さ行の映画です。
- サイダー・ハウス・ルール
- これはなかなかよいです!話の濃さからすれば「アメリカン・ビューティ」よりオスカーにふさわしかったと思う。
トビー・マグワイアの無表情の中に表情が見える(よくわからん?)演技には不思議な感じがした。
癒し系っていうのかな・・?結構いいと思います。
マイケル・ケインのどっしりした感じもよかったです。
- サイド・ウォーク・オブ・ニューヨーク
- ニューヨークに住む一般の人たちの恋愛事情をそのまま切り出して映画にしたって感じが新鮮。
なので普通のラブストーリーのような劇的な出会いとかはない(笑)
それが現実的で私は結構好きです。たまには現実を見ないとね。
・・しかしニューヨークの人らは皆やることしか(失礼)考えてないのか?という偏見を持ってしまうかも・・。
- ザ・ロイヤルテネンバウムズ
- もっとすっごいギャグだらけなのかと思ったらそんなこともなく、
家族の再生の物語をシンプルで、暖かく、ちょいギャグありで描いています。
ジーン・ハックマンがうまい。自己中なんだけどなんか憎めない親父役を好演してます。
他にもベン・スティラーとかグゥイネス・パルトローなんかも出てるんですが
みんな役によくはまってていい感じです。
- シックス・センス
- お決まりハリウッド映画かと思いきや、意外と面白い。
一言で言うと怖い。人間心理をうまくついた恐怖を描いてる。
ちらっと見えるとか、画面の端の方に見えてるとか・・・。
ただねぇ・・結末をしゃべるなって行ったわりにはお決まりって感じだったなぁ・・。
カンのいい人は途中で絶対気付くと思うぞ?・・まぁこういうことを求めちゃいけないか。
ブルース・ウィリスは結構ハマってた。新境地開拓だな。
- シッピング・ニュース(試写)
- 「サイダー・ハウス・ルール」の大人版ですね。(監督同じ)構成はかなり酷似してると思われます。
「サイダー・・・」好きなら結構楽しめる。
ケヴィン・スペイシーはうまいんだけど、あんまり意外性はないかも・・。
個人的にラスト直前のスペイシーのセリフが好き。もしよかったら探してくれ。
- シモーヌ
- 今のハリウッド映画界をうまく皮肉った映画ですね〜。
いずれほんとにこんなCG女優ができるときがくるんじゃないだろうかね、そうなったら終わりだろうけど(笑)
私達が誰かのファンになるっていうのも、こういう情報操作(?)の一種みたいなものなのかなぁとも思った
アル・パチーノが落ちぶれたかわいそうな監督役を好演してた。シモーヌ役の人も綺麗だったなぁ。
- ジェイ&サイレント・ボブ〜帝国への逆襲〜
- うーん・・おしいな、ちょっとブラックジョークが過ぎたな。
MIRAMAXの映画にかなり詳しい人ならわかるかなって思うジョークもあったし・・。
あと下ネタがすごい(笑)嫌いな人は相当いやがると思うよ。
ちなみに私は平気な方です。
いろんな映画のパロディなんかは悪くないと思うんだけどね・・・。
こういう映画をB級映画って言うんだろうね。
マーク・ハミルがとても哀れな感じをかもしだしててよかったです、はい。
- ジャンヌ・ダルク
- ただの歴史ものかと思いきや、そこはリュック・ベッソン。
すごかったのは映像。ジャンヌの幻想とか夢のシーンは本当にすごかった。
後半、ジャンヌの内面の話が主になるところで
ジャンヌの良心役で出てくるダスティン・ホフマンが印象に残りました。
出番少ないんだが黒い格好で的を射ることをズバスバ言うのよ。
しかしミラはすごかったな、よくここまでヒステリー女を演じたもんだ。
あとジョン・マルコビッチのバカ王もなかなか合ってた、もうちょっと出番があればよかったなぁ。
- シュリ
- 「ハリウッドを超えた」とか言うんでどんなもんかと思ったら結構おもしろかった。
アクション・ストーリー・音楽どれもすごくよかった。
アジア映画に対するダルいイメージ(笑)がちょっと変わったなぁ。
ラスト近くのキム・ユンジンの「なんで・・」って感じの表情が好きです。
- ジョンQ〜最後の決断〜
- 地味におもしろいです、この映画。感動するし、考えさせられます。
アメリカの保険制度と病院の問題についての話なんだけど思いっきり日本にもあてはまってたりして
自分らにとって身近な問題であることが少し実感できる。
ちょっとおもしろいと思ったところがひとつあるんですが、ネタバレになるんでご注意
病院を占拠した後、警察側は早く処理したいから射殺するために特殊部隊を送り込むんですけど
その時マスコミが病院の防犯カメラをハッキングしてジョンQと家族が電話してるのをテレビで流しちゃう。
で、この映像に狙撃手が映っちゃって危うくジョンQは助かる・・・というところなんですが
本来はこんなふうに映像を流したマスコミってのは批判されてしかるべきなんですが、
この無神経な映像によって、これまた無神経な狙撃(っていうのかな・・?)が阻止されたという・・
皮肉っていうんでしょうか・・・なんとも表現しにくいんだけど・・そんな感じがおもしろいと思いました
デンゼル・ワシントン初めて見たんだけど、地味にうまいですね。「トレーニング・デイ」みよかな
で、気になったのはアン・ヘッシュ。悪い人なのかいい人なのかようわからん中途半端な役だったね。
- スイミング・プール
- 作家役のシャーロット・ランプリングすごい。
表情変わらないのに目だけで感情を表してる・・。
ジュリーのフォルダを作って色々書き始めたときからの活き活きした目がすごい。
リュディビーヌ・サニエも「8人の女達」の時と違ってセクシー。
内容もかなりおもしろい!
最後で「えっ?」ってシーンがあって、それを確認したくてストーリーを思い返しても
どっからが現実でどっからが空想なのかもうわかんなくなってんの。
これはほんとわかんない、誰か見て教えてー。
- スコルピオンの恋まじない
- ウディ・アレンがいい!あの雰囲気がえらいツボ。
よぼよぼで体もちっさくてサエない格好でものすごい口が達者なとことか。
催眠術にかかったときの首の落ち具合と表情が絶妙なとことか。
さすがコメディ出身だわ・・・。
そしてそのウディ・アレンとやりあうヘレン・ハントもすごい!
よくまぁそこまで口が回ると感心する。
バリバリなキャリアウーマンなところだけじゃなくて、
催眠術にかかって恋愛モードになるところで見せるちょっとした色気っていうのかな、
そういう部分がまたかわいくていい感じですね。
そしてまさに「まるでおとぎ話ね」と言ってしまうラストは恋人同士で見るのにピッタリ。
- スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス
- やっぱいいですね、SWは。わたしゃこれでやっぱりSWが好きだってよくわかりました。
マスターもユアンもかっこよかったなぁ・・・。もう少しユアンが出張ってくれればよかった。
しかし・・ジャージャー・ビンクスだけはどうもだめだ・・受け付けない・・。
- スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃
- はい、もうこれはねー、語れといわれたらいくらでも語りますよ。ほんとマジで!
EP1よりも格段によくなってますよ、全部が。映像がいいのは当然として
新しい惑星とかキャラのデザインもすごくSWっぽくていいし、アミダラの衣装も全然いい!
そういうデザインを見るだけでもすごい楽しめます。
さらに音楽の使い方もいいです。特にアナキンのダークサイド爆発なシーンでは
未来を暗示するようなある音楽がかかるんですよー。是非聞いて欲しいですね。(わかるか?)
ストーリーも深くなってきてていいんですよー♪
旧三部作につながるキャラとか伏線とかがちらほら見え始めてきて、おおっ!と思う
さらに何十人のジェダイの戦闘シーンは感動モノ。何本ものライトセイバーが舞う姿はもう泣くしか。
で、ちょっとキャラについても書いとこうかな・・
アナキンはでてきた時からダークサイド丸出し。そりゃあんた墜ちるよ、とつっこみたくなる
情動的なところは旧三部作のルーク激似。ああ、やっぱ親父なんだーと感じる。
クリステンセンのキャスティングはよかったね。だいぶ悪顔だが・・・(汗)
今回ちとロマンスメインであまり戦ってるシーンがなかったんでほんとに強いのかは微妙(笑)
次ではそのへんが見れると良いかと思います。
オビ=ワンは前回の恨みを晴らすかのように大活躍です。頑張ってます。
ナブーでいちゃつく弟子を尻目に、クローン兵見つけるわ、ジャンゴと戦うわで大忙しです。
ユアンは今回髪のばして、ヒゲのばしてでだいぶアレック・ギネスに近づいてきました。
次回はもっと活躍してくれることを願うっ!!
アミダラもかなり大活躍です。戦いまくってます!政治家なのに議会ほっぽらかしです!
こういうところが後のレイアに受け継がれたんだなーとやっぱお袋だなーと感じますね。
ナタリー・ポートマンもかなり板に付いてきましたね。すごいあってます。
次回は悲劇のヒロインとなってしまうんでしょうねぇ・・・。その散り様を楽しみにしておきましょう
そしてメイス・ウィンドウ&ヨーダ!つえーのよ、この二人!オビ&アナキンより格段に強い
特にヨーダはヤバイ!(汗)強い!!今回人形じゃなくて全部デジタルで撮影してるんですよ。
私的にはあの人形くさいヨーダも捨てがたいなーなんて思ってたんですけど
こりゃデジタルじゃなきゃ無理だわ!っていう動きをするんですよ、ヨーダが!
このヨーダを見れるというだけでもかなりの価値がある思われます(笑)
とりあえずこんな感じです。長ったらしく書いちゃったんですけど、ほんと見に行ってください。
その前に必ず旧三部作をみてある程度理解しておいて!そうするとさらに楽しめる!!
- スチームボーイ
- おもろかった!久々に王道の冒険アニメを見ました。
子供向けとしてもかなりよいんじゃないかと思いますね。
何より煙の絵がスゴイ、あの煙は書くの大変だったろうなぁ!やっぱ日本のクリエイターはすごいな。
全体的に薄暗い感じなんだけど、スカーレットだけ色がついててその対比がイイ感じだった。
内容もシンプルでわかりやすい。時々スカーレットのセリフが直球なのがおもろい。
エンドロールもイイ感じだったなー、次回作あるのかわからんが、とりあえず期待しとこ。
- ストーリー・オブ・ラブ
- マンネリ化した夫婦の話・・ってことで全編通してダル〜い感じが漂ってしまってます。
しかしラストのミシェル・ファイファーの長ゼリフ&演技には圧倒、終わりよければすべてよし。
- スパイダー
- 普通の犯罪映画。モーガン・フリーマンが自分のミスで同僚が死亡、
ふてくされて仕事しなくなった刑事役をやってます。
結局ラストは二転三転(具体的には二転(爆))して終わるという感じです。
犯人がはやりの知能犯(「ゲームスタートだ、アレックス君」みたいな(どんなだ))という設定
らしかったんだけど、あんまり頭よくなさそうみたいで(笑)中途半端だったのよね。
知能犯にしたいんだったらもっととことんやってほしかったですね。
それにしてもフリーマンはセブン(古)以降鳴かず飛ばずだなぁ・・。
- スパイダーマン
- けっこうおもしろかったよ。トビー・マグワイア起用が当たったと思いますね。
童顔のくせにソフトマッチョっていう意外さがウケた。ちょっとマグワイアが好きになった。
そして、やっぱウィレム・デフォーでしょ!!今回は完全な悪役じゃないところがミソ。
普段はいいお父さんでキレるとゴブリンになっちゃう、で、本人は気づいてないみたいな。
鏡越しにいいお父さんのデフォーとゴブリンなデフォーが対峙するシーンとか、
ラストで正気に戻るシーンなんかを見るとデフォーは悪役だけじゃないというのがわかる
見ればわかりますが、明らかに続き物にする気です(笑)娯楽モノとしてはおもしろいです。
- スパイダーマン2
- 娯楽なんだけど、ピーターとか友人とかの心理描写もちゃんとしてておもしろい。
そして今回も悪役に個性があって面白いです。
アルフレッド・モリーナよい!ちょっと太めなところが科学者っぽい感じで。
おもしろかったのはカフェでピーターに「愛してない」と言われた直後のMJの表情、
すんげー怖いの、そんなんでいいのかヒロイン(笑)
次回で完結っぽいですね、さらに波乱がありそうな予感、楽しみ。
- スパニッシュ・アパートメント
- 演出がコミカルでおもしろい。
イギリス人の女の子のアリバイを作るためにアパートのみんなが走り回るとこがすっごいおもしろい。
そしてなんてったって舞台はバルセロナなのがサイコー!!
パセジデグラシア、ウルキナオナ・・と懐かしい名前が・・。バルセロナに行きたくなるぜ〜。
- スリーピー・ホロウ
- 全編血でどろどろ・・(汗)怖いと言うより、気持ち悪い(笑)
ジョニー・デップの「お前ホントに刑事かよ?」とツッコみたくなる小心者っぷりはなかなか。
カトリーヌとイカボットが恋に落ちる設定は多少強引に感じるが、まーいいんじゃん?