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instant karma

〜 人よ 考える葦であれ 〜

自らの力の無さを悔やむ事しか出来なかった悲劇・・・世に言う
”イラク戦争”

ここでは戦争当時、当BBSにて私が呼び掛けた言葉
そして、それに反応して頂いた方々から寄せられた真摯な御意見に感謝し
ささやかながらその一部を掲載させて頂きます。

現在我が国では悲しい事に、この問題さえも一過性のワイドショー的な話題とされつつあります。
しかし、このページに触れる事により今回の悲劇、そしてそれらに纏わる様々な問題を
”消費されるだけの感情”
という無意識な残像ではなく
”人として常日頃より留め置くべき命題”
と認識し、せめて皆様の心の片隅にでも残して頂ければ幸いです。

また、今にして思う新たな御意見・御感想などもお待ちしております。
お気軽にBBS・メールにてお寄せ下さい。

ここに日本国民の大半が目を背ける”イラク戦争の現実”があります
http://www.robert-fisk.com/iraqwarvictims_mar2003.htm
注:心臓の弱い方などにはお勧め出来ませんが
決して目を背けて欲しくない現実でもあります

K’
【私はアメリカを支持しません】

私はこれまで何度となくアメリカに対する皮肉を冗談まじりに使ってきました。そんな私が公共の場であるBBSで意見を述べるべきか悩みましたが、やはり今回の戦争について触れない事は自分を偽る事になると考え、若輩者ではございますが一筆啓上させて頂きます。

私はアメリカ(=ブッシュ)を支持しません。とはいえイラク(=フセイン)を支持するわけでもありません。両者には支持をさせるだけの理由が無いからです。当然、一番には戦争という選択肢を支持しない考えがあります。
今更戦争における虚しさや愚かさを語らずとも、人間として皆様は御承知と思いますので省きます。
イラクの自由作戦…またしてもアメリカは自己の行動の責任を他人に押し付けています。こんな作戦名を付ける時点でアメリカという国の性質が如実に現れているのではないでしょうか。自分の為には他人をもいとわない完全なる自己主義…それがアメリカという国の真実、それが彼らの言う”アメリカン・ドリーム”の正体に他なりません。そしてその責任は自分には無いという押し付け…アメリカ曰く、今回はイラクの為に戦争してあげるわけです。もういい加減にしてください。
軍需産業の上に成り立つ国家が平和を説かないで下さい。
「最新」「精密」「高性能」をメディアで連呼・アピールし、常連客であるイスラエル及び中東各国への”新兵器プレゼンテーション”代わりに人を殺さないで下さい。
アメリカ経済連の支持欲しさに、以前からの経済連の要求「原油価格の安定を」の為に略奪・侵略しないで下さい。
”正義”という幻想から目を覚まし、自分の正義がグローバル・スタンダードだという侮辱的考えを捨てて下さい。

誰の心にもその人なり正義はありますが、正義には形も無ければ基準もありません。極めて言えば此の世に”完全なる正義”など存在しないのです。ブッシュは「イラクへの制裁は神の啓示だ」と言って作戦を発動しましたが、その理念にアルカイダのジハードと何の違いがあるのでしょう。これまで世界各国に撒き散らした自らの過去の過ちを棚に上げ、今回も自己利益のため国家犯罪に手を染める…やはりアメリカが法治国家なのは自国内に限るようです。アフガンの時は”やられたらやり返す”報復戦争、今回は”やられる前にやる”という国連決議を無視した戦争…”疑わしきは罰せず”とは法の精神ですが、今回改めて”無法国家”ぶりをまざまざと見せ付けられた気持ちです。彼らはイラクを”悪の枢軸”と称しましたが、アメリカこそは”愚の骨頂”と銘打てるのではないでしょうか。

だからと言って安に”戦争反対”のみを訴える抗議者にも問題はあります。アメリカは90%利己主義で動いていますが、このままイラクを放置する事の危険性を感じての行動である事も少なからず確かなのです。安に”戦争反対”という言葉に酔い、イラクへの対応を懸念し忘れがちな人達も少なくないでしょう。かくいう私も恥ずかしながら今は”国連査察の強化・継続”程度しか思い浮かばないのですが、対等の立場としての対話・交渉が出来ておれば道は開けたはずです。そもそも国連とは第2次大戦の戦勝国ばかりが常任として設立された機関であり、”官軍”の彼らが世界統治の為に発足させたといっても過言ではありません。そんな彼らに発展途上国との対話上、非は無かったと言えるでしょうか。その上その中心として君臨するアメリカが今回の”国連決議違反”とも言える行動を取っても成す術も無く…今回アメリカ・イギリス対フランス・ドイツという”ドル対ユーロ”の図式で利害関係が現れた形になりましたが、果たして国連はアメリカ・イギリスにペナルティを科す事は出来るのでしょうか。国際連盟が2次大戦を防げず崩壊したように、今は国際連合の存在意義が問われています。

そんな中で我が国”日本”は早々(?)とアメリカ支持を打ち出しました。今まで通りアメリカ論理で行動しておけば国連決議の賛成を得られると踏んでの計算だったのでしょうが、意に反して今回は”決議違反”の片棒を担ぐ事になってしまいました。これは小泉総理も予想していなかったでしょう。しかし、遅かれ早かれ元来タカ派である小泉総理が”戦争支持”を打ち出すのは当然の結果とも言えます。任期中に次から次へと不幸なほどに国際問題に襲われる総理を気の毒にも思いますが、やはり戦争の悲惨さを国家単位で知る戦敗国として、そして”アジアの日本”としての行動を取って欲しかったというのが正直な感想です。しかし、すでに国家犯罪である”戦争”を仕掛けるような国の国民、に私はされてしまったのですね。ただ、その事を我が日本の国民はどの程度意識しているのでしょう。マスメディアを通じても、あたかも他人事のように、まるで野球の実況中継のように戦争の途中経過を報告するばかり…民放に至っては平常通りのバラエティやドラマが流れています。これは俗世間に充満する”事勿れ主義”、もしくは”触らぬ神に祟り無し”とでも言いたいのでしょうか。確かに情報としてはアメリカ・イラク双方の”プロパガンダ”で信用の置ける情報は乏しいわけですが、それすら僅かなニュース番組中に放送されるだけでは混迷を増すばかりです。果たして日本のマスメディアは事の重要性をどれだけ伝えられ、また国民にはどれだけ伝わったのでしょうか。

イラク攻撃開始直後の緊急報道でNHKのドラマ(おしん再放送など)が差し代わりました。それは当然の事なのですが、そのドラマの差し替えや再放送の要求云々についてNHKには2700件もの問い合わせが殺到したようです。私はそれを聞いて我が耳を疑いました。そのリアルタイムの報道こそ本来マスメディアの在るべき姿なのではないですか…我が国の国民レベルの低下を見せ付けられた出来事でした。

私は偉い人間ではありません。身体を張った反戦活動やデモをする勇気や行動力もなく、所詮ここで愚痴を並べるだけの偽善者なのでしょう。しかし戦争をする人間・させる人間、そしてそんな人間・国家の為に人を殺させられる人・殺される人、最後に涙で濡れる人達を憂う気持ちを持ち合わせていました。私の行動はただの自己満足に過ぎませんが、その非難を省みず書かざるを得ない衝動に駆られたのも事実です。
戦争は最も愚劣な犯罪です。戦争をする者も支持する者も、そしてソレに無関心な人達も同罪です。私はそんな人達より少しでも人間で在りたい、と一筆啓上いたしました。

長々と失礼致しました。言葉足らずで誤解を招く表記も多いと思いますが、皆様の御意見もお待ちしておりますm(__)m
ジェイさんからの投稿
【アメリカを支持できません】

日本は過去に「欧米列強の植民地支配から、亜細亜を守る!」と言って出兵し、アジア諸国で殺戮を繰り返しました。そして、アジアを解放すると言いつつ、地図には侵略した土地を本土と同じ色で塗りつぶして、つまりは植民地支配を続けていったわけです。国家の大義名分には今も昔も差はありません。アメリカも「独裁者からイラクを解放するための戦争」と言ってます。
確かに、イラクの国民は独裁政権により、ある意味虐げられた生活をしてる面があるので、民主化も必要なことかもしれません。国連と言えど内政干渉をすることはできないので、強権発動以外の方法がないのも確かなのです。
しかし、それはたくさんの死者を出し続けてまですることか?別の方法は必ずあったんです。

よく戦争支持派の日本人が「北朝鮮が攻めてきた時にアメリカの力が必要だから、今はアメリカに従わなければならない」と言ってますね。こんな程度の認識で、イラク国民を殺す片棒を担いでいることに気づいているんでしょうか?自分は戦争に行って人を殺しているわけではない、と誰もが考えているでしょう。でも、戦争を支持するということは、イラクの国民は死んでもかまわないと発言しているのと同じことです。爆撃を受けているイラクの民がこの発言を聞いたら、どう思うでしょうか?
先に述べた、このような認識とはみんなが「日米安保条約」を忘れているからです。小泉首相でさえ忘れているようですから。アメリカを積極支持しないとアメリカに守ってもらえないという政府の言い訳は嘘です。ほっといても、有事の際はアメリカが行動するのが日米安保です。逆にアメリカが日本を守らない時は、世界中の国が自国から米軍を追い出すでしょう。各条約があるから、世界の国は米軍の駐留に賛成していたわけですが、もし、これが守られないと知ったら、米軍にはどの国も税金を出すわけがないのです。
いざという時の番兵としてアメリカの存在を認めてきたんですから。
内にかかえた番兵が敵だと知ったら、誰もそんな危険な存在を認めませんよ。
国家は持ちつ持たれつ、たかがそういう関係でしかないのです。
アメリカはついに、殺戮の新世紀の扉を開いてしまいました。
国連の意思に反して、国家がいつでもどこでも人を殺してもいい時代が来たんです。新たな独裁者の誕生です。ローマ帝国、イスラム帝国、十字軍、ナポレオン、ナチス、そしてアメリカ…新たな殺戮の歴史のスタートです。


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