ま行の映画です。

マイノリティ・レポート
「プリコグ」(プルコギと間違えそうだ)とか収容所のデザインとか、
イメージを解析していく装置(手でいろいろ動かすやつ)のアイディアはおもしろい。あーいうの好き。
スピルバーグ監督はほんと手抜きがないね。よく作りこんであるよ、ホント。
結局、人の心理を先読みしようなんて無理なんだよ、ばーか(やや誇張表現)
って話です、ええホントに。
マトリックス
結構おもしろかった。映像すごいわりに話がちゃっちいとことか結構好きかも。
衣装が格好良かった!サングラスとかあとトリニティのブーツとか(細かい)
キアヌより他の人の方がよかったなぁ、エージェント・スミスがお気に入りだな。
キアヌ、柔術とか似合わない、フィッシュバーンのほうが似合ってたよ。
ワイヤースタントなんかも意外とマッチしてたんだけど、スローモーションがいただけない・・。まだるっこしい。
マトリックス・リローデッド
うむ、思っていたよりおもしろかったぞ。全体的には一作目よりよくなっていると思います。
戦闘もグレードアップしてるし、話も管理人的に好きな方向に進んでるし、新キャラもイイ味出してるし・・。
ただ・・戦闘シーンが長い・・間延びする・・。作品の中にとけこんでないというか、そこだけ浮いてる感じが・・。
あとネオが飛ぶときのモーションがスーパーマンまんま(笑)苦笑いが出ますよ。
個人的には全身シルバーの双子が好きですね〜、次も出してくんないかね・・。
マトリックス・レボリューションズ
折角ここまでまぁおもしろい感じだったのに最後の最後で失敗しちゃったような気がする・・。
前半は今までのマトリックスの感じが出ててよかったんだけど、後半のザイオンと機械の戦闘のあたりはもう何がなんだか・・。
おすぎが「もうすごい物量なのっ!!」って言ってたのがよっくわかる。
それに今までで作ったマトリックス独自の世界観とかデザインとか戦闘とかがまったく活かされてない・・。
そしてなんかこじつけが多い・・。補助パイプラインってなによ?デウス・エクス・マキナってなんすか?等。
なんかまとめきれなくなって無理矢理終わらせた感じですね・・。もったいない。
ミスティック・リバー
キャッチコピーの通り、現代版スタンド・バイ・ミーって感じですね。
3人が少年時代に遭遇した事件が、直接的ではないにしろ、それぞれの心に傷を作ってしまうと・・。
で、結局お互いの傷を理解することも、癒すこともできず・・なんですね。
子供の頃の嫌な思い出が3人を結びつけてるって所が「現代版」スタンド・バイ・ミーかなと思った。
結構やりきれない気分になる映画だけど、是非見ておいて欲しいですね。
3人を演じる役者も最高にいいですよ!
娘を愛する余り先走るジミー役のショーン・ペンが上手いこと上手いこと。渋くていいオヤジになったなぁ・・。
ティム・ロビンスもよい。傷を癒せないまま哀しみの淵にたたずむ静かな演技はすごいですね。
ケンワタナベ(笑)を差し置いてゴールデングローブ助演男優を獲ったのも当然かも・・・。
ケビン・ベーコンもいいですよ〜。いつも変態系の役ばっかだったから、こういう孤独を背負った役は新鮮ですね。
ムーンライト・マイル
ダスティン・ホフマン&スーザン・サランドンのペアは見ておいて損はない。
管理人はこれのために行ったようなもんだし。結構感動します、全体的にいいセリフが多いのかも。
めぐりあう時間達
現代に生きる女性には是非見て欲しい一作です。
自分らしい人生、自分の居場所って何だろうと考えることができますよ、きっと。
3つの時代の3人の女性のたった一日の出来事なんだけど、その3人の人生全部が詰まってるように感じる。
さらに、その3人の一日がすごいうまくつながってるのもすごい。
ニコール・キッドマンはオスカー貰うだけのことはあるが、私的にはジュリアン・ムーアがよかったと思う。
女性に自由がなかった時代の主婦の心の葛藤みたいなものをうまく演じてたと思います。
あとエド・ハリスね。脇役なのに主役級のうまさです。懐かしの(笑)クレア・デーンズも出てます。
メメント
ラストから始まってだんだん始まりへ戻っていくという物語の進行の仕方は斬新でおもしろい。
自分も主人公と同じ記憶喪失みたいな気分になってきます。
人間の行動がいかに記憶に左右されているか、実感できる作品ですね。
でもねぇ・・並んでまで見るようなもんじゃないと思うね。すいてから行ってよかったと思うわ。