ABCで見るフレンチ・ポストロック
[作成中]
L'ABCdaire du postrock français

 だいぶ充実を見せてきたかなという00年代後半の仏ポストロック界。オンライン・ネットワークを通じてリスナーも次第に拡大中。


A Absinthe (Provisoire) - "Alejandra" [2006]
アプサント (プロヴィゾワール) - 『アレハンドラ』
ラーラ・ラヴリーフェスで健闘していた2人組。メランコリックなアンビエント系ポストロック。味わい重視の感じでしょうか

B Berg Sans Nipple, the- "Along The Quai" [2007]
バーグ・サンズ・ニップル (ベール・サン・ニプル)
新譜がでました。米仏混在のエレクトロニクス・デュオ。温かみのある独特な音作りに一度はまると脱出不能。

C Clara Clara - Self Titled
クララ・クララ - 『セルフ・タイトルド』 
リヨンを拠点にしたチェンバー系の3人組。コンステレーションに近いアングラ色強し。

D La Diagonal du Fou- "La forme du vent" [2006]
ラ・ディアゴナル・デュ・フ - 『風の形』
パリ拠点の3ピース。昨年自主発売されたEPがあちこちで評判に。硬派な音作りと豊かな表現性が魅力。

E Enregistré par Steve Albini
"Ephemera's Workshop"
アンレジストレ・パル・スティーヴ・アルビニ
『エフェメラズ・ワークショップ』
ライトなタッチのハードコアですが音に癖があってポストロック系のリスナーに人気。「アルビニ録音」のバンド名よし。

F Fago:Sepia - "Demo CD-R" [2004]
ファゴ:セピア - 『デモCD-R』
味のあるしなやかなフレージングが素晴らしいインスト系の4ピースバンド。Do Make Say Thinkに近いタイプ。

G "Ghetto Blaster" - Chevreuil [2001] 
『ゲットー・ブラスター』 - シェヴリル(シュヴルィユ)
ギター+ドラムのフォーマットをフランスで大流行させた張本人。ジャンク系の音を新世紀感覚で甦らせた決定的名盤。

H H.U.G.E -
"Hanging Up General Entertainment"[2006]
H.U.G.E.
『ハンギングアップ・ジェネラル・エンターテイメント』
デジタル系のビートと生音をセンスよく組み合わせたインストバンド。06年デビュー組では一番。Hoodっぽい鳴りもします。

I Immune - "Sound Inside" [2006]
イミューヌ - 『サウンド・インサイド』
生音重視、エレクトロニクスを加味したアンビエント寄りプロジェクト。新作はジョシュア・トレブルのStillより。

J Jarring Effects [label, Lyon]
ジャーリング・エフェクツ
リヨンを拠点としたアングラ・ヒップホップ系レーベルでEz3kielの配給元。ポストロック愛好家が好むタイプの音。

K -

L "La Lame du Mat" - Cheval de Frise [2005]
『ラ・ラーム・デュ・マ』 シュヴァル・ドゥ・フリーズ
ドラマー脱退で解散してしまったアコーステック・マスロックユニット、強度とエレガンスを兼ね備えた最終形態。残念。

M Mon - "Mon 2004" [2004]
モン - 『モン 2004』
悲劇感あふれるメロディを切々つづっていく歌ありのチェンバーロック。2枚目の『Mon 2006』よりこちらが好き。

N Neko - "Ghost Tracks" [2006]
ネコ - 『ゴースト・トラックス』
リールで活動している3人組。クリアトーンとバースト系のギターを交えた正統派。リフの組み方が上手いです。

O "Our Hands" - May Fly [2006]
『アワ・ハンズ』 - メイ・フライ
小雨の風景。深い情熱と物静かな憂鬱を湛えた一枚。男女ツインボーカルで奏でられる仏スロウコアの秀作です。

P Percevalmusic - "Viescolaire" [2005]
ペルセヴァル・ミュージック - 『ヴィ・スコレール』
シェヴリルのサイドプロジェクト。大ナタを振り下ろすジャンク・ロックの鳴りをバロック風の装飾で味付けしてみました。

Q -

R Rien - "Requiem Pour Des Baroqueux" [2003]
リヤン - 『レクイエム・プール・デ・バロコ』
怜悧な質感と奇妙な音遊びを交えたインスト・ロック。現地の玄人衆の間で評価が高い。無料DL可。新譜が出そう。

S Schéol - "9 seconds"
スケオル - 『9セカンズ』
ジョイ・ディヴィジョンmeetsインディトロニカ?覚醒感のある旋律とモダンなポストロ・サウンドが上手く融合しています。

T Tante Félipé - "Point de croix" [2006]
タント・フェリペ - 『ポワン・ドゥ・クロワ』
ブルターニュ在住、アヴァンギャルド寄りのチェンバーロック・ユニット。無茶な展開が超格好よい。

U Ulan Bator - "Ulaanbaatar" [2007]
ウラン・バトール - 『ウラアアンバアタール』
パーマネント・ファタル・エラーに発展していくジャンク系老舗。仏ポストロックのルーツ。リュミナンスから拾遺集出ます。

V "Viento del Este, Agua Como Peste" [2005]
- Radikal Satan
『ヴィエント・デル・エステ、アグア・コモ・ペステ』
ラディカル・サタン
アヴァンギャルド+タンゴ+パンク。あふりらんぽとかにせんねんもんだいとかあっち系。ある種の優れた時代の音。

W "We Deny This" - Acetate Zero [2006]
『ウィ・ディナイ・ディス』 - アセテート・ゼロ
半ば仙人と化しつつあるベテラン・シューゲイズ・バンドのライヴ盤。時とともにこなれていく熟成型。大器晩成のはず。

X -

Y Yelho - "Split, Pfandzaa-Tim-Yelho" [2005]
イエロー - スプリットEP
パンク系の流れで登場した疾走感、エッジ感重視のインスト・バンド。現地でもやや埋もれ気味なのが惜しい。

Z -