訳詞 FIRST SONGサンフランシスコベイブルースSOMEDAY NEVER COMESSTREET OF 六甲・TWO SLEEPY PEOPLEポニーテイル春の陽射し流れ者の子守唄




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FIRST SONG   ラルフ・マクテル『firstsong』


笑顔で相槌打ってくれる
わがままな言葉も受け止めてしまう
君と出会ったのは そんな昔じゃないけれど
君から始まる 僕のラブソング


厳しく突き放す冷たい響きは
いつの間にか僕を支えてくれてる
眠りの中に そしてねゆめの奥に
君から始まる 僕のラブソング



















サンフランシスコベイブルース


ただあったかいところにいたいだけなの
今はあんたの心にいるけどさ
でもわかんないわ 明日の事は
そのかわり甘い言葉も何もいらないから
ただ港町を流れる風に吹かれていたい
あったかい風が吹いてきたら
出ていくけど追いかけないでね
次の港を探しに行くわ


別にあんたの愛が欲しい訳じゃないの
恋なんて面倒臭いじゃない
もうこれ以上構わないでね
幸せに似てるだけで幸せみたいよ
私きっと今のままが似合っているわ
あったかい風が吹いてきたら
出ていくけど追いかけないでね
次の港を探しに行くわ



















SOMEDAY NEVER COMES


思い出すのは幼い頃 何もかもが不思議だった
みんなが口をそろえていった いつか分かる事だと
でも口先だけの人間達 歩き出そうともしないのなら
SOMEDAY NEVER COMES


街を離れてここまで来た いろんな人と巡り会った
いろんな人との別れもあった 台詞は決まってまたいつか
淡い夢など見させないで さよならの詭弁なら聞きたくない
SOMEDAY NEVER COMES


いつか行こうと思うのなら 今すぐ出かけなさい
いつか会おうと思ってる内に 誰にも会えなくなる
いつかいつかって口癖に 看板だけの人間達
SOMEDAY NEVER COMES


思わせぶりで終わるよりは 思いっきりわめき散らして
今この時の気持ちに素直でいてよ そんなに悟らないで
焦りもない一日なら いつかなんて来やしない
SOMEDAY NEVER COMES


夢をごらんよ長い夢を 大きくなくてもいいから
その夢に羽ばたけ 時に苦しめ 何より今を信じて
大きな声で求めなさい 時の優しさに甘えないで
SOMEDAY NEVER COMES



















ストリート オブ 六甲
        
ラルフ・マクテル『STREET OF LONDON』


起き抜けの商店街は 新しい息吹で一杯
路面電車が流れ始める頃
君は静かに寝息を立てる 僕は
そっと名前を口ずさんでみる

今日も君は花束抱え この店にやってくる
故郷に帰るって声が聞こえてくる
今日が最後だって分かっているのに僕は
ただフリージアを見つめてただけ

    そうさ君も淋しかった筈さ
    だっていつも隅っこで俯いて
    いつか君と肩並べ歩くこの町 ストリート オブ 六甲
    せめて夢だけでも見させておくれ


君と出会い思い出を残した町 ストリート オブ 六甲
無理なく陽気でいられたこの季節
さよならの言葉も用意していた筈なのに 僕は
振り向く事さえ出来ないまま

    そうさ君も淋しかった筈さ
    だっていつも隅っこで俯いて
    いつか君と肩並べ歩くこの町 ストリート オブ 六甲
    せめて夢だけでも見させておくれ






















TWO SLEEPY PEOPLE


ここでおやすみなさい もう誰も邪魔しない
待ち疲れて眠りについた 夢が目覚めるまで

涙がしみた夢はもう二度と見たくない
優しかった人達にもう一度唄いたい

    覚えているよ胸ときめかせ 夢を交わした夜
    覚えているようつ向きがちに 遠い瞳震えていた


    届かない遠い日は今も昔も 安らかな眠りに
    さあ憧れの翼広げて お休みなさいそばにいるよ

君の寝顔にそっと 安らぎを見つけたのさ
ほほえみをありがとう そしてもう一度おやすみ
























 ポニーテイル  『フレイト トレイン』


ポニーテイルが好きさ ポニーテイルが好きさ
バラの花ほど血を吐いて そのまま逝ってしまった娘


花飾りはいかが 花飾りはいかが
心に喪服を着せたまま 新しい恋人に


星空が綺麗だね 星空が綺麗だね
目には見えないものだから ロマンチックになれるよね
  

静かな朝だね 静かな朝だね
相槌うつ誰もいない 話しかける僕もいない


ポニーテイルが好きさ ポニーテイルが好きさ
バラの花ほど血を吐いて そのまま逝ってしまった娘























 春の陽射し  
『マイ クリオー ベル』


太陽にかざした 手の温もりを知っているかい
あの娘が教えてくれた 短い春の始まりの日


夢に酔い 夢に潰れ 夢に抱かれ 夢にふられた
頭を抱えた重たい冬が 僕の掌から溶けていく


凍てついた心まで 届けばまた流れ始める
あの娘を訪ねて 春の陽射し追いかけて


太陽にかざした 手の温もりを知っているかい
あの娘が教えてくれた 短い春の始まりの日
























  流れ者の子守唄   
『HOBO’S LULLABYE』


おやすみ流れ者よ さまよう町に
響くレールの唄が聞こえるかい
流れ者の子守唄さ

明日は明日の 風が吹くから
今夜はこの軒下で
ゆっくりおやすみ

何処へ行っても 嫌われ者で
だけどそんな事はもう
どうでもいいこと

服は擦り切れて 白髪も増えて
だけど一杯気分で流れ続けるんだろう
いつかいい事もあるんだよって


おやすみ流れ者よ さまよう町に
響くレールの唄が聞こえるかい
流れ者の子守唄さ