『LONG TRAIN RUNNIN'』

The Doobie Brothers

真っ暗なステージからイントロのギターリフが聞こえてくる。
それを追いかけるようにベ−スとツインドラム&パーカッションの
リズムセクションが音を広げて「ロングトレインラニン」が始まった。
それはもう会場中に感動の嵐を巻き起こすように・・・
1979年の夏が終わろうとしている頃、夏休みも終わったというのに
寮に戻らず大阪で彼らのコンサートを聴いた。
どうしても聴きたかったドゥービー・ブラザーズのコンサート。
弟と同級生を巻き込んだ19歳の夏の思い出。



ドゥービー・ブラザーズは1971年からの12年間、アメリカン・ロックの
顔として活躍しました。ファースト・アルバムこそ不発に終わりましたが、
リズム隊を強化し、ツイン・ドラムで臨んだセカンド・アルバム
「トゥールーズ・ストリート(Toulouse Street)」からは「リッスン・トゥ・
ザ・ミュージック」が全米11位になるヒットを記録しました。
73年には、ゲスト・ギタリストにスティーリー・ダンのジェフ・バクスター
を迎え、初期の代表作になる3作目「キャプテン・アンド・ミー
(The Captain and Me)」を発表。このアルバムからは
「ロング・トレイン・ランニング」「チャイナ・グローヴ」の2大ヒットが生まれ、
そのダイナミックなロック・サウンドは、まさに時代の音となりました。

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