@sound.jp [PR]  音楽ニュース  音楽の仕事  メンボ  音楽教室  ライブハウス  スタジオ  楽器  食べログ  Android MP3

フリーター漂流



研究開発が企業を変える―Dynamic R&Dフリーター漂流勝ち組の人材マネジメント―スターバックス急成長を支える自律型組織に学ぶ面接官の本音 2008日米資格4冠王の超スピード学習法自分が好きになる 自信がわく 願いがかなう 夢ファイル儲かる(オンリーワン)企業の新常識―モノ作り「最強の現場」に見る「会社を変える」人材開発 プロのノウハウと実践 (光文社新書)すぐできるサプリメント起業術―健康ビジネスで経営デビュー火葬場より。―女子大生のしみじみノート


フリーター漂流
フリーター漂流

ジャンル:
セールスランク:175116 位
発送可能時期:通常24時間以内に発送
参考価格:¥ 1,470 (税込)

ご購入前のご注意
当ウェブサイトはAmazonウェブサービスにより実現されております。 商品の取引契約および商品に関する情報は全てAmazon.co.jpの取り扱いとなります。

購入する

まさに漂流

本書では、現代に生きる10代から30代までのフリーターたちの苦悩を、著者が数年に及ぶ取材によって(白黒だが)写真も交えながら伝えている。
若い世代の僕たち、そして、この社会を築き上げてきた今の大人たちに向けられたメッセージでもある。

僕の両親は、「フリーターはダメ。」と口を揃えて言うが、まだ社会に出たことの無い僕にとって、何がどう駄目なのかよく分からなかった。
今の時期、特にやりたいこともなく、これといった目標もなく、進学するか就職するか悩んでいる高校生もたくさんいると思う。大学や専門学校、就職の内定が既に取れた人もぜひ読んでほしい。(もしくは大人たちにも)

僕も実際、本書を読むまで「別に今特にやりたいこともないし、フリーターでもいいかな」と思っていた時期もあり、僕にとって、とてもいい示唆であったと思います。
特に難しい言葉も出てこないので、サラサラと読むことができました。
年代別、さまざまなフリータ?の実態

 自ら望んでフリーターになった若者がだんだん少なくなり、仕方なくなってしまった若者たちが急増している。しかも、1度フリーターになるとなかなか抜け出せなくなる現実。
 ここまで若者の正社員になる道が険しいとは、この種の本を読むまでまったく気づかなかった。しかも、運よく正社員になれた者もノルマの厳しさについていけず、辞めてフリーターになる者も多いという。
 なぜ、私がこういうことに関心を持つようになったかといえば、息子が進学をとりやめてフリーターになると言い出したからだ。フリーターになることを安易に考えすぎている、すぐにそう思った。息子の背景にあるものを知りたいと思った。
 そこで、検索して出てきた1冊だ。ただ、この本に登場してくるフリーターたちが、一般のフリーターを代表しているとは思えない。どちらかといえば特徴あるフリーターだから取り上げたという気がする。
 フリーター問題は、今や日本の労働問題だということがよく理解できる。そして、教育問題でもあるということが。この本はフリーター問題の入門書としては最適だが、核心までは届いていない。だから、どうすればよいのかという問題は他の本をあたってみればよい。
フリーターの現実を知るチャンス

インタビュー形式で書き起こされたものだが、読んでいると、高度成長期の「金の卵」と言われ、中卒で都会への集団就職を彷彿させるような錯覚を起こさせる。
しかし、もしかすると地方の現実はそうかもしれない。
首都圏で暮らして、首都圏の若者だけを見て、フリーター云々を語るのは簡単かもしれない。日本全国全体のフリーター調査としての参考材料にはなる。

そして、一般にマスコミに報道されているフリーターは首都圏中心で、地方の現実の厳しさは報道されていないとすると、政府のフリーター対策というのが、あまりにも、軽々しく扱われているのではないかと疑問を持たざるを得なくなる。

実はかれらこそがこれからの日本を背負って行く中核的存在ならば、受け皿側の対応は緊急を要すると思われる。
安に報道ネタとして使って欲しくないと思った。
良質のインタビュー集だが、不徹底なところもある

この本のいいところ
1、フリーターの現実がよく描かれているところ。世間ではお気楽なイメージを持たれているフリーターだが、実際には一生懸命仕事をしても給料や地位が上がらず、使い捨てだったり、社会保険に入っていないので病気にもなれないなどの過酷な状況で働いているのである。
2、定義。内閣府の定義を用いているところ(厚生労働省の定義(派遣社員、契約社員を含まない)では問題点がぼやける)。
この本のイマイチなところ
記述が不徹底なところが散見している。p9の「新しい価値観が生まれている」という表現や、p91の投書を見ると、フリーターになることが悪であるというメッセージも送ってしまっている(もっとも、投書は公平に取り上げなければならないので、やむを得ない面もあるが)。この本のメッセージは、問題を解決するには政策面や企業側の取り組みが欠かせないということではなかったのか。それに関連してだが、政策の提言があってもよかったのではないか。
結論
いいところ星5つ。イマイチなところで一つ減らして、星4つ。



旬報社
フリーターにとって「自由」とは何か
自動車絶望工場―ある季節工の手記 (講談社文庫)
天使のすむ町 (Y.A.Books)
フリーターに滞留する若者たち
ルポ正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場