*ライブレポート*
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９月２８日（金）　at.「チープサイド」
　　出演：　シャカ　マッキー
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アコースティック系老舗のライブハウス「チープサイド」。
ここは弾き語りだけでなく、
ブルースマンやロックな奴も多く出入りする、
濃い空気の流れるハウスである。
「えっ？　この人も出てたの〜？」って言う、玉手箱的な小さなハウス。

　　　　　　*　シャカ　*
『シャカ』さんも実はロックな奴、であるらしい。
が、今日は普段のライブではほとんど唄わないという、
マイナーなバラードばかりのステージだった。
体調が思わしくなく（相当ダメージを受けている感じ）、
ときおり咳き込む姿が痛々しかったが、
歌声は透明感＋のびがあり、
自分の唄にはきっちり責任を持つ、そんな強さがあった。

すごく良い声、良いギター！！　　上手すぎ！　
響きが心地よい。

MCでは自分が背負う現状の告白、テロ事件という社会状況・・・
悲しく重くやりきれなさのぬぐえないものを話しながら
その中で何が一番大切なのか見極め、
愛というものをしっかり受け止めている人、だと思った。

耳に残った歌詞を・・・・。
　　　「〜時が経つと消える　/　そんなもんじゃない〜」
　　　「〜君が教えてくれた　/　サヨナラに変えて〜」
　　　「〜愛されたいと　/　誰もが思っている〜」

顔の感じは元・チェッカーズの“たかもく”さんを
かなり細身にした感じ（笑）

曲が進むにつれ、だんだん声の調子が上向きに良くなる！
ステージと客席の境界線がほぐれて溶け合う。
全体的にせつなく、そして優しかった。
普段のロックなシャカさんの音にも逢いたいと思う。元気になってくれ！


　　　　　　*　マッキー　*
いきなり『ゴミ』の唄をしっとり愛しみ込めて唄う。
このバラード曲は一体何なんだ！？
フランス映画で流れるような、まったりとした空虚感のあるメロディーライン。
もうこれは、まさに一つのムービー！！　ホントだって！
「ゴ〜オオ〜〜　ミ〜イイ〜・・・♪」　。。。。脱帽。

シャカさんの後を受け、選曲をその場でいきなり変えていく。
これぞ「ライブ」、である。。

『黄金の月』ではリードギターに「村上哲」（秀いでたギタリスト！）
リズム（ジャンベ）に「アジ」（トミー＆アジ）が参加。
どんどんふくらむ音の厚みは、迫力っ！　かっこいい！！

楽器を弾く人の「弾いている姿」に目がいく。
アジはいつも踊るようにジャンベを叩く。
今日は狭いステージゆえ、身動きが取れないが、
アジのジャンベはここでも魂を込めて場内に響きわたる。

いち押しっ！、の曲は『イマジン・アゲイン』。
敵や味方や学歴や金持ちやその他もろもろの
一体何が大事だと言うんだよ？　・・・っていう気持ち。
「生きてるんだろ？　俺達。ここに同じように。」・・・そんな想い。

一つところに囚われるから、ひずみが出来てしまう。
大げさでなく、
ひとりひとりが自分を愛し、人を思いやり、大切に生きてこそが
“正しい地球の歩き方”であると痛感する。

「愛」というものを真正面からダイレクトに伝えられる音楽を
私はこれからも支え続けるひとりでありたいと思う。

　　　　　　＿＿＿＿＿AKIRA　こと　k-ne（かよねえ）でした。

　　　　　　：追記：
この日はJA-JAに「SHIBA」さんが出演。
どっちに行こうか少し躊躇・・。マッキー氏に渡し物があり、
荒江四角から油山方面に曲がることにした。
好きなミュージシャンが増えるとこういうことも多々、ある（笑）！