My Love Is Rotten To the Core
Tim Hecker

Substractif [Subsf04]
2002, CD, Canada

1. Introducing Carl Cocks (8:32)
2. Sammy Loves Eddie Hates David (2:50)
3. Hello Detroit (7:24)
4. Midnight Whispers (0:59)
5. The Return of Sam Snead (5:03)

 モントリオールで行われたライヴイベントの音源を元に構成された一枚。
 編みタイツ姿、片手にコーラ(ビール?)を手にしたデイヴ=リー・ロスがこちらを見つめています。ヴァン・ヘイレンをズタズタに解体してヘッカー流のノイズ・アンビエントに仕立て上げていきます。
 別なライブではモトリー・クルーの音源も使っていたようです。80年代中盤、幼少期に流れていたこの手の「産業ロック」に対する捩れた愛憎がないとここまで出来ないよな、という気はします。
 リフのサンプルが分裂し、自己破壊をはじめるT1は非常に格好良いかなと思います。『ミラージュ』、『ハーモニー・イン・ウルトラヴァイオレット』でより洗練されていく手法ですが、さかのぼっていくとこの曲に辿りつきます。
 ヒリヒリした喧騒感が作品の最後まで続いていて、集中して聴いているとかなり疲れてしまうのも事実。YouTubeには動画付きで投稿されていましたが、映像と組み合わせた方が面白いかな、と思います。
Van Halen (Eruption) And Tim Hecker / YouTube
「ヴァン・ヘイレン&ティム・ヘッカー」