虹
また いつもと同じ
退屈な日々が流れ出す
この 生きてきた時間(トキ)は
行くあてもなく彷徨って
春が過ぎ 夏を待って
人恋しい秋が訪れて
白い冬 広がる星
ぼんやりと季節眺めていた
雨上がりの空 見上げて
瞬きをするのも忘れ
奪われた視線の先は
虹が浮かぶ
もっともっと自分の事
信じてあげられるのなら
アノ橋を渡る事さえ
夢じゃない筈
そう 迷って嘆いて
後悔ばかり繰り返す
この あなたとの愛は
中途半端に消えていった
すれ違う淋しさとか
身も心も満たされないとか
ひとしきり慰めては
夢心地 しずく溢れ出す
両手いっぱい抱えた夢
アノ橋と重ね合わせて
心に潜めた情熱を
青く燃やして
虹色に染まった橋の
向こう側へ進む道は
何処までも遠く広がり
遥か続くだろう…
春が過ぎ 夏を待って
人恋しい秋が訪れて
白い冬 広がる星
ぼんやりと 季節流れて
虹色に変わる
雨上がりの空 見上げて
瞬きをするのも忘れ
奪われた視線の先は
虹が浮かぶ
もっともっと自分の事
信じてあげられるのなら
アノ橋を渡る事さえ
夢じゃないわ
虹色に染まった橋の
向こう側へ進む道は
何処までも遠く広がり
遥か続くだろう…