インスタントラーメンのうた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　教育大・お茶大あらぐさ　作詞、作曲　

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	ラーメンラーメンインスタントラーメン今日の晩飯　またラーメンお腹に悪いと　おふくろ言うが財布をのぞけば　財布のぞけば（手拍子＊＊）５円玉一つ

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	ラーメンラーメンインスタントラーメン今朝も出掛けに　またラーメン苦しさなんて　ドンと来い　俺の胃袋　この胃袋の（手拍子＊＊）心意気

	3
	ラーメンラーメンインスタントラーメン隣の奴から　電熱器箸もどんぶりも借りてきて　借りたついでに　ついでに中身も（手拍子＊＊）借りてくる

	４
	ラーメンラーメンインスタントラーメンラーメンばっかり食べてても心の底にはわいてくる　ゆたかな社会を　明るい社会を（手拍子＊＊）作る夢

	５
	ラーメンラーメンインスタントラーメンラーメン仲間は集まってこい仕事はとってもつらいけど　はげまし合って　共に進もう（手拍子＊＊）団結ラーメン

この曲は’６９年度春合宿で桐花寮生（汚いことでは日本的に有名）の作詞をもとに集団創作されたもの。寮生に象徴される現在の学生の苦しい生活を切実に、しかし、くったくなく明るく反映している。とくに、教育大は「中教審大学」の汚名をとるように、闘いも困難を極めてきた。ともすれば、くじけそうになる毎日、このうたのもつ意味は大きい。音楽的にはとかくの批判もあるが、何よりもまずしっかりと生活に根ざし、何の無理もしていないところにこのうたの魅力がある。そこには困難にくじけなぬ明るさがあり、ラーメンを消化するに十分なたくましさがあり、同じ立場におかれた者同志しっかり手をにぎり合う、すばらしい仲間の思想がある。現在教育大に広く広まりつつあり、よくリクエストも出る。１２月初旬の桐花寮祭では寮祭テーマソングに指定され、毎夜スピーカーを通して全寮生を励ました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（全学うた　創作曲集　より）

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