第23回すずらん賞


第23回すずらん賞[特別] サラOP ダ1600m
7月2日(日) 水沢競馬場  10R 右回り  10頭 良馬場
賞金  1着400.0万円  2着120.0万円  3着68.0万円  4着52.0万円  5着40.0万円

□結果

着枠馬 馬名        騎手    馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
189 ランニングメイト  菅原勲   490(-5)  1.41.9          1166    1101
255 バンチャンプ    佐藤雅彦  487(-6)  1.42.0  首      4146     946
333 グローバルゴット  千葉淳志  521(-7)  1.42.6  4        352     424
4810 ビッグヘリオス   小林俊彦  453(+8)  1.42.9  1.1/2    140     135
578 イスズパワー    南郷家全  485(-8)  1.43.3  2.1/2     38      72
666 マルケイゲイン   村松学   457(+11) 1.43.8  3        893     564
711 シリアスゲーム   山本裕次郎 450(-6)  1.43.8  鼻        26      37
822 タイキインパルス  村上忍   516(+5)  1.43.9  3/4      201     150
977 ハセノヒカリ    谷地勝則  500(-5)  1.44.1  1.3/4     58     150
1044 サカモトデュラブ  関本浩司  440(-2)  1.49.2  大差      53     117

□払い戻し

 単勝式      9  450円
 複勝式      9  110円
          5  110円
          3  150円
 枠番連勝複式 5−8  200円
 馬番連勝複式 5−9  270円
 馬番連勝単式 9−5  780円

□コメント

 蒸し暑さがさらに増す水沢競馬場で南部杯の予選の予選すずらん賞が行われた。昨
年度代表馬バンチャンプが1番人気、駒形賞馬ランニングメイトが2番人気、東北優
駿馬マルケイゲインが3番人気となった。尚、イスズパワーの佐々木忍騎手は負傷欠
場のため南郷家全騎手に乗り替わった。

 4コーナーポケットからのスタート。大方の予想通りサカモトデュラブが先手を取
り、グローバルゴット、バンチャンプが続く。シリアスゲーム、マルケイゲインと続
き、中団6番手の内にタイキインパルス、中ハセノヒカリ、外ビッグヘリオス。直後
にランニングメイト。ポツンと離れた最後方からイスズパワーといった態勢。向正面
ランニングメイトがロングスパートをかけ、どんどん上がって来る。3コーナー手前
でサカモトデュラブが失速すると、グローバルゴットが先頭に立ち、バンチャンプが
続く。その直後に早くもランニングメイト。4コーナーで前3頭が並ぶ。直線に入る
とランニングメイトがまず抜け出すが、バンチャンプも食い下がる。グローバルゴッ
トはついて行けない。内バンチャンプと外ランニングメイトの争いは、終始ランニン
グメイトが首ほどリードを保ちそのままゴールイン。

 ランニングメイトは4歳デビューで谷地騎手で楓賞を制し、ダービーグランプリの
秘密兵器と言われたが、オータムCは脚を余しての2着で出走に届かなかった。5歳
時は特別二つを制したがA級に到達したのはシーズンオフ。今期は開幕からA1級で
走り、勝ち馬を遙かに凌ぐ豪快な末脚で差しきりながらいずれもゴール板後という2
着を2回。前走はチアフルマスターを並ぶ間もなく差しきっていた。素質の高さは以
前から注目されていたが、6歳という年齢からもさらに上積みが期待される。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    ランニングメイト
 性齢    牡6
 毛色    鹿毛
 父     クリスタルグリッターズ
 母     ノーブルママ
 母の父   ノノアルコ
 クロス   Nasrullah 4*5父系, Nearco 5x5, Native Dancer 5*5母系
 騎手    菅原勲
 厩舎    盛岡・小西重征
 馬主    (株)岩手富士サラブレッド育成センター
 生産者   平取・黒川初男氏
 通算成績  22戦13勝、2着7回、3着2回
 主な勝ち鞍 特別:1998年度楓賞     水沢・ダ1600
       特別:1999年度ジューンC  新盛岡ダ1600
       特別:1999年度駒形賞    水沢・ダ1900
       特別:2000年度すずらん賞  水沢・ダ1600