Autumnmonia
Jetone

Pitchcadet [cadet09]
2000, CD, US

1. Sandstrings (1:50)
2. Fukfunk (8:21)
3. Flowers No. 4 (5:38)
4. Marilyn Chambers (6:02)
5. Heatdeath (2:08)
6. Fresh (7:09)
7. Sputtertones (1:26)
8. Diamonds No. 3 (6:05)
9. Huntington (5:37)
10. Shear/Refract (6:29)
11. Meltdown Skyline (5:16)

 00年に発表されたデビュー作。模索期・習作期の作品を収めた一枚で、後に様々な形で発展していくアイデアのマトリクスにもなっています。 
 冒頭の「サンドストリングス」。柔らかなシンセ音の起伏は紛れもなくヘッカーの鳴り方をしているのですが・・・粒子状に拡散していくノイズの処理がないです。グラニュラー・シンセ導入以前、機械音は普通に艶やかな響き方をしています。
 T3で一曲だけホワイトノイズ風の処理を聞くことができます。カサカサした乾いた感じなので最近の音とは若干違いますが、この音を突き詰めていくと『ハウント・ミー』になっていくのかなとは思います。 
 作品全体としてはアンビエント50%、四つ打ち50%程度。シンセ音がハウス風の湿り気を帯びている四曲目など、習作期にしか聞けない珍しい音使いも混ざっていたりします。
 ジュトーン暦00年。曲によって間延びしている印象が強く、個々のアイデアが思ったように実現してこない歯がゆさが残ります。それでも未完成のまま放置された才能の破片はあちこちに散らばっています。