ドラマ「のだめカンタービレ」
Lesson4


※ 本ページは基本隠しページ(URLを直接教えた方のみ閲覧可能なページ)です。
基本的にリンク等はお避けください。放映された画面をそのまま使ってあったりもしますので。。
あくまでも身内への報告ページとしてご覧いただければ幸いです。

※2 Sオケメンバーに推薦してくださった二ノ宮先生、POMさん、
その他スケジュール等で面倒いただいたSONY・エピックレコード様、
撮影&指導くださったフジテレビドラマスタッフの皆様、その他多くの関係者様に厚く御礼申し上げます。

冒頭〜打倒Aオケラーメンが出てくる裏軒のシーンまで


出演場所


作ってみました!SオケTシャツ!の前フリシーン

中央左よりに居ます。で、俺の右側に居るチェロの江田さんが一段高い位置に居ます。
これは、この位置に千秋が上がる指揮台があったからです。
で、この次のシーンで歩いていく時に俺も指揮台に上ってしまったのでちょと目立ちます(笑)


頭一つ分ひょこっと出てくるアホな子が俺です。



ドラマ初ジミヘン弾きシーン

(右端の奥におりま)

  
見よ!本家?Vnジミヘン弾き!一朝一夕で練習した人とは角度がちゃうやろー!角度がっ!
(バンドで昔からやったりしてた)

・・・と思ったら


!!

!!!

峰(瑛太くん)すげー!もっと上がってる(笑)ほぼ垂直やん。
表情も原作の峰そのまんまやー!

やはり、ここは役者さんだなぁ…というところでしょうか。。全てにおいて敗北..orz
指の形も下手に弾いているより絵的には美しい気もしますねー。
(って、結構ちゃんと弾いてましたけどね。瑛太君)

うーん。さすが。俺もステージパフォーマンス的な部分では見習わなきゃいけないなぁ。



峰「Rockなオケこれ最強!」

イェー!な演技中。


千秋「みんなつべこべ言う前に譜面通り音を鳴らせ!」

シューン。。(笑)


千秋「とにかく週明けまでに各自・・・」

「せっかくいい雰囲気だったのにねぇ」
っていう演技中。

今回のお隣さんは花付きフリフリカチューシャがトレードマーク?の
現役芸大楽理科在籍中という森朱理さん。
結構1話からオイシイところでちょこちょこ居ますヨ。
たまにお隣さん(同プルト)になります。

ちなみに、カチューシャは手作りらしいです。すげー。
注:普段からいつもしてるんじゃなく、俺の皮パン&チョーカーと一緒でドラマ用の
個性出し衣装だそうですので誤解?のなきよう(笑)

ちなみに、ドラマが終わってから判明しましたが、芸大に通っている
はとこの同級生でした(爆)

音楽業界狭いよー怖いよー。下手な事できません。。ってしてないけど。。



千秋「・・ちゃんと練習して来い(立ち去り)」

「うわー千秋怖ぇ…」という演技中



裏話


作ってみました!SオケTシャツ!場面

真澄「指揮者用にはスペシャルなバックプリントが…」



このスペシャルなバックプリント入りSオケTシャツは
3枚しかないそうです@POMさん談

ちょと欲しいかも?(笑)



千秋「ヘビ使いか!?お前ら。シメ殺すぞ・・・」

玉木くん、怖ぇ(笑)

なんか、ここは演じてる中でとり決まっていったかんじでした。
監督「玉木君、今の無表情なかんじ、逆に怖くていいよ!」
監督「うん!そんなかんじ!」とかって。


以下裏裏話?(ドラマの撮影方法についてとか台本についてとか)です。
4話とは直接関係あるワケではないので、興味ない方はこちら
からその2へどうぞ。


==ここで小休止 裏裏話?==


ドラマの撮りは俺は今回がもちろん初体験。で、他の現場は見たこと無いので、
もしかしたら監督や場面によって手順等は違うかもですが、
少なくともこの「のだめ」では基本的に下記のような順番でやっていました。

1.ドライ(通し演技@カメラとかはまわってない)
 ※撮りが始まる前(集合してすぐくらい+シーンが変わった時のはじめ)は
舞台での演技のように一度通してやります@2〜5回程度かな?
長さ的には1分〜3分程度で区切って@台本にシーンごとに場面ナンバーがついてて、
ほとんどの場合その1区切りまで
 例:前半で最初にオケが出てくる場面@ジミヘン弾き初登場のシーンの場合

オケが演奏している〜

峰が目配せをする〜

みんなが頷いてジミヘン弾き〜!

千秋「ストップー!何やってんだ!?お前ら」

峰「カッコイイだろ!?ちょっとROCKのテイストを入れてみたらどうかと・・」

千秋「ふざけんな!!そんなパフォーマンスする前に・・・」

峰「ベト7って偉大すぎてこんくらいやんないとつまんねーじゃん!」

ダーティーペア「確かになー。普通にやってもAオケには勝てねーし」

峰「だろ!?みんな、冒険しようぜ!ROCKなオケ、これ最強ー!」

俺ら「イェーイ!!だよなーだよなー」

千秋「時間がないんだ!いちいち口ごたえするな!!・・・」

萌&薫「千秋様、少しはまるくなったと思ったのに」

千秋「とにかく!週明けまでに各自・・」

千秋「定期公演まであと1週間…何とかしなくては(千秋立ち去る)」


ここで、次は裏軒のシーンになりますよね?なので、1シーン(つながりがある場面)
としてはここまでが1区切りになります。

ここまでを通して一気に演技するのがドライです。
(ちなみにこの部分の台本)
※デカかったので縮小してありますが、右クリック→画像を保存
してから開くと、それなりに文字も読めるかも?




7 同・ホール という部分が上記の場面の台本データです。

これは比較的長い方ですかねー…
(短いのでは半ページくらいのシーンもアリ)

ドライをする理由は正確にはきいてないけど、おそらくその後、数時間やる「撮り」の
大体の流れを見るのが一番の理由だと思います。

また、この時は監督他全員の関係者が取り囲んでやってます。
おそらくこの時に役者さんは各場面の心情や表情の確認をするのでしょう。
(後述しますが、実際に撮る時はかなーり細切れで撮影しますので、この確認がないと
どの場面をとってたんだっけ?とかってなるかんじもあるかも?あとはその世界に入り込むのにも
役に立ってた気がします@準備運動?的な)

また、監督は一度役者さんが実際に演じてみて、流れ的に不自然な場所等があれば
セリフや動きを少し変える…というような事をやるようでした。

そして、これも想像ですが、カメラさんとかはこのシーンではどの位置から撮ろうか…
とかをおそらく決めているんじゃないかなぁ?と。

(前日やその前にもある程度決めているようですが、台本の上にこのような※下記画像
書き込みがある台本を見ました@下記画像は現物。俺には意味が分からない説明書きとかもありますが、
カメラ位置やどういう絵を撮るか、どこを変更するか等が書き込まれているようですね
※同じく縮小されてますので、拡大画面を見るには一度保存してください)



今回の例にとった台本のシーン(書き込みが無い方の台本ね)ではドライ後の変更点的には、
峰「なんでだよ、曲の世界観を全身で表現してなにが悪いんだ!?」
の後、元台本では千秋のセリフは
「音で表現しろ!音で!それにこの『ベートーヴェン交響曲第7番』は…」
となっていますが、ドライ中に確か俺ら(演奏家エキストラ)から「あんま会話中では
長ったらしい正式名称では呼ぶ事少ないかもです。ベト7とか略すのが普通ですかね!?」
となり、じゃー、ここは「ベト7」にしましょうか…となり、本番前に変更になった
かんじだったかと記憶しております。
(その他、全部のシーンで…というワケじゃないかもしれませんが、直前にやるドライの他に
別日でリハーサル(通し演技的な)のがある時もありました。また、俺らエキストラは基本的にセリフは
ないので、参加しませんでしたが、役者さんの話によると台本をもちよっての読み上げ練習?的なものも
あるようです…)

その他、音楽的な事じゃなくても不自然になるセリフ等があったら適時軽く変更して…
というのをやっていました。


2.カメラ用意
(これが結構長いです(5〜30分程度)最初は何でドライ前とかに用意しとかないんだよ!
って思ったのですが、ドライで位置を決めたり、またドライ中にセリフが変わったりが
あった場合はこの時間を利用して役者さんがセリフを覚えなおすのかなぁ?とかも思いました)



3.テスト撮り

本番前にどのようにやるのかの最終確認(カメラがどういうアングルで映しに来るのかとか)、
カメラ自体の調子は大丈夫かどうか?(配線とかいちいちつなぎ変えるので…
1本でもコードの不備とかがあると撮れなくなっちゃいますからね。そういう確認という意味)
とかを見る為?に一度必ずテストをやっていました。
(この時に変更等があればまたちょっと相談したりもあった…かな?確か)


4.本番撮り

本番用の撮影をします。ここで誰かがNGを出したりすれば何度も本番をやります。
(のだめに参加したところでは10-20回NG、または監督から違う!が出てる事もありました…
もちろん、1発OKというのもありましたが)

(4-2.音声の別録り@シーンによりやらない時もあり)

これは撮影の現場に立ち会ってみるまで知りませんでした。
※4話で一番分かりやすいのは、おそらく最後(峰@軽くAオケ打倒しちゃったな〜)の場面。

例:こういう場合にやっていました。

峰「やっぱ高い所目指してるヤツって半端ないよなー」


この場面では奥に居る峰のセリフが一番大きく聴こえますが、それより手前に居る
俺らも色々喋ってる風ですよね?
これ、普通の家庭用ビデオカメラとかで撮っていたら無理な処理だと思いませんか?
(全員が普通に話していたら、峰より手前の俺らの声の方が大きく録れてしまうでしょう)

実は、こういうガヤガヤしている中で役者さんのセリフがある場合…というのが
主になりますが、主に一度目は普通に全員喋りながら撮ります。
(これで「絵」をとる?)

で、2度目に同じ演技ですが、役者さん等主要なセリフがある人「以外」は
口パクで音を出さずに演技します。
(ここで、役者さんの音声を「録る」@画面の見えないところにマイクをセットしています。
又、どうしようもない時はピンマイク(服の中に仕込むようなマイク)を使っているようでしたが)

実際にどちらをどうつなげるのかは分かりませんが(本放映を見てると場面によっても違うよう?)
「本当に音声がガヤガヤしている音と絵」+「役者さんの声だけが聴こえる音と絵」
という2つのパターンをつなぎ合わせてこういう場面を作っているようです。

で、こちらはおそらく絵的には俺らは口パクな絵です。確か。

撮影に参加した最初の頃は口パクで喋ってる風な演技ー!?
話しもできない状況でどう演技すればいいの!?何十秒も演技続かねーよ(笑)
って戸惑ったのですが、何度も何度も経験したので、この時は結構慣れきってました(笑)

俺、この場面では口パクで喋ってるふりしてるだけって最初で気付いた方居ました??


5.役者さん、監督さん他の録画チェック

本番撮り(NGなしのOKテイク)が終わるたびに役者さんが何処かへ行きます(笑)
最初、役者さんって休憩頻繁にとるなー…なんて勘違いしていたら、どうやらこの確認を
しにちょこちょこ裏へ行っているようでした(;^_^A
(カメラと一緒で演じている場面にそれらの機材が見えてはいけないので、基本的に隣の部屋や、
結構離れた場所に設置してありました。そこまで役者さんはいちいち確認に行く@ので数分かかる場合アリ)

録画チェックは自分の演じた姿を(さっき撮ったもの)すぐに確認し、何かマズイ絵がないかどうか
チェックするようです(あまりなかったですが、ここで監督さんや役者さんがダメだと判断すれば
また現場に戻ってきて本番となります)
@俺らエキストラや、ちょっとした小さい役の方はこれが出来ない
(自分がどう演技したのか見れない=自分の演技に関してOKかNGかを出す権利がない?)
ようでした。

基本的にSオケの楽器を吹いている役者さん系(峰・真澄ちゃん・桜ちゃん辺り以外)は大概※
このチェックには行ってませんでした。こういう所にも役者さんとしての地位とか
立場があるんだろうなぁ…とちょっと上下関係?を垣間見た気分(笑)

※セリフがあるシーンの時は確認に行ってたかも??


6.カメラ位置変え

この仕組みも撮影の現場に立ち会ってみるまで知りませんでした。
普通に一視聴者としてドラマとか見てるとカメラ2-3台でただ舞台のように
演技しているのをとってるのかなぁ?と思われがちですが(というか、俺はそうかと思ってた)
実は、実際に放映されている画像は通し演技(カメラ一台で一気撮り)という事の方が少ないようです。

例えば…例:ジミヘン弾き初披露…のシーン。

この↓シーンはご覧の通りオケの裏側を通して指揮する千秋をとっていますよね?


で、ジミヘン弾きをして「お前ら何やってんだ!?って顔を千秋がするシーン」


これって、少し考えれば分かりますが、峰と千秋の間にカメラがないと撮れない絵ですよね!?
(峰の席から見た千秋のアングルに近いですからね)
でも、上のオケ裏からとっている画面ではカメラらしきものはない。。

また、別のカメラアングルとしては千秋を背中越しに撮っている絵↓


これも、本来一回撮り?だったらあるはずの、俺らのすぐ後ろ(オケの裏側から千秋を撮るカメラ)
や千秋の左隣(峰からの千秋目線)カメラがない。。


そう、こういう場合がカメラの位置変えをして撮ってつなげる事により
はじめて作れる絵の代表例??のようです

何度も何度も同じ演技をし、カメラ位置を変えてはまた同じ演技をし…という。
上記の3枚の場合…

1.まずはオケ裏から全体像
2.その次に峰と千秋の間にカメラを入れて主に千秋の表情等をとるアングルで
3.今度は千秋の背中ごしに俺らの表情を表から撮るカメラアングル

と最低でも3回のアングル変えをして演技したものが複雑に入り組んで
つながっています。

※これをやって気付いたのが、生放送の音楽番組なんかでは、同じように
背中越しに観客が映ったり、ボーカルのアップだけがうつったり、
バンドの他の楽器が映ったりと方向転換はしますが、うろちょろ動き回るカメラが
映ってたりしますよね!?でも、ドラマではそういう事がない。。
それら(カメラが映ってしまうこと)を避けながらそういう絵を撮る為には、
何回も演技をしての撮りが必要なようです。

ドラマとかって一瞬のシーンにもこんな苦労が隠れてたんだな…と初めて気付きました。
また、これらを上手くつなげて本当にそこでリアルタイムに演じていたように
つなげる画像編集さんの技術や、画面の取捨選択をする監督さん他、スタッフさんの
技術ってすごいなぁ…と思いました。

というわけで、2〜6までを最低2回(裏と表※)くらい
繰り返して撮るのが普通なようでした(場面によっては上記のように3アングル、またはそれ以上)
※顔を映す側と背中越しの側

もちろん、全てのアングルが別撮りというワケではないですけどね
@カメラが映り込まずに撮れる絵は数台で一気に撮る様子。
大概2台〜4台程度で撮影していました。


正直、初めて撮影をした時は気の遠くなるような作業に感じました。


と…裏裏話の最後に、さらに気を遠くさせる?お話を。

コレだけの長い行程ですが、実はこれで終わるのは台本で半分〜2ページ分程度。。
そして、テレビドラマの45分程度の台本ってページ数で言うと100ページ近くあります。

つまりは、この上記作業を50〜200回程度やってはじめて1話の撮りが終わるわけです。
この後さらに編集や音声合成、CG作業等が残ってるんでしょうから、本当に
ドラマや映画の撮りって大変だな…と思います。

監督さんとか命削ってるな・・ってかんじでした(笑)
(毎日睡眠1-2時間だよ(笑)とかって言ってた。いや、でも現場をずっと見てたけど
本当だと思う。そうやらなきゃ終わらないよ、アレ。って感じでした)


その2へ・・・