価が一向に陰りをみせないのは当然と言えば当然。数多くのFollowerを生むも本家に勝るものは日の目を見ない。Goth LikeなDebut、Guitar Pop Touchな初期作品、独特のIndie Dance解釈を強めていくCreation期と当に理想的なBand Approachは伝説たるに十分。(yokemura)


 Chapterhouseと並んでShoegazerを世に知らしめた始祖的存在。また、Dream Popも元はと言えば彼らなくして今現在はないと言っていい。曲自体は爆発的な展開はないと言っていいが結構淡々と鳴り響く夢見心地なGuitar Ensembleに沸々と感情が湧き上がってくる。無個性なのが逆に個性的だった。現在残党はInner Sleeve、Mojave 3として活動中。(yokemura)


 最もMBVに近づいたUSからの確信犯。2ndまではMBVをいかにも意識した音作り。3rdではその土台を基に独特のAmbientな世界を披露。4thでは完全にDreamPopと決別。Experimentalへと変身。その音楽性は結構広い。3rdは確かにただのMBVFollowerには留まらないPotencialを感じさせた。後にRemix作品も発表されている。(yokemura)


 こちらもUSからのMBVへの回答。とはいえ、持ち味は暴力的なNoise攻撃の実力派。自分的はこれはこれで別物だった。かなり攻撃的なためAlbum通して聴くのは結構辛かったりするがどのAlbumも曲単位危険な曲が入ってて外せない。(yokemura)


 Emma、Miki率いる4ADからの刺客。隠れFanも結構いるはず。どうにも日本では"I Wanna Be Your Girlfriend"の人気も手伝ってGuitarPopのImageが強いがざらついたGuitarでグイグイ押していくSoundはなかなか立派なShoegazer。ただ、確かにHit曲があと1曲でもあったらもっと大物になれただろう。MikiはSing-Singで復活。(yokemura)


 これはおまけ程度で。Sacramentoからの新風。このBandはGuitar Popperにはあまりに有名なBand。が、1stはまんま"Ecstacy & Wine"で驚愕の内容。ちなみに完全AmbientなMLPを追ってRelease。(yokemura)


 このBandも注目株。まだ、Album・Single1枚づつのReleaseながら一部で話題に。音自体はEmotional Shoegazer。Album1曲目"Absence"聴いたら飛ぶ事必至。Emo好きにも聴いて欲しい。(yokemura)


 何と言ってもManchester系Shoegazer名曲"Frozen"が最高。解散・再結成を繰り返してるが今は何処に...Total的に見るとAlternativeな音作りが得意の様だが個人的にはこの路線でもっと踏ん張って欲しかった。(yokemura)


 これがSlowdive + Chapterhouseという当に激ヤバUnit。(っていうか、Mojave 3も同じ。)Album1枚・Single 2枚・Split Single 1枚であえなく解散。Chapterhouse直系のSound Makingは期待大だったがEx-ChapterhouseのSimonがLowgoldに専念していくとのこと。希望がまた一つ消えていく…消えて行った…。(yokemura)


 いつのまにかフィラデルフィアにはマイブラ影響下のインディー・シーンが形成されていました。なぜフィラデルフィアなの?とても不思議。でもじつは周辺バンド、みんなメンバーダブってたりして。mazarinはazusa planeのQuentin Stoltzfusくんのソロ・プロジェクト。お友達のLenolaやAsperaのメンバーも参加してます。浮遊感あるサイケなギターにドリーミーなメロディー、でちょっとフォーキー。名曲「chasing a girl」のイントロは何度聴いてもゾクゾクしちゃいます。(isao)


 ワシントンDC出身velocity girlのsubpop移籍前slumberland所属時代は意外と知られてないことにまんまシューゲイザーしています。「my forgotten favorite」でのたたみ掛ける繊細なノイズ・ギターと紅一点ヴォーカリスト、Sarah Shannonの爽やかな歌声のバランスの完成度といったら...。ちなみにメンバーのひとりkurt Heasleyは後にlilysを結成。フィラデルフィア・シーンの源流は実はここにあった?(isao)


 mooseは、スレテオラブをサポートしていたラッセルと、シーシー・ライダーを脱退したケヴィンが中心となって結成されたバンド。1991年にSmushing Pumpkinsと同じHut Recordsより「Jack」でデビュー。シューゲイザー・バンドとしてはあまり有名ではないが、Hutのバンドににうかがえるような、ノイジーなギター、メランコリックなサウンドを奏でている。見逃してはもったいないシューゲバンドだ。(takamura)


 98年、Vo.のSomとDr.のRaviの出会いにより結成。スタジオ・エンジニアの勉強をしている共通の友人の手伝いでレコーディングした1本のデモテープがきっかけで彼らのソングライティングのクオリティの高さが一気に評価される。ソリッドなギターと燃え上がるようなメロディ、そして、Somの熱すぎるくらいのVo.。シューゲイザーの要素を十分兼ね揃えた実力派の新人に今後のシューゲイザー・ムーヴメントをもたらす予感がする。(takamura)


 sorry



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