2004年12月31日(金) 弾き納め

今年も大晦日。振り返れば、4月に楽器を買ってから、5月に正式に習い始め、16回のレッスンで鈴木第1巻を終えた1年だった。
これまでを振り返り、第1巻の曲を一通り弾きなおしてみる。「キラキラ星」に始まり、「ガボット」まで、今でも本当に弾けるとは
言えないし、共通した課題も残っている。このまま進んでもいいものか、とは思うけれどいつまで続けても完成がないなら、
とりあえず先に進めながら徐々に修正していくのも現実的なことなのだろう。と思いたい。来年からは鈴木第2巻の開始。
最初のレッスンは1月9日(日)とした。

2004年12月26日(日) 発表会

今日は発表会。朝から練習して・・・はせずに、心静かに?午前を過ごす。って言うか、他にも色々やることがあって、ムリに
詰め込むよりは午後集中。

午後3時開始のところ、1時半前に本日の会場、新築落成なった啼鵬氏スタジオ「並木ホール」に到着。1番乗りだった。
少ししてメヌエット第3番の2重奏を一緒に弾くVnさんが到着したところで初めての合わせ。全く問題ないような気がする。
続いてそのVnさんがザイツの協奏曲を練習するのを聴く。自分より8ヶ月くらい前からVnを始めた人なのだが、早くも
鈴木第4巻まで行って、1stポジションの総仕上げみたいな曲(らしい)をやっているのは偉い。聴いた感じ、十分できている
ように思える。
続いて、自分も「ガボット」、「時計」を一度合わせる。やはり音程の上ずりが問題だが、この期に及んでジタバタしても。

3時に発表開始。いきなり出番である。と言うのは、レッスンを受けている期間の短い順に出番で、まあ、一番新入りってこと。
「ガボット」をやる。かなり意識したのはA線のCの音程。まあ、マシだったか。あと、ちょっとは大人らしく、「表情」をつけて
みたつもり。大過なく終わったような気がする。後で「今までで一番良かった」と言われたのが救いか。
プログラムの後半、自由選曲の時間でも、トップで「メヌエット第3番 2重奏」をやる。1番と上手くメロディーの交代とか、
3度でのアンサンブル、自分的には満足。やっぱり、合わせでしょ。
更に3度目の出番で「時計」。これは・・・やっぱり弓が足らない。足らないのでゆ〜っくりにすると「ギコギコ」となってしまう。
がんばって盛り上げるところは盛り上げたつもりだが・・・これは反省が多かった。

そんなこんなで、発表会終了。やはり、人と合わせたり、聴いてもらったり、音楽を共有する経験は素晴らしい。
普段の地道な、孤独な練習は結局全てこの瞬間のためにあるのだ。

2004年12月25日(土) 第16回レッスン

発表会を明日に控え、直前駆け込みレッスン(^^;;。と思ったら、11時開始のところ、目が覚めたのが10時半、
焦りつつ車を走らせ、時間通りに到着。早速「ガボット」から開始するが、まだ集中力が起きてないのか、繰り返しを
忘れたり・・・いかんねぇ。あと、気がついてはいるのだけれど、2の指が1の指から離れてしまって、A線のドの音が
上ずる・・・と言うか、1/4音くらい高くなってなんだか音程がむちゃくちゃ悪い。分かっちゃいるのだが・・・。
「時計」は、まあ、弓を十分に使いさえできれば、それなりに聴こえそう。選曲のセンスで勝負、って感じ。
「メヌエット第3番」は、結局1番奏者とは今日も合わせず、啼鵬氏と合わせる。割とできているような気がする。
少なくとも、「ガボット」よりは・・・(^^;;。2番を弾いていると、やはり自分は2番弾きか、と言う気もする。腕前の問題は
別にして、やはり音楽的嗜好性が2番で伴奏したり、オカズをいれたり、対旋律っぽい(この曲にはないけれど)フレーズ
を弾いたり、そんな立場?が性に合っている気がする。

発表会は明日、12月26日(日)。

2004年12月12日(日) 第15回レッスン

必死に教本CDに合わせて「ガボット」、「時計」各20回くらい通し弾きしてからレッスンに向かう。
まず「ガボット」をやる。う〜ん、家ではできたような気がしたが(^^;;。まあ、少しは進歩したかも?
移弦を伴うスラーで、おそらく弓の角度変化と指があってないのか、行き着いたところの音がならない。
ものすごく意識するとなるけれど、アクセントがついたようになってスラーから飛び出したような・・・。
まあ、まだ時間はある。
「時計」の方も、曲のイメージはつかんでいるのだけれど、やはり弓が足らなくなってフレーズが切れてしまう
部分があり、かと言ってその前の音で思いっきり弓を使おうとするとやたら突出してしまって。ムズい。
メヌエット第3番の2ndも弾いてみる。心配したほどではなく、まあ、できそう?問題は1stを弾く人と
前もって合わせられるか?ぶっつけ本番(^^;;?
次回は発表会前日、12月25日(土)とした。

2004年12月4日(土) 第14回レッスン

所属するオケの本番先日、リハーサルの前にレッスン。実は12月26日(日)に発表会に出るために、曲を決めた
ので、それを集中的にレッスン。まず、普段レッスンしている曲からは今やっている「ガボット」を選択。かなり
難しいような気もするが、せっかくたどり着いたのだし、通常のレッスンを受けながらの方がいいような気がして。
で、やってみる。まだまだ楽譜を追うので精一杯、そうすると右手左手ともに神経が届かない。まずは楽譜を
覚えてしまうのが先決か。
さらに1曲、ロベルト・カントラールの「時計」を選択。これはロマンティックなラテン・バラードで、「大人のための
バイオリン曲集(ラテン編)」を買って、弾けそうなのを選んだ。と言うのは、啼鵬氏がラテン奏者でもあるので、
ここは啼鵬門下としては、ラテンに走ってみました(^^;;。肝心の演奏は、これまで弾いたことのない♭系の曲だが、
特に問題なし。一言で言うと、弓を一杯一杯使うの(だけ)がポイント。
さらに、もう1人のVnとDuoでメヌエット第3番の二重奏版をやることにした。これは今日は練習なし。
随分たくさん曲を選んでしまったが・・・次回は1週間後、12月12日(日)とした。

2004年11月20日(日) 第13回レッスン

18日夕方にアメリカから帰国し、19日は終電まで仕事、そのあと20日は朝から必死に練習しまくって午後3時の
レッスンに臨む。まずは「メヌエット第3番」。前回は移弦でボロボロになったのでその点に気を使いつつ、かつ
長い音符をできるだけ伸ばせるように・・・とは思うのだが、なかなかできない。弓を右手で持っちゃっていて、
実際に弦と接している部分の加重が一定していない、とは分かるのだが、なかなか。3回ほど繰り返して、
とりあえず次に。
「楽しい農夫」はわりと遅めのテンポでやってもよさそうだったのでとりあえず慎重に弾けば何とかなる。
けど、「楽しい」というにはあまりに眉間に皺寄せ弾いているのはなんだかねぇ。
最後に、ゴセックの「ガボット」に突入。実はかなり練習してある。最初のスタッカートをそれらしくやろうとすると
音がキョキョキョッとかすれまくるので、本当はしっかり弾かないといけないのだが、とりあえずやり過ごす(^^;;。
後半の、伸びやかになったほうがむしろ好き。それっぽいフレーズと、ピチカートが渋い(^^;;。
次回はこれをやる。鈴木第2巻も準備するように、とのこと。実は既に持っている(^o^)。
次回は12月4日(土)とした。

2004年11月7日(日) 第12回レッスン

今日のレッスンは、バッハのメヌエットの3番とシューマンの「楽しい農夫」。今日も、レッスン前には全く音だしが
できず、しかも木曜から弾いていないので、最初はもうボロボロ。つらい・・・。
一旦レッスン中止して、5分ほど一人で音出しし、再開すると、まあ、やっと少しはできてきたが、音が伸ばせない
ねぇ。続いて、一応、「楽しい農夫」もやってみる。と、曲のテンポと言うか、イメージが、練習してきた時と随分
違ってしまい、これまたズタボロ。う〜ん、やはりできていない。
2曲とも、ポイントは共通で、移弦を伴うスラーと、弓の使う配分。特に後者は、アウフタクトをアップで入るときに、
十分元まで戻しておかないと、そのあとのダウンのフレーズで弓が足らない!事態に陥る。ピンチ。
と、頭ではわかっちゃいるけどなかなかねぇ。次回も引き続き2曲をやる。
残った時間で、ゴセックの「ガボット」を途中までやってみる。これまたムズい。話によると、鈴木1巻中、段違いに
難しいとか?まいったまいった。次回は11月20日(土)とした。しかし実は11日〜18日アメリカ出張なのだが・・・
楽器を持って行ってやろうか(^^;;。

2004年11月4日(木) 弦交換

どーも最近,2号機の音がよくない。特にD線あたりが鳴らない。そこで、とりあえず弦のせいにして、交換してみる
ことにした。これまで張ってあったのは、トマスティーク−インフェルドの青。キャラクター的には、明るい音がする
らしいが、どちらかと言うと、楽器自体にも結構パワーと言うか、剛性を要求するような気がする。
2号機は、見るからに剛性はなさそうで、結構ナヨナヨした楽器なので、もう少しマイルドな弦の方がいいかも。
で、とりあえず、ヤフーオークションで激安で売っていたアヴェルナの紫に交換。一応、ペルロン素材のナイロン弦。
どこのメーカーやら、と思ったら、少しダサめの包装のイメージ通り(^^;;、中国製らしい。まあ、激安だし。
張ってみたら、最初からもう、あまり新品臭さのない、覇気のない音のように感じるが・・・まあ、激安だし(しつこい)。
とりあえず、試してみましょう。

2004年10月17日(日) 第11回レッスン

今日のレッスンは、バッハ2連発でメヌエットの1番、2番。特に2番は前回譜読みした時にはかなり難しいと思ったし、
職場で経験のある人に言わせれば、鈴木第1刊中、一番難しかったとも言う。しかも前回レッスン以来、急遽米国
出張を言われたり、その後も数日間会社泊まりこみなどかなりハードなスケジュールだったので家ではろくに
練習できなかった・・・のだが、実は会社に泊まりこんだときなど、仮眠室で寝る前の時間に防音室で弾きまくった
りしたので、意外にできているような気もした。
で、実際やってみたところ・・・よく練習してある、との言葉もいただき、1発終了!早速次の曲、超メジャーなメヌエット
第3番に突入する。これは、特に目新しい「技」が出てくるわけではないけれど、フレーズの中にスラーを多用するので、
スムーズにできないと旋律がバラバラになる。更に、シューマンの「楽しい農夫」にも立て続けに挑戦。これは、まあ、
曲を分解すれば2つのパターンしかないので、まあなんとかなるかも。
次回は、11月7日(日)とした。

2004年9月26日(日) 第10回レッスン

早いもので10回目のレッスン。最初が5月16日だったから、約4ヶ月で10回ってことは2.5回/月、このままのペースだと
まあ30回/年くらいか?
最初に「習作」を復習の後、バッハ?のメヌエット1番。途中幾つか躓くが、自分的にはそんなに悪くない・・・ような気も
しないでもない。昨日、鈴木教本のCDを聞き込んだ?のがいいのかも。技術の問題もあるけれど、それ以前に曲の
捉え方、イメージも大事・・・この位の曲になると、そんなこともあるのかも。
しかし、技術的な問題としては、2の指を1の指にくっつける・・・A線でCの音がいつも高い。つかねぇ〜つかねぇ〜。
あと、移弦の時に、例えば1の指を決めないでフラフラしたまま2、3を押さえてしまうとか、指だけ動いて手首が動いて
いないとがいろいろ問題はあるが・・・まあ、ボチボチ。
続いて、メヌエット2番も譜読みする。こりゃまたムズい。移弦は多いし、新しい指(3を4につける)は出るし、スラーで
3連譜、なんて初めてづくし。演奏時間も2分近くなる。むぅ〜、キラキラ星やってたころとは大違いだ。そんなに
上達しているわけでもないのだけれど。
次回は少し間隔を空け、10月17日(日)とした。

2004年9月20日(月)〜23日(木) 1号機紛失〜帰還

20日の祝日に出勤することになり、誰もいない会社の防音室で弾きまくってから、1号機を一旦家に持って帰ろうと
して電車に乗り込み、到着駅で降りて階段を上がりながら・・・1号機を車中に忘れたことに気がついた。
すぐに駅員さんに連絡、行方を捜してもらったら、車中でそのまま発見された。
ただ、そのまま終点まで行ってしまうとのことで、取りに行くか、着払いで送ってもらうか。まあ・・・ハードケースだし、
着払いで。で、数日後、クロネコヤマトで送られてきた。特に問題なし。
いや〜、やっぱり網棚に乗せちゃうと忘れるなぁ。普段Vnを持って電車に乗ったりしないから。

2004年9月12日(日) 第9回レッスン

出先(東京)から車でレッスン場所まで向かったが、車内で直射日光に当たってケースが熱くなる熱くなる。
楽器が心配。で、レッスン前にチューニングしたら、かなり狂っていた。熱の影響か。
レッスンはまず「アレグレット」、「楽しい朝」から。前回よりは音程はマシになっているが、相変わらず
開始しばらくは音が出ない。もっと元気良く弾かなくては。
一応済ませて、次に「習作」。アタフタしつつも、まあこれは練習用ということで、次に進む。
ついに「バッハ?」のメヌエットが3曲続くうちの1曲目。ポイントはワンボウスタッカート。って言うか、2つの音を弓を
返さずにに弾く初めてのパターン。ようやくここまで来ると、曲的にも奏法的にもだんだんそれらしくなってきて、
「表現」したくなるが、とりあえずは譜読みと音程か。ドの#も取れているので、A線の2の指が1の指側にくっつく
のだけれど、つかねぇ〜つかねぇ〜。音程悪し。でもまあ、曲らしくて気分よい。
次回9月26日(日)にした。

2004年8月29日(日) 第8回レッスン

今日のレッスンは日曜の夕方という時間で、事前に準備する時間がかなりあるので、家を出る前に1時間くらい
練習してから行った。一人で練習している時はそれなりにできているような気になっているのだけれど・・・
実際、ピアノとあわせてみるとボロボロ。要は、一人でやっている時は音程や、リズム、テンポを自分の都合次第で
適当にやっているので、できたような気になるが、合わせるとバレる。悲惨だった。むぅ〜。
「アレグレット」、「楽しい朝」はもう一度やるとして、次の「習作」もやってみるが、これがまたかなり難しい。
何だか急に難しくなったよ。右手の移弦が決まらず、隣の弦に触ったり、音が出なかったり。苦労しそう。
とりあえず、次回レッスンは9月12日(日)11時に設定。
家に帰って、復習してみる。ついでに、これまでは聞いていなかった鈴木第1巻の付属デモ演奏CDを聞いてみる。
まずは、耳を慣らすしかないか。

2004年8月20日(金) 防音室

私の職場はいわゆる「研究室」で、施設の一つに「環境可変室」がある。要は、温度や湿度を完全にコントロールして
さまざまな環境を作り出し、その中でのヒトの生理学的反応を調べる・・・・といった大層な設備だ。広さも結構あり、
軽く20畳?はある。しかも、完全に防音されていて、外の音は全く聞こえないし、逆に中でどんなに騒いでも・・・。
と言うことで、中でヴァイオリンを弾いてみた(^^;;。金曜の夜8時過ぎ、ほぼメンバーも帰宅して人が少なくなった頃、
こそこそと隠してあったヴァイオリンケースを持って環境可変室に。チューニングをして、弾き始める。特にデッド過ぎも
せず、全く回りに音漏れの心配がないので、思う存分?弾きまくる。いや〜、こんな環境で練習できる人はそうも
いないでしょう。と言うことで、1号機をそのまま会社に置きっぱなしにすることに。優雅な社員。

2004年8月15日(日) 第7回レッスン

今日のレッスンは2号機を持っていって啼鵬氏に見せる。「ガット弦が似合いそう・・・」と言うのは、素朴系と言うことか。
まずは「アレグロ」。弓が変わってなんだか思い切って弾きやすくなっている(気のせい)ので、結構思い切って弾く。
2回目でまあまあ。続いて「むきゅうどう」。練習してきたよりかなり遅めのテンポで合わせたので、まあラクに弾けたし、
音程もいつもよりはマシだった。16分音符パターンと、D線から始めるパターンをやって、次に進む。
続いては、D線から始める、つまりこれまでのA線から始める♯3つのイ長調パターンから、♯2つのニ長調パターンの
「アレグレット」。初めて曲中でG線も出てくる。とは言え、はっきり言って今のところ楽譜はほとんど見ていないで、耳だけ
でやっているので、♯がいくつついていようが全く関係なし。同じような曲で、「楽しい朝」もやる。なんだかヘンな曲で、
まずそこで引っかかるが・・・。強拍に細かい音がきているため、との解説。
次回を8月29日(日)18時に設定。

2004年8月10日(火) 2号機落札

Yahooオークションで出品されていた中国製バイオリンを落札!本日の朝、松戸駅で直接受け取った。ローズウッド
フィッティングのもの。ついでに?フェルナンブーコ材の弓も落札!ケースはついていなかったので御茶ノ水クロサワ
バイオリンで中古の角型ケースを購入!くわしくはこちら

2004年8月7日(土) 第6回レッスン

さて、今日はまず「かすみか雲か」から始める。始める前に、ササッと音階を弾いて少しでも感覚を戻した上で
やったのだが・・・う〜ん、やはり音に元気が無いって言うか、左手の指を追うことに気を取られて、肝心の
右手がおろそか。弓がフラフラ、あと音符の長さによって弓の動き幅をコントロールできていないので、
フレーズによって先に行ったり元に行ったり。あまりできていない。更に言うと、自分の持っていた曲のイメージが
少し叙情的?過ぎたか、元気良く弾こう、という気持ちがあまり無かった。とりあえず次の「ロングロングアゴー」に
行く。これは、わりと好きに弾ける曲で、「かすみか雲か」よりはマシ(だと思う)。
そんなわけで、あまりできていないながらもお情けで先に進む。「アレグロ」。う〜ん、苦手な感じの曲。
こう言う、勢い良く!みたいなのがなかなかできない。テレがあるのかも?更に、最初の難関(らしい)「むきゅうどう」。
「デターシェ」と言う弾き方をするらしい。ようは、ガシガシ弾く。なんだが、バロックの合奏でもできそうだ。
次回まではこの2曲。次回を8月15日(日)11時に設定。初の2週連続。あまり練習時間がとれなそうだが・・・まあ
なんとか。

2004年7月31日(土) バランス

いつも弾き始めの数分間(か、それ以上)はなんだが神経が完全に通信を始めていないようで、全身の動きが
バラバラ、いろいろな動作が連動しない。そうこうするうち、ようやく各パーツの動きが連動してきて、それなりに
弾け出すわけだが、それも長くは続かず、しばらくするとまた変なことになってくる。さっきまでできていた、
たとえば弓が弧を描かずに直線的に弦を擦るとか、そんなことができなくなってきて、音もヘン。
おかしいなあ、とふと気づくと、左手が外側に開いて、楽器全体が左を向いている。これじゃ、よっぽど右手を
意識しないと弓がまっすぐに動かない。何故そんなことになったかって考えると、きっと左手が疲れてきて
楽器を支えるのが甘くなってしまっているようだ。結局そう、全身運動なんだからね。しかし集中力が
続かないなぁ。

2004年7月25日(日) 第5回レッスン

オケの初見大会の前に、午前11時からレッスン。「むすんでひらいて」と「クリスマスのうた」をやるが・・・今日はダメ
だった〜。右手も安定せず、弓がフラフラするのでそちらに気を取られていると音を間違うし、もうメチャクチャ。
どうしてそうなったかはよく分かっていて、実は木曜の夜に弾いたっきりで金、土、日曜のレッスン前と全く楽器に
触ってもいなかった。よく管楽器では、1日練習しないと自分で分かる、2日で一緒に吹いている人に、3日で客に
分かる、なんて言うけど、やっぱりダメですな。弾けなかった理由はあるのだけれど・・・ここでは書けない(^^;;。
とりあえずお情け?でクリアー、次に進む。次は「かすみか雲か」と「ロングロングアゴー」。前者は、付点4分+8分
のリズムパターンがポイントか。8分で弓を使えないと、どんどん弓の位置が先になっていって・・・。後者は
何といっても初めて曲中でD線が出てくる。前に張ってあった弦だとD線がガリガリだったが、ドミナントに替えて
わりといい感じでなるような気がするので悪くない、と自惚れ。次回まで、この2曲をやってみる。次回は8月7日(土)
16時とした。

2004年7月18日(日) 弦張替え

買った時からついていた弦をドミナント+ゴールドブラカットに張替え。特に切れたりしたわけではないのだけれど、
いい弦にしたほうが音が良いと(当たり前か?)聞いたもので、替えてみた。張ろうとすると、どうもこれまで張って
あった弦に比べ、なんとなく太めで、しなやかな印象。これまでの弦はスチール弦だったのだと思うけど、ドミナント
はナイロンの中心にアルミ(または銀)線が巻いてあると言うもの。
そんなに失敗もせず張替え、なんか、これまでより若干張力が弱いような気がする。って言うか、やはり最初の
うちはそうなのか、ナイロン弦がそうなのか、結構「伸び」を感じる。
弾いてみると、やはりよいです。音が滑らか、ふくよかで、それでいて鳴りが軽い。これまでの弦は低弦側が結構
鳴らしにくかったのだけれど、それも軽く鳴る。いや、結構結構。

2004年7月10日(土) 第4回レッスン

所属する市民オケの定期演奏会前日、夜には舞台リハーサルを控えた日の昼間にレッスンを受ける。
最初は「ちょうちょ」。なるべくのびのび鳴らそうと思って弾くと、音符の長さによって使う弓の幅が変わってきて、
弓を返しているうちにどんどん先に行ったり元に行ったり、位置が安定しない。どうも弓のスピードを変えないと
いけないようだが、そうすると音量や、音の勢いが一定しない。む〜、困難。
続いて、「こぎつね」。これはひたすらA線、D線を跨ぐ3の指の使い方と、初めて出てくる弓の「返し」につきる。
弓の返しは合計3回出てくるが、最初の2回は返す前に休符があるので、比較的余裕をもって返せるが、
最後の1回は休符なし。もちろん少しは空いてもいいのだけれど、少し急いで返すと、弓を当てたときに
ビヨヨンビヨヨンとなってしまう。きっと、右手の持ち方に問題があるのかも。
と、課題を残しつつも意外にもクリアー、次に進む。
4曲目は「むすんでひらいて」。テクニック的にはむしろ「こぎつね」より難しくない。ポイントは、フレーズの
切れ目を意識することだと思う。このあたりは、まだ物心つかぬ?幼児より、音楽経験のあるオトナの方が有利だ、
と思いたい。問題なく弾けそう。
更に進んで、5曲目「クリスマスのうた」。これもポイントは「アウフタクト」とフレーズのダイナミクス。だんだん曲
らしくなってきて、弾き甲斐がある。
次回まではこの2曲をやってくることにする。次回は7月25日(日)とした。

2004年6月26日(土) 第3回レッスン

前回、音が出ていないと指摘されたキラキラ星をピアノ伴奏つきで合わせる。今回はまず何より「鳴らす」
ことを注意しながら弾いてみる。その成果あり、音がなるようになったと言われ、とりあえず合格。
続いて2曲目の「ちょうちょ」。いきなり最初の4、2の指の音程がメチャクチャだったがとりあえず引き続ける。
意識的に弓を使うようにはしているのだけど、まだまだ使えるはず。しかし問題は、4、2とか行く時に、
4の音がタラッと残ってしまうこと。右手と左手がうまく通信していない。それに、右手が意識よりかなり
先に動いてしまっている。フレーズの最初も、伴奏よりいつも飛び出してしまうし。多分、音を出そうと
思ってから実際に音が出るまでの時間が管楽器より短いようだ。管の場合は、息を入れる→圧力高まる→
唇振るえる→管の中の空気震える→音が出る、とステップが長いのに、弦の場合はほとんど脊髄反射?的
に右手が動いて音が出てしまう。少し意識を変えなければ。
次の曲、「こぎつね」にもトライ。移弦と弓の返しが入ってきて、なかなか難しい・・・が、少し予習してあった
のがバレる。そんなすぐにはできないから。次までに「ちょうちょ」と「こぎつね」をやってくる。
次回は7月10日(土)とした。すこし間隔が縮まって2週間ペース。実は所属するオケの定演前日。

練習後の午後、YAMAHA Avitecs Woody Mini 0.8畳タイプが納入された。なかなか弾きやすい。
よしっ、これで夜中でも・・・

2004年6月5日(土) 第2回レッスン

第1回から結構時間が空いた後、久々に第2回レッスン。とりあえず、まだレッスンが待ち遠しく思える
ので、大丈夫(^^;;。さっそくキラキラ星をピアノ伴奏つきで合わせる。弾きながら・・・う〜ん、自信なさげ。
弓を少ししか使ってなくて、音が小さい・・・。と思っていたら、やはりそのように指摘された。
とにかく最初はキレイにやろうとかより、しっかり音を出すことを心がけないと。やはり普段はほとんど夜中に
しか帰宅しないので、ミュートをつけてこそこそやっていたのが癖になってしまったかも。
とりあえず、音程は許容できるみたい。で、次の曲を弾かせてもらう。曲は「ちょうちょ」A線だけで弾く曲だが、
いきなり4の指(小指)から始まり、3度、3度の進行が「キラキラ星」より凝っている。けど、僕にはむしろ
弾きやすく感じる。次回までこれ(およびキラキラ星復習)をやってくることにする。
次回は6月26日(土)とした。3週間ペース。う〜ん、もうちょっとやりたいな。まあ、平日が不可なので
難しい。

2004年5月16日(日) 第1回レッスン

今日は記念すべき?第1回レッスン。まず、楽器の持ち方、弓の持ち方などの基本から教わって、まずは
ロングトーンしてみる。A線、D線・・・。やっぱり緊張・・・?弓が震える。あと、弓がまっすぐ動かずに、
円を描くようになってしまっているらしい。特に弓の先の方に行って、肘から先だけ伸ばしていくところ、
肘ごと動いているかららしい。逆に、結構意識的に、前のほうに腕を出して行くくらいの意識でないと
まっすぐ動かない。
その後、キラキラ星に挑戦。さすがに一緒に弾いてもらうとやりやすい。音程が結構いい加減なのが
バレまくる。次回まで、このキラキラ星を練習してくる。次回レッスン予定を6月5日(土)とする。

2004年5月10日(火)

通販で買っておいたヴァイオリン弦セットが届いた。G、D、A線はドミナント、E線はゴールドブラカート・・・って何の
ことか分らないが、とにかくナイロン弦の定番らしい。今の楽器に最初から張ってあったのはスチール弦らしい。
とにかく違いはまだ分らない。と言うか、まだ交換していない。

2004年5月9日(月)

早速会社近くの楽器屋さんで鈴木メソードの第1、2巻を買った。開けてビックリ、「キラキラ星」が難しい!と言うか、
見た感じは難しい。なにしろ、いきなりタカタカタッターと、16分音符が登場している。これは、私の常識外だ。
我々オトナはよかれあしかれ何でもかんでも頭で考える癖がついていて、楽器を弾くにはまず前提条件として、
音符が読め、音階を理解し・・・と段階を踏んだうえで取り掛かる。初心者相手の教則本の第1巻がそんな前置き
一切なしに16分音符を見せてもできるわけないじゃないか!と思うのだが、どうやら違うらしい。
 鈴木メソードでヴァイオリンを始める幼児様には楽譜なんか見せないらしい。とにかく耳で聞かせて音を出させる
と言う。・・・「猿回し」の言葉がふと脳裏をよぎる。悪意を持って言えば、あるいはうまいこと都合のいいように
利用しようとすれば「才能教育」は諸刃の刃になりかねない。要は、「才能」を発揮するための土台作り、基礎
トレーニングであって、これができること自体が「才能」ではないのだ。そこのところを理解しておかないと、
いけないと思う。教える側と、受け取る側の力がこれほど試される教本もないようにも思う。

2004年5月8日(日)

 オケの練習終了後、啼鵬さんご自宅にお邪魔し、レッスンの相談をする。条件も問題なく折り合い(と思う)、
今後レッスンをつけてもらうようお願いした。早速最初のレッスンを来週の16日(日)、オケの練習前にお願いした。
使う教本は、いわゆる「才能教育」の鈴木メソード。話には聞いていたが、どんな内容かはまったく知らない。
最初のレッスン曲は「キラキラ星」とのことで、とりあえず次回までに教本を買っておくことにする。
しかし・・・「キラキラ星」とは言え、いきなり曲をやるとは驚きだ。前にお会いした先生は、「右手だけで2〜3ヶ月」と
言って、曲なんてやるのは10年早いわぁ〜みたいな雰囲気だったのだが・・・。いずれにしても未知の世界には
違いない。
同じくヴァイオリンを習っている某管楽器奏者とは秘密協定を結んだ。いつかオケに「衝撃デビュー」する日まで・・・。

2004年5月6日(木)

 レッスンをお願いできるかと思っていた人がうまくいかず、また探し始める。そこで相談したのが、作・編曲家で
マルチプレイヤーの啼鵬(ていほう)さん。と言うのは、啼鵬さんはご幼少の頃から私の入っている市民オケに
参加されており、芸大を卒業しプロとなった今も精力的に演奏に参加されていて、我々の心強いインスペクター的
存在なのだ。その啼鵬さんに後輩の方でもご紹介いただいてレッスンをつけてもらおうと思って相談したのだが・・・
思わぬ返事で啼鵬さん自身からレッスンを受けられる方向で話が進んでいる。話によると、実は同じオケの
某管楽器奏者のヴァイオリンレッスンもつけているらしい。今週末のオケの練習後、ご自宅にお邪魔して相談
させてもらうことにする。

2004年5月5日(水・祝)

 さて、ヴァイオリンのレッスンを受けようと思っても、片道2時間かかる通勤環境では平日のレッスンは難しく、
かと言って週末は週末で単身赴任の家族が家にいたりするとほったらかしにしてレッスンに行ったりもできない。
そんなわけで、先生と相談して休日に不定期に個人レッスンをしてくれる人を探すしかない。音楽教室などは
結構あるけれど、個人レッスンOKなところはなかなか見つけるのも難しい。
 今日はネット検索で見つけたレッスン先の人を訪問して、レッスンの進め方などを相談してきた。
結論的には・・・レッスンはお願いしないことにした。理由はいろいろある。まずは、やはり不定期なレッスン予約が
難しく、先生としては定期レッスンを希望しているようだ。それに、レッスンを受けるなら真剣にやってもらわないと
・・・との雰囲気。そりゃあ、そうする気持ちはあるけれど、何よりも優先というわけには行かない。ちょっと頼み
にくい。結局ご縁がなかったことにした。さて困った・・・。

2004年4月18日(日) ヴァイオリン購入

 数週間前から突然沸き起こった弦楽器に対する衝動を解消するため?お茶の水の楽器屋さんに向かった。
目指すは弦楽器の老舗、下倉バイオリン社。店内は数多くの弦楽器が普及品から、高級品らしきものまで展示され、
店員さんも心なしか上品そうに見える。
 こちらは全くの初心者、何を言われてもストレートな表現しかできない。店員さんに「初心者でヴィオラが欲しいん
ですけど、どのくらいから?」と尋ねると、はいはいと出してきたのがチェコ製のJosef Jan Dvorakなるメーカーの
入門クラス。お値段は同クラスのヴァイオリンより若干高めだった。やはり楽器が大きい分、材料が必要か、
それほど売れないので高めになってしまうか。肩当を取り付けて持たせてもらうが・・・持ちにくい。何だかバランスが
悪く、楽器を安定させられない。これだけでも挫折しそうになる。
 とりあえず値段を聞いてから一旦店を出て、お茶の水駅寄りに数十メートル戻ってクロサワバイオリンに向かった。
同じように、初心者向けのヴィオラは、と聞くとルーマニア製の楽器を出してきた。値段は若干高めだ。それよりも、
全くの初心者でヴィオラを始めることをお勧めしない雰囲気。最初はヴァイオリンから始めて、ヴィオラに移ったほうが
よいと言われる。言われるがままにヴァイオリンを持ってみると、軽く、取り回しのよさに驚く(ヴィオラと比べて)。
確かにとっつきはよさそう?
 でも若干お値段が高かったので、また下倉に舞い戻り、やっぱりヴァイオリンにしますと何ともお気楽に買ったのが、
チェコ製Josef Jan Dvorakの入門モデル920。本体、ケース、弓、松脂等一式揃ってポッキリいくら、のお買い得品。
とりあえずは、楽器を買ってしまった。次はレッスンをしてくれる先生をみつけないと。