WIRE03 2003/08/30@埼玉スーパーアリーナ
今年もこの日がやってきた。そう、一年に一度のテクノ祭り。それがWIRE!!
 
 
出発〜道中一人旅編
 
今年で5回目を迎える[WIRE]。00年から参加した僕は、今回で行くのが4回目となる。去年のレポでも書いたのだけど、どうやって会場まで行くか…。これが結構な悩みのタネだ。過去を振り返ってみると、00年は友人達と4人で新幹線で酒盛りしながらの小旅行。01年は友人と二人で高速バスでの参加。そして02年は友人達と総勢6名で、東海道線普通列車乗り継ぎの旅。…結構いろんな方法で行ってるもんだ。
 
さて、今年は初めて、一人での道中となる。どうも今年のWIRE、僕の周りの人間で「行く」と言ってる人が少ないのだ。それに居たとしても前夜祭からの参加組だったりとかでスケジュールが合わない。と言うワケで一人で行くことに。まあでも、一人旅は元々好きなので全然オッケーなのだけど。
 
まあせっかく一人なんだから、自分の好きな、鉄道旅を会場までの間楽しもう。そんなコトを考えて、道中の交通手段を思案する。「とりあえず熱海までは普通電車乗り継ぎで…そこからは特急[スーパービュー踊り子]か。それともいっそ、小田原まで出て小田急のロマンスカーにでも乗ろうか。とりあえず、絶対に新幹線だけは避けたいなぁ…」などと考えて結局僕が取った方法。それは「安城→東京間すべて東海道線各駅停車(or快速)の旅。ただし、沼津→東京間は奮発してグリーン車に乗る!!」と言うもの。さあ、行く方法も決めたし、一気にテンション上げて出発だ!!
 
安城からはまず、10:41発の浜松行き特別快速に乗る。電車は4両編成。土曜日と言うことか結構車内は混んでいた。岡崎辺りで席が空いて、運良く座れたから良いものの、これだけの乗車率があるのならもう少し両数増やしてもいいんじゃないかなぁ。そんなことを思う。周りを見ると、大きな荷物を持った若者達の姿が目立つ。きっとこれからどっか旅行でも行くんだろうな。
 
電車は豊橋からは各駅停車になる。そして11:38に浜松到着。向かいのホームに止まっていた電車に乗り換える。と、間もなく、11:40に発車。電車は3両。さっきの特別快速からの乗り換え客で、車内は満員になる。…これだけの乗車があって、たったの3両編成と言うのは一体どういうことなんだろう。去年のWIRE行った時に乗った普通電車も、確か3両しか連結してなくて、満員でずっと立ちっぱなしだっと様な気がする。今回はまあ運良く座れたけれども…。
 
電車は12:49に静岡到着。ここでまた乗り換え。向かいのホームに止まっていた電車に飛び乗ると、間もなく12:50に発車。そして、電車はまたも3両編成…勿論車内は満員。まあ僕はまたも運良く、静岡の次だったかその次くらいだかの駅で席が空いて座れたから良いのだけれど…。ちょっといい加減にして欲しいよ東海旅客鉄道株式会社(笑) もう少し乗車率とか需要とか考えて編成組んだらどうなの? そう言いたい。大体、浜松から乗った電車も静岡から乗ったのも、車年の経過した113系。あれだけ大量投入した313系はどうしたんだ一体!! まあそんなコト愚痴ってもしょうがない。沼津からはグリーン車乗るのだし、それを思えばこれ位のことは…。
 
そんなこんなで、13:41にようやく沼津到着。次に乗る電車は14:27発の東京行き普通。時間があるのでとりあえず駅を出る。まだ昼食をとってないので、食料買出しを行うことに。というかとりあえず酒(笑) これからWIRE行くのだから、ガンガン飲んでテンションあげておかないと。
 
あまりビールと言う気分じゃなかったので、色々と探し回って結局、駅前の某デパートで吟醸酒の小瓶入りのをゲット。結構有名な銘柄なのか、予想以上に高かった…けどまあいいか。それから駅へ戻り、駅弁を購入。沼津駅限定の、鯵寿司とか言うのを買った。更にホームの売店で、念の為に(?)缶ビールを一本と、つまみに豆菓子を購入。
 
ほどなくホームに電車が入ってくる。今度のは、今まで乗ってきたのとは打って変わって11両もの大編成。この沼津が始発と言うのもあって、当然普通席でも充分に座れるのだけど、でもそこをあえてグリーン車に乗る。この無意味な贅沢こそが、旅の醍醐味だったりするのだ。
 
さて、この電車。グリーン車を二両連結している。一両は普通の一階建ての車両なんだけど、もう一両はなんと二階建て車両のグリーン車。となれば、当然!!二階建て車両の方を選ぶに決まっている。一応、両方の車内を覗いて見たのだけれど、一階建て車両の方は、リクライニングシートが並んでいる他はこれと言って特徴の無い車内。較べて、二階建て車の方は、リクライニングシート完備はもちろんのこと、車内は全面床に絨毯が敷いてあるという豪華仕様!! 更に二階席ならば照明も間接照明になっていて、デッキ部分にはしゃれたシャンデリアの様なライトもあってムードも満点。窓も大きくて眺望も言うこと無し。これなら、ヘタな特急車両に乗るよりもずっとイイかもしれない。
 
電車が動き出したので早速、日本酒と駅弁で一人乾杯。吟醸酒はやっぱり美味い!! そしてこの駅弁がまた非常に美味しい。握り・太巻き・葉でくるんだものと三種類の鯵のお寿司が入っている。そして寿司には付き物のワサビ。これが何と、練りワサビや粉ワサビじゃなくって、生のワサビの根っ子を棒状に切ったままのものが入っているのだ。それを自分でおろして使う様になっている…その駅弁とは思えない凝りっぷりに乾杯。いや完敗。
 
それにしても東海道線の二階席グリーン車。とても快適だ。熱海〜小田原辺りは海沿いで景色もとてもいい。沼津→東京で、グリーン料金が1600円ほどかかるのだけど、それだけの価値はあると思った。ちょっと病みつきになりそうな快適空間。これ、今度から東京行きの定番になってしまいそうな予感…。
 
だらだらと酒を飲みつつ過ごし、途中とある駅で事故があった関係で電車は10分ほど遅れ、16:50頃に東京駅に到着。さて、ここまでは一人で来たけれど、ここでca10さんと合流することになっている。駅のドラッグストアで栄養ドリンクを飲み(こんなものに頼らないと、一晩乗り切れる自身が無い…情けない)、京浜東北線のホームへ行くと「オウジー!!」と呼ぶ声。無事にca10さんと合流。
 
 
会場到着〜会場入りまで
 
そして京浜東北線で一路埼玉へ。さいたま新都心で下車する。ちなみに僕、スーパーアリーナのある場所がてっきり大宮だと勘違いしていて、切符を大宮まで買ってしまっていたと言うマヌケ振りをここで披露することとなる。去年も来てるのに何で覚えてないんだ…。
 
着いたのは17:50くらいだっただろうか。18:00の開場にあわせ、すぐにアリーナに行っても良いのだけれど…。「どうする?」「う〜ん…どうせ一番手タサカだしさ(笑)」と言った会話の結果、とりあえず近くのマックへ行って軽く腹ごしらえすることに。結局ここで1時間近くだらだら過ごし、アリーナへは18:50かそこら位に到着。とりあえずクロークに荷物を預け、そしてグッズ売り場では毎年恒例となっているタオルを購入し(これは記念品と言うよりは必需品)、会場入り口へと向かう。もう開場した後だし、並ばずにすぐに入れるだろう。そんな風に思っていたのだけど、しかしそれが少し甘かった!! 会場入り口は凄い人だかりになっていた…。
 
周りを見渡す。いろんな雰囲気の人がいる。でも、やたらとメガネ人が多いことに気付く。やはり、テクノ好きにはメガネが多いと言うのは本当らしい。電車の中で飲んできた酒の勢いも手伝って、「メガネッ娘がたくさんいる〜。萌え〜!!」とかつい叫ぶ僕。案の定ca10さんに、「公衆の面前でそんなことを口走らないで下さい」と怒られた(笑)
 
そんなたわいも無い会話をしているうちに、ようやく場内へ入ることが出来た。今年は入り口でのボディーチェックを厳しく行っているみたいで、それで入り口が混雑していた模様。しかしこのボディーチェック。下手すりゃセクハラもんだと思うんだけどなぁ。
 
とりあえずメインへ向かうが、フロアへは入らない。二階のスタンド席から眺めてみる。かなりの人が入っていて、凄い盛り上がっているのがよく分かる。まだ始まって1時間位だと言うのに…。
 
少し観て、すぐに再びロビーへ出る。メインの方へはとりあえず降りる気にならなかったので、いきなりセカンドへ向かうことにする。ca10さんと二人でセカンドへ行くと、まだセカンドフロアは開場していなかった。セカンドフロアの入り口に、エレン目当てと思しき人達が行列を造って待っている。
 
 
19:30 セカンド開場〜ELLEN ALLIEN
 
時間は19:30。ようやくセカンドフロアが開場。周りの人の流れに乗って、僕らもフロアへとなだれ込む。フロアへ入り、前の方へ進むにつれて体にズンズン響いてくる爆音!! これこれ。これなんだよなぁ。こういう大きなイベントの、フロアに入った瞬間に体全体で感じる、この音がたまらなく好きなんだ。
 
とりあえずやや後ろの方でしばらく体を揺らしていたけれど、とうとう我慢が出来なくなって一気に最前列の方へ突入!! と、ここでいろんな人達に一気に遭遇!! てつを君に王様。カズヒコさん。まきちゃんにアカホリ君にナガイ君も発見。…何だ、名古屋の人結構来てんじゃん(笑) 神奈川のチヒロちゃんにも会った。更に、関東代表のスーパーダンサータロスさんにも!! 知り合いに大勢出会ったコトで、一気にテンションあがる僕。やっぱこれなんだよな。フェスの楽しみって。皆で一緒になってバカ騒ぎしながら踊る。これが楽しいんだよなぁ。
 
初めて観るエレン姉さんのプレイは、エレクトロと言ったらいいのかハウス寄りなのか…。よく分からないのだけど、音だけ聴いていれば結構ディープでじわじわ来る感じ。なんだけど、フロアの様子はそんなじわじわとかディープだとかのかけらも無い。まさにお祭りそのものの盛り上がりっぷり。何しろエレン姉さん、盛り上げ上手・煽り上手なのだ。とびっきりの笑顔をブース上から振り撒き、音に合わせてゆらゆら体を揺らしている。その姿がとてもキュートで可愛い。文句無しに可愛い。昨年の、モニカ姉さんも笑顔が素敵で印象的だったけど、今回のエレン姉さんも負けていない。
 
かかってる曲は、ほとんどが知らない曲ばかり。普段自分が聴かないジャンルだから、やはりよく分からない。でも、曲が分からなくてもそんなの関係無く楽しい。思えば、テクノ聴き始めの頃ってこうだった。テクノに対する知識も未熟で、クラブでDJのかける曲を聴いてもほとんど分からない。でも曲なんて知らなくても楽しく踊れる。…最近は、テクノに対する知識も増えたけれども、でもそのせいで逆に、こんな昔の様な楽しみ方が出来なくなってた様な気もする。知識やウンチクばかりが先立ってしまって、体の底から・心の底から楽しんでいたんだろうか? でも、エレン姉さんのプレイで踊っていると、昔の、テクノに対してピュアに楽しんでいた頃の気持ちが蘇ってきた。そんな気がした。
 
と、ふとここで聴き覚えのある歌声。まさか…ビョーク!? いやそんなバカな…と思ったのだけど、本当にビョークだった。しかも大好きな[HYPER BALLAD]。これには本当に驚いた。[HYPER BALLAD]の歌声部分だけを取り出し、そこへテクノトラックのベース音を合わせてMIXしている…いや、それともそんなリミックス盤が出てるんだろうか? とにかく、ここがエレン姉さんのDJで、個人的には一番の盛り上がりを見せたところだった。
 
エレン姉さんのプレイ、少しだけハードにしてみたりゆったり落としてみたり…緩急を自在につけながら後半へ。最後半ではまた、ビョークの曲がかかった。そしてラストは、女性ヴォーカルが印象的な、有名なあのトラック−有名だと言うことは知っているんだけど、ダメだ。タイトルが思い出せない。でもとにかくフロアは凄く沸いていた。
 
初めて観たエレン姉さんのプレイ。普段自分が聴かないジャンルだったにも関わらずぐいぐいその世界に魅き込まれてしまった。そして何より、本当に笑顔が素敵で可愛らしい人だった。ハッキリ言って萌えてしまったかもしれない(笑) 「燃え」度はともかく、「萌え」度はモニカ姉さんを超えたなぁ…そんなアホなコトを考えている間に、ブースには次のライブの支度が整っている。
 
 
21:20 CHRISTOPHER JUST
 
ブースに上がった、クリストファー。なかなかカッコ良さげな兄ちゃんなんだけど、でも前に「殿」とでっかく漢字で書かれたTシャツを着ている。…もしかして、コイツ、バカなのか? そして、その予感は見事的中することになる(笑)
 
始まったクリストファーのライブ。結構、ディスコテイストの強いライブなんだろうなぁ…。などと考えていたら、いきなりビキビキッ!!と言う激しいアシッド音。これにはビックリした。そしてそのままノイジーな音に合わせ、ハードなリズムを組み合わせて展開していく。激しい。かなり激しいのだ。アシッドな上音もハードなら、下に組み合わせる骨格のリズムもとにかくハード。そのハードなリズムを色々なパターンに変化させて曲を展開していく。これは本当に予想外だった。でも、エレンのまったりした空気の後にはこれ位ハードなのもちょうどいい位かもしれない。
 
フロアもハードな音を求めていたのか、かなり凄いことになっている。何と言うか…ノリが縦ノリだ。テクノと言うよりは、まるでロックのライブに来たかの様なノリ。踊ると言うよりはみんな飛び跳ねている。叫んでいる。僕も激しく踊りまくる。…でも、この時誰よりも激しく動いていたのは、そう。他でもない。ブースに立っているクリストファー自身だぁ!!
 
この人、ホントによく動きまくっている。激しく飛び跳ね、手をあげてはフロアを煽り、そして時折、マイクを持ってヴォコーダボイスで何やらわめく。そして機材を操り、ハードなアシッド音をがなり立ててはニヤリと笑ってまた煽る。そのあまりのハードな動きっぷりに、観ているこっちが少し心配になる。大丈夫なのかこのオッサン(笑) しかし、ライブと言うからにはこんなパフォーマンスがあるとやっぱり楽しい。最近はライブでも、黙々と機材に向き合っているだけと言うスタイルの人も多いけど、やっぱり何かしらの「動き」があった方がライブ感がある。
 
ふと周りを見ると、名古屋組の知り合い達がいつの間にか一人もいなくなってしまっていた。どうやら皆、メインフロアのDAFのライブを観に行ってしまったらしい。でも僕はクリストファーから目が離せなくなってしまっていた。
 
クリストファーのライブ。その動きと迫力に圧倒されたまま、気が付けばあっと言う間に30分は過ぎ去ってしまっていたのだった。
 
 
21:50 PAUL MAC
 

続いて始まったポールのDJ。何か静かで宇宙的な、音響トラックで幕を開ける。僕はさっきのクリストファーのライブでかなり疲れてきてたので、とりあえず休憩を取ることに。セカンドフロアの一角には去年と同様に売店が設けられていて、ビールなんかを売っている。去年はセカンドの売店は凄い混雑だったけど、今年は売店の数が増えたのか、空いていてすんなりと買える。こういう改善は嬉しい限り。売店の女の子達カワイかったし(爆)
 
ビールを飲み、ちょっと外へ出てみる。誰か知り合いいないかな〜? そう思って歩いていると、itomoさんに会った。少し喋って、それからまたしばらくロビーをぶらぶらして、かなり疲れも取れてきたので再びセカンドフロアーへ戻る。
 
ポールのDJは、かなりのどミニマルっぷりだった。ミニマルでも、ズンドコ太鼓系のいわゆるトライバルミニマル。上音もメロディも何も無い、本当にリズムだけのミニマル。こういう、トライバルなミニマルって、ある意味「テクノ」と言う言葉の持つ響きとは一番遠い音楽なんじゃないだろうか。「テクノ」と言う近未来・機械的なイメージとは異なり、あまりに原始的そのものな音。人類が最初に奏でた「音」って、きっとこんな音だったんじゃないだろうか。
 
そんなミニマルをひたすらに混ぜまくってつないでいくポールのDJ。しかしこういうミニマルって、普通にただ聴いてるだけだったらこれほどつまらない音楽も無いのに、ハマって踊ると逆にこれほど楽しい音楽も無いのでは? 僕もいつの間にか最前列の方へと出て、踊りまくる。音だけ聴いてみれば単に太鼓の音がズンドコ鳴ってるだけなんだけど、でも不思議と体の芯が熱くなってきて踊りださずにはいられない。それはやっぱり、人類の太古の記憶が呼び起こされるからなんだろうか? いや、そんなことはどうでもいい。とにかく、無心になってただただ踊り狂う。それが楽しい。
 
と、プレイ中盤に差し掛かった頃。それまでのズンドコなリズムの中にふと聴き覚えのあるパーカッションの音。そしてそこに徐々にかぶさってくるシンセの上音。明らかに今まで鳴ってたのとは異質な音だ。これは…[STAR DANCER]だ!! 思わず、「来たぁ〜〜〜ッ!!」と叫んでしまう僕。そして踊り狂う。フロアの反応もかなり凄い。抑揚の無いミニマルの中に、ふとこういう印象的なトラックも聴かせると、やっぱり盛り上がるよなぁ。
 
プレイ後半はまた、ズンドコ太鼓なミニマル節。そこにたまに声モノなんかもかぶせる。そして最後半になってDJ RUSHの[GET ON UP]なんかもかかる。更に続くトライバルなミニマル。時計を見ると23:30をまわっている。ああ、もう終わりだな…。そう思っていたら突然、すごい音圧の音響が広がる。一瞬「?」と思ったのだけど、メロディーが入った瞬間、僕は発狂しそうになった。何と、DIEGOの[ME FRAGMENTS]がかかったのだ!! 途中、[STAR DANCER]がかかった時点で、何となくKANZLERAMT辺りの音もかけてくれるんじゃ、と軽い期待はしていたのだけれど…。でもまさか、まさかこの曲が、しかもラストになってかかるとは全く予想もしてなかった。この日の、WIRE03の、まさに一番のピークをこの時僕は迎えていた。
 
[ME FRAGMENTS]の音が徐々に静かになっていく。曲の余韻にひたって、ボーッとしていると突然後ろから「オウジーさん?」と呼ぶ声。振り向いてみるとtackさんだった。後で聞いてみた話では、後ろから見てて踊り方ですぐに僕だと判別出来たらしい。そんなに変わった踊りしてるかなぁオレ(笑) ここで興奮から醒めない僕は、tackさんとDIEGOトークに入る。彼もDIEGOが好きらしく乗ってきてくれる。
 
しかし、ポールさんのDJ、正直言ってほとんど期待してなかったのだけど、予想以上に良かった。本当はこの日この時間帯で回す予定だった(そして直前キャンセルの)、某DJのプレイが今年のWIREで自分の一番の目玉だったのだけど、でももうそんなのはどうでも良くなっていた。ポールのDJ、代役以上に充分満足させるプレイだったと思う。ナイスメガネなハードミニマル。ありがとう!!
 
 
→後半戦へ続く