Fuchsia 作詞・作曲:FT 歌;Maika (著作権:DCC Project) きっと分かっていた こんな日が来る事 手に入れた小さな欠片 掌の中で輝いてた 目の前の幸せに 目がくらんでた 貴方が喜ぶなら そう思っていた 自分自身さえもう 見えなくなっていたんだ 心の中にもう何も無い事に気付かずに 暗い海の中を泳いで 光を求める事を忘れて 上も下も分からない 差し伸べられる手が暖かかった 瞬きする間も無い程 変わって行く景色 動いていた時間は止まって 長い長い夢から覚めた 赤紫の瞳 見る影も無くて 艶やかだった髪は 今は荒れ果てて 気付いた時にはもう 既に手遅れだった くすんだ瞳にはもう何も映ってはいない 壊れた歯車をいだいて 深い海の底に投げ込んだ 錆付いて崩れていく 二人の思い出ももう戻らない 燃え盛る炎の中で 貴方の身体を抱いて泣いた 瓦礫が空を隠した 暗闇の中で消えた灯火 差し伸べられる手が暖かかった 冷たくなった体霞んでいった