リビドーの向かう先
"LIBIDO" for Viorin, Alto Saxophone and Piano


解説

 リビドー(Libido)とは本来ラテン語で強い「欲望」を意味する語です。
また精神分析学で、無意識の深層から発する欲求のことをいいます。
精神分析の創始者、精神科医のフロイトはこれを「性的欲求」としましたが、
心理学者ユングは「より広い生命のエネルギー」としました。
 この曲はユングのリビドー概念を採用しています。そして「何か心の
奥底に秘めたる強い思い」というのがこの曲の意図する所です。


演奏

このMP3音源は、2回目の演奏のときのものです。

-Second Performance Date-
Violin:濱屋克衣
Alto Saxophone:岩本雄太
Piano:吾妻優子
2005年9月24日
作曲家集団「PORT」第16回作品展(大阪市助成公演)
大阪国際交流センター内ベルギーフランドル


初演

-First Performance Date-
2-25-2005 OSAKA, JAPAN
Violin:TAKATANI Yusuke
Alto Saxophone:TAKAGI Kota
Piano:FUNAMOTO Takahiro




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