Ultramarin
Jetone

Force Inc. Music Works [Fim-1-053]
2001, CD/LP, Germany

1. Aerial Red (6:09)
2. Mtl Bass (3:45)
3. Octan (5:55)
4. Static (3:15)
5. Phoedra IV (5:47)
6. Thousand Oaks (5:55)
7. Phoedra II (4:08)
8. Only Then (2:31)
9. Spectres (4:45)
10. Untitled (5:37)
11. Fkstrtowr (3:30)
12. Dakkar (5:48)

 フォース・インクから発表され、現在でもジュトーン期の代表作とされている一枚。
 やや軽めの打ちこみサウンドにサラサラした感じのノイズをかぶせていく発想が確立された作品で、06年の『サンダウンe.p.』も含めて「ジュトーン」音楽のアイデンティティがはっきり固まった内容になっています。
 その意味でT1「エアリアル・レッド」は代表曲。デビュー作に比べてリズムが野太くなり、フロアでの使い勝手が良さそうな曲が並んでいます。
 逆に前作にあった綺麗目の雰囲気、メロディアスな側面が後退してしまい、曲によってはかなり単調に聞こえてしまうのも事実です。
 ノイズ寄りアンビエントな楽曲も2つ(T4、T8)収録。8曲目の醒めた感触は次の『ハウント・ミー』の予告編、といった感じでしょうか
 正直ジュトーンのベスト作品とは呼びにくいかな、とは思います。01年〜02年に単発で提供された楽曲や『ライヴ・イン・モントリオール』の方が音として刺激的なので。この後でもう一枚フォース・インクかミル・プラトーで作品が出ていたら凄かったはず。