2011年旅行記
■9月17日

雨の中、奥州を出発。八戸に着くとさらに雨足が強くなり大雨に。22:00発のフェリー
に乗船。夜中に目が覚めて、1時間半ぐらいしか寝れませんでした。


■9月18日


朝7:00 苫小牧港着。雨が降っています。この雨は網走に着くまで止むことが有りませ
んでした。寝不足に加えて雨、辛い旅の始まりです。


苫小牧東から高速に乗り夕張ICへ。夕張から占冠。トマムを横目に北上を開始。
前回帰省時は帯広方面に抜けて行きました。



最初の目的地は富良野の富田ファーム。鮮やかな花畑ですが何かが足りません。



サルビアです。紫の花もラベンダーではなくサルビアです。



ラベンダーは7月で刈り取るそうで、温室のみで観賞できます。少し淋しげな感じ
です。


この後は美瑛→旭川と進みます。予定では美瑛でケンとメリーの木、セブンスター
の木、マイルドセブンの丘、旭川で旭山動物園に寄る計画でしたが、雨と疲れで先
を急ぎました。



旭川市内。目的地の網走まであと201km。


■9月19日


この日は網走近郊をまわる。まずは実家付近の高台から、知床半島を眺めてみる。
雨こそ止んだが、ご覧の通りの曇り空。知床半島も雲を被っています。



網走を代表する景勝地・天都山。その中腹にある「はなてんと」に初めてきてみた。
鮮やかな花が広がっています。



天都山のオホーツク流氷館展望台からみる知床半島。右に斜里岳、中央付近に海別岳。



流氷館では流氷の寒さを体験できたり、流氷の妖精・クリオネも見ることができます。



Twitterを見るようになってから知った「めるへんの丘めまんべつ」。網走の南隣・
大空町(旧女満別町)にある丘。季節によっていろいろな景色を魅せてくれます。



夜は恒例のかに三昧。毛ガニとズワイガニ。



日本酒で茹でたタラバガニ。


■9月20日


知床は何度か訪れているが、せいぜいウトロまで。知床峠に来るのは初めて。
峠から見る羅臼岳。



そして、海の向こうに幻想的な島が見える。北方領土の国後島。峠からはこの巨大な島
全てを見る事は出来ない。



ということで、知床峠から羅臼へ徐々に降りていく。次第にその全貌が見えてくる。



羅臼方面から見た国後島。かすかに建物も見える。



羅臼方面から見た知床連山。



標津方面へ。野付半島が見える。高さが無いのでわかりにくい。
尾岱沼まで行ったところで引き返す。



尾岱沼から一直線で向かったのは小清水の原生花園。オホーツク海と涛沸湖に挟まれた
所にある。網走国定公園の中でも最も美しい見どころの一つ。



はまなすは原生花園の中でも代表的な花。さすがにこの時期は探すのが精一杯。



いろいろな花が咲いていますが、見頃はやはり6〜7月でしょうか?



展望台は360度どこを見ても素晴らしい景色。他の客もこの景色に凄いを連発。
東を見ると涛沸湖と斜里岳。



南に涛沸湖と藻琴山。



北東にはオホーツク海と知床半島の海別岳。



さらに北の方角を見ると、オホーツク海と知床岬。網走からは岬まではなかなか
見えないが、ここまで来るとよく見える。



西はオホーツク海と能取岬。韓国や中国の映画のロケが行われ、日本よりむしろ
海外によく知られた岬。


■9月21日


この日は網走市内でのんびり。網走は北緯44度東経144度。特に北緯44度線はピッタリと
網走を通過する。



網走に来るとこの橋を渡らずにはいられない。



網走川は網走湖から網走港までつながっている。ここにニポポ人形。



公衆電話の上にもニポポ人形。



ある意味、最も網走を象徴する建物・網走刑務所。



中の建物もすっかりと綺麗になっている。



4年前建設中だった建物も完成。部屋は埋まったのだろうか?



網走川の下流にある帽子岩。裏側からじっくり見るのは初めてかも知れない。



網走川の下流はかっては漁港として栄えていた。漁船員だった父の仕事場。
多量の魚を馬車で運ぶ姿が懐かしい。港は場所を移し、今は道の駅ができて、
流氷砕氷船の乗り場にもなっている。
僅かに見える高台に実家がある。


■9月22日

台風15号が北海道を通過。台風に逆行する形で網走を出発。
美幌峠は屈斜路湖全体を見渡す最高のロケーション。しかし、風が強すぎて傘が破壊。
霧も濃く、写真は全く撮れず。


美幌峠から和琴半島まで下ると、なんとか湖の姿が見えてきた。湖をすぐ近くで見ることが
できるが、屈斜路湖が大きすぎて全体を見ることはできない。



霧が凄いので摩周湖はあきらめて阿寒湖に移動。遊覧船が出ていたが、お客さんは
少なめ。



阿寒湖と言えば天然記念物のまりも。最近はまりもっこりの方が有名に。
欲しい方は先着2名まで(手渡しできる方)。



秘湖中の秘湖オンネトー。天気が悪く、目の前に見える筈の雌阿寒岳と阿寒富士が
全く見えない。



足寄駅。随分と立派ですが、力のある方が住んでいるのでしょう。



帯広競馬場。残念ながら門別開催なので、場外を1Rのみ購入して退散。


翌日、苫小牧からフェリーに乗って無事帰宅。


以上