A〜Zの映画です。

AKIRA
東京国際映画祭のアニメーション特集でリバイバルしてたんで行ってきました。
いやーすごいおもしろかった。15年前の作品とは思えないです、今やっても違和感ない。
この後の日本アニメに影響を与えた作品と言われていますが、確かに見たことあるような感じがした。
ネオ・トーキョーのビル群とかアキラを封印してるパイプが大量に付いた装置とか、地下施設とか・・・。
ちょっと民族音楽っぽい音楽を使ってるのも当時ではめずらしかったんじゃないかと思います。
印象に残ってるのは鉄雄がぬいぐるみに襲われる幻覚をみるシーン。すっごい怖い。
視覚的な気持ち悪さもあるけど、普段はかわいいっていうイメージのあるものが襲って来るという
心理的な(?)怖さみたいなのをすごく感じた。こういう怖いシーンは初めて見たなぁ。
内容も現代っぽいです。人には扱えない力・堕落した東京と政治家・戦争・・・。
繰り返して言っちゃうけどこれ15年前の作品ですからね。やっぱ日本のアニメのクオリティは高いよなぁ。
Intolerable Cruelty(邦題:「ディボース・ショウ」)
弁護士とか離婚とかいうもんだからもっとシリアスなのかと思ったらえらいコメディ。
よくみたら監督ジョエル・コーエンなんすね、どうりでジョージ・クルーニーがオーブラザーっぽいと思った・・。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは普通。
むしろ、チョイ役のジェフリー・ラッシュとビリー・ボブ・ソーントンがよい味を出してました。
結構しっかり作られてて完成度の高いコメディ、という感じです。
Lost in Translation(原題)
日本を全く知らない外人から見た日本(表現がおかしい、失礼)がよく描かれてる。
ゲーセンでポップンに熱中してる人とか、某バラエティ番組(そのまんま出てくる)とか
私達は普段なんとも思わずに見てるはずなのにえらいくっだらないものに見えちゃう。
まぁ自分らも海外に行けばそういう目で他国の文化を見てるわけで・・・。
異文化コミュニケーションとかいうけど実際そう簡単にはいかないんだろうなぁと思いました。
TRICK〜劇場版〜
おもしろい。もうこの一言につきるね、これは。ドラマに負けず劣らずのすばらしい出来です。
脇役とかシチュエーションとかほんと細かいところまでよく作りこんであるなぁ〜と感心する。
例えば上田の同級生が出てくるシーンなんかは今の政界財界の人らをうまく風刺してますね。
他にも喫茶店で客がみんなナポリタン食べてるとか・・・・
とにかく細かいところがすごくおもしろいからそのあたりに注目してみるともっと楽しめると思うよ
今回は山田と上田の恋愛話っぽいものも出てきてそれがまた新鮮でよい感じです。
これは映画館で見るのもいいけど、ビデオで見る方がよいかも・・・。
いや・・・映画館だとおもいっきり笑えないからさ。
X-MEN2
ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンが見たいが為に行きました。
話は普通。ラストはちょっと衝撃。3はいつなんでしょう。
個人的にはマグニートーのおじいちゃんが好きです。最後まで悪役に徹する姿勢に拍手。